ボルトと溶接を使用した製品およびサブアセンブリの作成と接続

プロパティパネルでボルトと溶接のプロパティを使用して、製品を作成したり、サブアセンブリを既存の製品に接続したりできます。

ボルトを使用して製品を作成および接続します。

工場ボルトを作成すると、製品とメイン部材が自動的に定義されます。さらに、ボルトを使用して他の部材を製品に接続したり、サブアセンブリを既存の製品に接続してネストされた製品を作成したりすることもできます。

Tekla Structures での製品の作成方法を制御するには、プロパティパネルの [ボルト] プロパティで [部材/製品の接続] および [施工場所] リストを使用します。

ボルト作成時に部材を選択する順序によって、製品のメイン部材と副部材、あるいは製品階層が決まります。


製品タイプ	接続	ボルトタイプ	結果
基本製品	副部材	工場	副部材としてボルト付けする部材を使用した基本製品通常は、最初に選択した部材が製品のメイン部材になります。
ネストされた製品	サブアセンブリとして	工場または現場	サブアセンブリとしてボルト付けする製品を使用してネストされた製品。最初に選択した部材によって、ボルト付け先の製品が決まります。
	副部材	現場	製品は作成されません。

工場溶接を作成すると、製品とメイン部材が自動的に定義されます。さらに、溶接を使用して他の部材を製品に接続したり、サブアセンブリを既存の製品に接続してネストされた製品を作成したりすることもできます。

Tekla Structures での製品の作成方法を制御するには、プロパティパネルの [溶接] プロパティで [部材/製品の接続] および [工場/現場] リストを使用します。

溶接作成時に部材を選択する順序によって、製品のメイン部材と副部材、あるいは製品階層が決まります。最初に選択した部材が製品のメイン部材になります。Tekla Structures では、副部材の寸法は製品図内でメイン部材を基準に調整されます。


製品タイプ	接続	ボルトタイプ	結果
基本製品	副部材	工場:	副部材として溶接する部材を使用した基本製品。通常は、最初に選択した部材が製品のメイン部材になります。
ネストされた製品	サブアセンブリとして	工場: または [現場]	サブアセンブリとして溶接する製品を使用してネストされた製品。最初に選択した部材によって、溶接先の製品が決まります。
	副部材	現場:	製品は作成されません。