アプリケーションとコンポーネント カタログのカスタマイズ

Tekla Structures
2022
Tekla Structures

アプリケーションとコンポーネント カタログのカスタマイズ

カタログ定義ファイルを使用して [アプリケーションとコンポーネント] カタログのカタログ定義設定を変更し、グループ構造を会社のニーズに合わせて設定できます。新しい Tekla Structures バージョンにアップグレードしたときは、設定とグループ構造を必ず確認してください。

カタログの定義ファイル (ComponentCatalog.xml) は、XS_SYSTEMXS_FIRMXS_PROJECT で指定されたフォルダーおよびモデル フォルダーにあります。カタログ定義ファイルがが複数ある場合、Tekla Structures によりファイル内の情報が結合されます。フォルダー検索順序の詳細については、「フォルダーの検索順序」を参照してください。

[アプリケーションとコンポーネント] カタログのグループ構造を作成するときに、XS_SYSTEM で指定されたフォルダーにあるカタログ定義ファイルの最上位の構造を定義します。特定の設定に不要なグループ構造およびカタログの内容を非表示にするには、それらの設定のカタログ定義ファイルを編集します。

[アプリケーションとコンポーネント] カタログの使用方法についての一般的な指示は、「[アプリケーションとコンポーネント] カタログの使用方法」を参照してください。

[アプリケーションとコンポーネント] カタログのツールに関する、インストラクター サイド パネルのヘルプ ページを独自に追加することもできます。「インストラクター ヘルプをアプリケーションとコンポーネントに追加する」を参照してください。

カタログの編集

  1. XS_COMPONENT_CATALOG_ALLOW_SYSTEM_EDIT 詳細設定を TRUE に設定すると、カタログ定義ファイルを編集できます。
  2. [アプリケーションとコンポーネント] カタログで 高度な機能へのアクセス > カタログ管理 > 編集モード をクリックして、編集するカタログ定義ファイルを選択します。

    ファイルのリストには、すべての環境フォルダー、プロジェクトおよび企業フォルダー (定義されている場合)、およびモデル フォルダーが表示されます。必要なカタログ定義ファイルフォルダーのパスは、XS_SYSTEMXS_SYSTEM に定義できます。

    XS_COMPONENT_CATALOG_ALLOW_SYSTEM_EDITTRUE に設定されていない場合は、XS_SYSTEM 内のファイルの横に小さい警告アイコンが表示されます。この図は、淡色表示のファイルの横に警告アイコンが表示されている状態を表しています。

    淡色表示のファイルは存在していませんが、それらを選択し、[編集モード] メッセージ ボックスで [はい] と答えることで、それらのファイルを作成できます。

    ファイルの横にある をクリックして既存のファイルを削除できます。

  3. 編集するファイルを選択します。

    フォルダー名の前にあるチェック マークは現在編集中のファイルを示します。

  4. カタログの内容を整理するためのグループおよびサブグループを新規作成するには、カタログ内で右クリックし、[新規グループ...] を選択します。
  5. [グループ化が解除されたアイテム] から、新しいグループまたは事前定義したその他のカスタム グループに内容を移動します。アイテムを別のグループに移動するには、そのアイテムを右クリックし、[グループに追加] を選択して、目的のグループを選択します。

    [グループ化が解除されたアイテム] グループは常に空にしておくことが重要です。Tekla Warehouse からダウンロードされるすべてのアイテムが、このグループ内に置かれるためです。[グループされたアイテムを配置すると、ungroupedアイテムに自動的に削除されます。

    コンテンツをグループに収集し、カタログ定義ファイルとして発行する方法については、「[アプリケーションとコンポーネント] カタログでのグループの出力」を参照してください。

カタログの維持

[アプリケーションとコンポーネント] カタログの構造とコンテンツを明確で秩序のある状態に維持するには、グループを最新で整理された状態に保ち、不要なアイテムをカタログ定義ファイルから削除します。

  1. [アプリケーションとコンポーネント] カタログの右下隅にある をクリックし、メッセージ ログを表示します。

    カタログ定義ファイルで定義されたアイテムが Tekla Structures ソフトウェアから削除された場合、削除されたアイテムは [アプリケーションとコンポーネント] カタログのエラー メッセージ ログに含まれます。

  2. ログに、見つからないアイテムの参照が含まれている場合は、該当する ComponentCatalog.xml ファイルを編集して参照を手動で削除します。

    編集する前に、そのファイルのバックアップ コピーを取ることをお勧めします。

  3. これらの変更によって新たにエラーが生じないこと、または [アプリケーションとコンポーネント] カタログ内のグループ構造が崩れないことを、十分にテストします。少なくとも [グループ化が解除されたアイテム] および [古いカタログ] グループを確認します。
  4. 新たに追加されたアイテムは [グループ化が解除されたアイテム] グループに置かれます。グループ内に新しいアイテムがある場合は、それらを適切な事前定義グループに移動し、必要に応じて特定の設定に対して非表示にします。
  5. 適切なサムネイルを必要に応じてアイテムに追加します。

カタログ内のコンポーネントまたはグループのトラブルシューティング

[アプリケーションとコンポーネント] カタログのコンポーネントまたはグループが期待どおりに機能しない場合は、コンポーネントまたはグループの作成に使用されるデータを示すトラブルシューティング ダンプ ファイルを生成できます。

  1. [アプリケーションとコンポーネント] カタログで、高度な機能へのアクセス > カタログ管理 > 選択したコンポーネントまたはグループのダンプ コマンドを表示 をクリックします。
  2. カタログで、コンポーネントまたはグループを選択し、右クリックして [トラブルシューティング データをダンプ] を選択します。
  3. 表示されたダイアログ ボックスで、保存先のファイル パスを選択し、ファイル名を入力してから、[保存する] をクリックしてファイルを保存します。

    デフォルトでは、ファイルはモデルの \local\temp フォルダーに保存されます。

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