ハンチ鉄筋 (81)

Tekla Structures
2022
Tekla Structures

ハンチ鉄筋 (81)

[ハンチ鉄筋 (81)] では、コンクリート柱の1本または2本のハンチ用の鉄筋を作成します。2本のハンチは、レベル、厚さ、水平位置が同一である必要があります。

作成されるオブジェクト

  • 主筋

  • あばら筋

  • 追加鉄筋

適用

状況

説明

上部レベル、厚さ、および水平位置が同一な、2本の丸形傾斜ハンチ。

追加鉄筋2本 (各鉄筋が交差)。

1本の直線ハンチ。

追加鉄筋1本。

制限事項

2本のハンチが極めて異なる場合、[ハンチ鉄筋 (81)] を使用しないでください。

実際の作業を始める前に

  • コンクリート柱と梁を作成します。

  • ハンチを作成します。ハンチを作成するには、[ハンチ接合 (14)] またはシーティング ジョイントを使用します。

選択順序

  1. メイン部材 (コンクリート柱) を選択します。

  2. 副部材 (1 本以上のハンチ) を選択します。

  3. マウスの中ボタンをクリックして鉄筋を作成します。

[主筋] タブ

主筋の長さ、コンクリート カバーの厚さ、鉄筋の間隔、および鉄筋のプロパティを制御するには、[主筋] タブを使用します。

説明

1

主筋の長さ。

2

コンクリート表面から主筋までの距離。

オプション

説明

等級

鉄筋に使用する鋼材の強度。

サイズ

鉄筋の直径。

名前

主筋の名前を定義します。

Tekla Structures では、この名前は図面とレポートで使用されます。

[クラス]

[クラス] を使うと、鉄筋をグループ化できます。

たとえば、鉄筋をクラス別に異なる色で表示できます。

頭マーク

部材マークの頭文字。

開始番号

部材マークの開始番号。

形状に従う

この設定は、横断方向あばら筋にも影響します。

オプション 説明

傾斜

最後の鉄筋セグメントは、傾斜しているハンチの縁端に従います。

水平

最後の鉄筋セグメントが水平に作成されます。

かぶり厚

説明

1

コンクリートかぶり厚。

2

鉄筋の本数。

3

鉄筋間の間隔。

[あばら筋/横断方向あばら筋/対角あばら筋] タブ

あばら筋の作成、あばら筋タイプ、コンクリートかぶり厚、鉄筋の間隔、および鉄筋のプロパティを制御するには、[あばら筋][横断方向あばら筋]、および [対角あばら筋] タブを使用します。

あばら筋

コンクリート表面からあばら筋までの距離を定義します。

オプション オプション オプション

コンクリートかぶり厚

コンクリートかぶり厚を定義します。コンクリートかぶり厚がそれぞれの側面で同じであることを選択できます。

オプション オプション オプション

オプション

説明

本数

鉄筋の本数を定義します。

間隔

鉄筋間の間隔を定義します。

柱の横断方向あばら筋

柱を横断方向あばら筋で補強するかどうかを選択します。

名前

あばら筋の名前を定義します。

Tekla Structures では、この名前は図面とレポートで使用されます。

サイズ

鉄筋の直径。

等級

鉄筋に使用する鋼材の強度。

[クラス]

[クラス] を使うと、鉄筋をグループ化できます。

たとえば、鉄筋をクラス別に異なる色で表示できます。

頭マーク

部材マークの頭文字。

開始番号

部材マークの開始番号。

あばら筋タイプ

オプション

説明

あばら筋は単一の曲げ鉄筋で構成されます。

フック長を定義します。

デフォルト値 (標準の90°のあばら筋のフックの場合) は、rebar_database.inpファイルから読み込まれます。

このあばら筋タイプの適切な重なり位置を選択します。

あばら筋は、互いに向き合って重なり合う2本のU型鉄筋で構成されます。

最小および最大のオーバーラップの長さを定義します。

あばら筋は、2 つのオーバーラップ U型鉄筋で構成されます。

最小および最大のオーバーラップの長さを定義します。

横断方向あばら筋は、1 本のオープンな U 型鉄筋です。

[追加鉄筋] タブ

ハンチ内の追加鉄筋の作成、コンクリートかぶり厚、および追加鉄筋のプロパティを制御するには、[追加鉄筋] タブを使用します。

追加鉄筋

オプション

説明

追加鉄筋なし。

追加鉄筋1本。

追加鉄筋2本 (各鉄筋が平行)。

追加鉄筋2本 (各鉄筋が交差)。

追加鉄筋2組 (各鉄筋が交差)。

あばら筋とかぶり厚

コンクリート表面からあばら筋までの距離と追加の鉄筋寸法を定義します。

コンクリートかぶり厚を定義します。

オプション

説明

等級

鉄筋に使用する鋼材の強度。

サイズ

鉄筋の直径。

名前

追加鉄筋の名前を定義します。

Tekla Structures では、この名前は図面とレポートで使用されます。

[クラス]

[クラス] を使うと、鉄筋をグループ化できます。

たとえば、鉄筋をクラス別に異なる色で表示できます。

頭マーク

部材マークの頭文字。

開始番号

部材マークの開始番号。

[鉄筋製品] タブ

作成した鉄筋を、キャスト ユニットに鉄筋製品として追加するには、[鉄筋製品] タブを使用します。

鉄筋製品として作成

定義済みの製品タイプ、名前、頭マーク、および開始番号を使用して、作成した鉄筋を鉄筋製品としてキャストユニットに追加できます。

オプション 説明

鉄筋製品として作成

すべての鉄筋を 1 つの鉄筋製品として作成し、入力部材のキャストユニットに含めるには、[はい] を選択します。

既存の鉄筋製品に追加
  • 追加しない:新しい鉄筋は、鉄筋製品としてキャストユニットに追加されます。

  • 鉄筋として:新しい鉄筋を既存の鉄筋製品に鉄筋として直接追加します。
  • サブアセンブリとして:すべての新しい鉄筋を独自の新しい鉄筋製品に追加します。これによって、メイン鉄筋製品にサブアセンブリとして含まれます。

鉄筋製品タイプ

鉄筋製品のタイプを選択します。

タイプを選択しない場合、鉄筋製品のデフォルト値が使用されます。

名前プロファイル開始番号

名前、プロファイル、および開始番号を定義します。

これらを定義しない場合、鉄筋製品のデフォルト値が使用されます。

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