溶接金網プロパティのカスタマイズ

Tekla Structures
2022
Tekla Structures

溶接金網プロパティのカスタマイズ

[溶接金網] プロパティを使用して、カスタマイズされた溶接金網のプロパティを表示および変更します。溶接金網プロパティ ファイルのファイル名拡張子は .rbm です。

カスタマイズされた溶接金網 の次のプロパティを定義できます。

  1. 長手方向鉄筋の長さ
  2. 横筋の長さ
  3. 縦筋左定着長
  4. 縦筋右定着長
  5. 横筋左定着長
  6. 横筋右定着長
  7. 長さ
オプション 説明

[間隔指定]

溶接金網の分布を定義します。

  • [すべて同じ間隔]: 鉄筋が等間隔で配置された溶接金網を作成するときに使用します。

    Tekla Structures により、[距離][左定着長] の値を使用して、[長さ] または [幅] の長さに対応できる数の鉄筋が分配されます。

    [右定着長] は自動的に計算されます。この値を 0 (ゼロ) にすることはできません。

  • [異なる間隔]: 鉄筋の間隔が不規則な溶接金網を作成するときに使用します。

    Tekla Structures により、[距離][左定着長]、および [右定着長] の値に基づいて、[幅][長さ] が計算されます。

    値を変更しない場合、間隔指定は [すべて同じ間隔] に変更されます。

距離

長手方向鉄筋または横筋の間隔です。

間隔指定で [異なる間隔] を選択した場合は、すべての間隔値をスペースで区切って入力します。 間隔値を繰り返すには乗算を使用します。 次に例を示します。

2*150 200 3*400 200 2*150

鉄筋の間隔が不規則な溶接金網を作成できます。 長手方向鉄筋および横筋に対して、異なる鉄筋サイズまたは複数の異なる鉄筋サイズを定義することもできます。

複数の鉄筋サイズを使用してパターンを作成できます。 たとえば、長手方向に鉄筋寸法として「20 2*6」と入力した場合、Tekla Structures では、サイズが 20 の 1 本の鉄筋とサイズが 6 の 2 本の鉄筋で構成されるパターンが作成されます。 金網内でこのパターンを長手方向に繰り返すことができます。

[左定着長]

一番外側の長手方向鉄筋にかかる横筋の延長です。

一番外側の横筋にかかる長手方向鉄筋の延長です。

[右定着長]

直径

長手方向鉄筋または横筋の直径またはサイズです。

長手方向鉄筋と横筋に対して複数の直径を定義できます。 直径の各値をスペースで区切って入力します。 直径値を繰り返すには乗算を使用できます。 たとえば、長手方向に 12 2*6、横筋方向に 6 20 2*12 と指定できます。

[幅]

横筋の長さです。

[長さ]

長手方向鉄筋の長さです。

[等級]

溶接金網の鋼材の等級です。

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