XS_USE_ONLY_NOMINAL_REBAR_DIAMETER
[詳細設定] ダイアログ ボックス内のカテゴリー
コンクリート詳細設計
公称径は、鉄筋の断面積の計算に使用される径です。実際の径ではリブが考慮され、鉄筋が通る最も小さい孔径が示されます。
公称径と実際の径に使用する値は、rebar_database.inpで定義します。このファイルは、\<environment>\profilの環境フォルダにあります。
この詳細オプションを TRUE
に設定すると、公称径が使用されます。 実際の径を使用するには、この詳細オプションを FALSE
に設定します。 デフォルト値は FALSE
です。
この詳細オプションがFALSE
に設定されている場合、Tekla Structuresバージョン18よりも前のバージョンで作成されたモデルを開くと、鉄筋の中心線が所定の位置に維持され、コンクリートかぶり厚が小さくなります。鉄筋のすべての曲げ寸法が大きくなります。この問題を解決するには、この詳細オプションをTRUE
に設定するか、すべての鉄筋のコンクリートかぶり厚を適切な値に変更します。
鉄筋をユニテックデータにエクスポートするときは、公称径と実際の径のどちらをエクスポートするかを選択できます。 他のエクスポート(BVBSなど)では、この詳細オプションに関係なく、エクスポートされた定義で常に公称径が使用されます。
プロジェクトの途中でこのオプションを変更しないでください。
この詳細オプションを変更すると、モデリングされた鉄筋も変更されます。 実際の径を使用すると、モデル内の鉄筋が太くなります。 太くなった鉄筋に対応するために、コンクリートかぶり厚も自動的に変更されます。 このオプションを変更した場合、次回の再起動後にコンクリートかぶり厚の値が変更されます。
この詳細設定は、役割固有です。タイプ [SYSTEM(ROLE)] を使用している場合、デフォルト値が使用されます。タイプ [MODEL(ROLE)] または [DRAWING(ROLE)] を使用している場合、値を変更できます。値は、現在のモデルのすべてのユーザーに対して同じになります。