梁端部補強 (79)

Tekla Structures
2022
Tekla Structures

梁端部補強 (79)

[梁端部補強 (79)] では、コンクリート梁またはストリップ フーチングの端部の鉄筋を作成します。

作成される鉄筋

  • 水平U型鉄筋 (タイプ1および2)

  • 垂直U型鉄筋 (タイプ3Aおよび3B)

  • 傾斜鉄筋 (タイプ4)

  • あばら筋 (タイプ5Aおよび5B)

説明
1 水平U型鉄筋 (タイプ2)
2 水平U型鉄筋 (タイプ1)
3 傾斜鉄筋 (タイプ4)
4 垂直U型鉄筋 (タイプ3A)
5 あばら筋 (タイプ5A)
6 垂直U型鉄筋 (タイプ3B)
7 あばら筋 (タイプ5B)

使用方法

状況

詳細

標準梁

梁端部に鉄筋3Aと5Aを使用します。

弾んだ梁

ノッチ処理された領域にアンカー ボルト孔がある梁

長方形の断面がある梁とストリップ フーチング

使用しない場合

不規則な断面がある部材。

実行前の準備

  • コンクリート梁またはストリップ フーチングを作成します。

  • 補強に必要な面積を計算します。

指示順番

  1. コンクリート梁またはストリップ フーチングを選択します。

  2. 位置を指示します。

[ピクチャー] タブ

コンクリートかぶり厚、コンクリート表面から鉄筋までの距離、および鉄筋4の角度を定義するには、[ピクチャー] タブを使用します。

[鉄筋] タブ

作成する鉄筋、鉄筋の寸法、およびスライス鉄筋3Aと3Bを定義するには、[鉄筋] タブを使用します。

水平U型鉄筋1および2

次のオプションを使用して、水平平面にある梁端部の下部領域に鉄筋を作成します (鉄筋タイプ1)。

オプション

説明

平面ごとに2本の鉄筋。一方は梁端部の中央にあり、もう一方は梁の側面に延長されています。

各平面上に1本の鉄筋があり、梁の側面に延長されています。

梁端部の中央にある、各平面の1本の鉄筋。

書く平面の重なり合う2本の同一鉄筋。

梁端部の上部領域の孔の周囲に鉄筋を作成するには、鉄筋2の寸法を入力します。

垂直U型鉄筋3Aおよび3B

垂直のU型鉄筋を作成するには、次の寸法を入力します。

  • 鉄筋3A: 梁のノッチ処理された領域の場合。

  • 鉄筋3B: 梁の上部材の場合。

鉄筋の接合3

スプライスを使って2本の鉄筋を結合し、垂直U型鉄筋 (タイプ3) を作成できます。これを行うには、[鉄筋] タブの次のリスト ボックスを使用します。

スプライスの鉄筋を選択するときにスプライス タイプを選択できます。

オプション

説明

上にラップ

梁端部の水平方向中心線の上側にラップ スプライスを作成します。

下にラップ

梁端部の水平方向中心線の下側にラップ スプライスを作成します。

両方ラップ

梁端部の水平方向中心線の中心にラップ スプライスを作成します。

カプラー

カプラーが作成されます。

溶接継手

溶接継手を作成します。

ラップ スプライスでは、ラップ長さLと、鉄筋をどちらかの上に重ねるか両方を平行に合わせるかを指定できます。

すべてのスプライス タイプについて、梁端部の水平方向中心線からスプライスの中心点までのオフセットを指定できます。

あばら筋5Aおよび5B

梁端部のあばら筋を作成するには、次の寸法を入力します。

  • 鉄筋5A: 梁のノッチ処理された領域の場合。

  • 鉄筋5B: 梁の上部材の場合。

[グループ] タブ

鉄筋のグループ化プロパティを定義するには、[グループ] タブを使用します。

鉄筋タイプのグループごとに鉄筋の数と間隔を入力します。間隔が変化する場合、値を個別に入力します。

[属性] タブ

[属性] タブを使用して鉄筋プロパティを定義します。

オプション

説明

等級

鉄筋に使用する鋼材の強度。

サイズ

鉄筋の直径。

頭マーク

部材マークの頭文字。

開始番号

部材マークの開始番号。

名前

鉄筋の名前を定義します。

Tekla Structures では、この名前は図面とレポートで使用されます。

[クラス]

[クラス] を使うと、鉄筋をグループ化できます。

たとえば、鉄筋をクラス別に異なる色で表示できます。

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