オートデフォルトおよびオートコネクションでの反力とUDLの使用

Tekla Structures
2022
Tekla Structures

オートデフォルトおよびオートコネクションでの反力とUDLの使用

部材のユーザー定義情報でオートコネクションおよびオートデフォルトに反力を設定できます。ジョイントダイアログボックスの[設計]タブではオートデフォルトにも設定できます。

反力

ルールで反力を使用しており、オートデフォルトがアクティブになっている場合は、Tekla Structuresにより、まず対応するジョイントのプロパティで反力が検索されます。プロパティに反力が含まれていない場合、Tekla Structuresによりジョイントの副部材のユーザー定義情報で反力が検索されます。Tekla Structuresによりユーザー定義情報で反力が見つからない場合は、反力ルールを使用することはできません。

せん断力計算

反力値を指定していない場合は、UDL (等分布面荷重)せん断力ルーチンを使用してせん断力が計算されます。UDL計算は、主にフィート・インチ単位で使用するためのものです。降伏応力値、プロファイル寸法、およびUDL率を使用して、最大許容せん断力が計算されます。

  • 降伏応力は、材質カタログで定義されます。
  • プロファイル寸法は、プロファイルカタログから取得されます。
  • UDL率は、ジョイントダイアログボックス、または詳細設定から取得されます。

Tekla Structuresにより、オートデフォルトのせん断力ルールと結果が比較されます。

オートコネクションおよびオートデフォルトにUDLを使用するには、次のようにします。

目的 操作
オートコネクションでのUDLの使用
  1. ジョイントダイアログボックスの[設計基準]タブで、UDLオプションを[はい]に設定します。
  2. [UDL %]ボックスにUDL率を入力します。

    値を入力しない場合、Tekla Structuresにより、XS_AUTODEFAULT_UDL_PERCENT詳細設定で設定されているデフォルトのパーセンテージが使用されます。

オートデフォルトでのUDLの使用
  1. ジョイントダイアログボックスの[設計基準]タブで、[UDLを使用する]オプションを[はい]に設定します。
  2. [UDL %]ボックスにUDL率を入力します。

    値を入力しない場合、Tekla Structuresにより、XS_AUTODEFAULT_UDL_PERCENT詳細設定を使用して設定されているデフォルトのパーセンテージが使用されます。

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