1. モデルで、基準線をダブルクリックして基準性のプロパティを開きます。
2. 必要に応じて基準線プロパティを変更します。

   この例では、エレベーションの基準線ラベルを作成するため、Z 方向の [名称] を変更する必要があります。

   

3. [ユーザー定義情報...] をクリックします。
4. 必要なユーザー定義情報を入力します。

   オフセットが 0 の場合でも、[Z方向オフセット] ボックスを空白のままにすることはできません。オフセットが 0 の場合には、0 を入力する必要があります。

   この例では、[基準線ラベルのテキスト]、[Z方向オフセット]、および [Z方向の頭マークオフセット] が定義されている必要があります。 頭マークとラベル テキストは、図面の [詳細基準線ラベルのプロパティ] でも定義することができます。

   

   図面の [ビュープロパティ] の [エレベーション基準レベル] は、[Z方向オフセット] の場合と同様に機能しないことに注意してください。 基準線のユーザー定義情報で [Z方向オフセット] を 1000.00 に設定すると、[エレベーション基準レベル] を -1000.00 に設定した場合と同じ結果になります。 ビューの [エレベーション基準レベル] を設定すると、座標が移動し、エレベーション マークは座標を基準にして配置されます。 [エレベーション基準レベル] を設定しても、ビューの内容は移動しません。内容は反対方向に相対的に移動します。

5. [OK] をクリックし、基準線を選択して [変更] を選択します。

1. 一般図を開きます。
2. [注記] タブで、Shift キーを押しながら [基準線ラベル] をクリックします。
3. カスタム基準線ラベルのプロパティを定義します。

   基準線ラベルの配置	表示される基準線ラベルを選択するには、目的のチェック ボックスを選択します。
   設定の取得先	基準線ラベルのプロパティの取得先を定義します。 [基準線] は、基準線のプロパティを継承します。 テキストの色、高さ、フォントの設定を標準的な図面の [基準線(グループ)プロパティ] ダイアログ ボックスで定義した場合に、[変更] をクリックすると、[詳細基準線ラベルのプロパティ] の対応する設定がそれに応じて変更されるので注意してください。 [ダイアログボックス] オプションでは、[詳細基準線ラベルのプロパティ] で定義された設定が使用されます。
   フレーム形状	フレームの形状を選択します。 任意のシンボルの内側の下部に基準線ラベルのテキストを表示 任意のシンボルの内側の上部に基準線ラベルのテキストを表示 引出し線付きの任意のシンボルの外側の引出し線の下側に基準ラベルのテキストを表示 引出し線付きの任意のシンボルの外側の引出し線の上側に基準ラベルのテキストを表示 詳細設定 XS_DRAWING_GRID_LABEL_FRAME_FIXED_WIDTH を定義した値に設定することで、基準線ラベル枠の固定サイズを定義できます。 基準線ラベル フレームのサイズを自動的に計算するには、値を設定しないでおきます。
   ファイル	リストからシンボル ファイルを選択します。
   数	[...] ボタンをクリックし、シンボルをダブルクリックします。 たとえば、エレベーション シンボルは、デフォルトでは、xsteel.sym ファイルのシンボル番号 35 です。
   色	基準線ラベル枠シンボルの色と線種を選択します。
   高さ	基準線ラベル枠シンボルの高さを設定します。 高さを入力してください: [高さ] ボックスに高さを入力します。 自動サイズ: シンボルの高さを自動的に調整します。 [自動サイズ] の最小の高さを入力してください: シンボルの最小高さを設定します。
   線に合わせる	[はい] を選択すると、垂直および斜めの基準線のラベルが基準線に合わせて回転します。
   基準線: 数	基準線番号の [頭マーク]、[色]、[高さ]、[フォント] を定義します。 基準線のユーザー定義情報の頭マークを定義している場合は、ここで定義する必要はありません。
   基準線: テキスト	基準線ラベルのテキストの [頭マーク]、[色]、[高さ]、[フォント] を定義します。 基準線のユーザー定義情報の頭マークを定義している場合は、ここで定義する必要はありません。
   軸テキストの作成	[はい] または [いいえ] を選択します。 [はい] を選択すると下記のオプションが有効になります。デフォルト値は [いいえ] です。 基準線のユーザー定義情報で頭マークと基準線の軸テキストを定義している場合は、ここで定義する必要はありません。
   軸 X の接頭辞	X 軸の頭マークを定義します。
   軸 Y の接頭辞	Y 軸の頭マークを定義します。
   軸 Z の接頭辞	Z 軸の頭マークを定義します。
   色	基準線の軸テキストの色を定義します。
   高さ	基準線の軸テキストの高さを定義します。
   フォント	基準線の軸テキストで使用するフォントを指定します。

4. [名前を付けて保存] ボックスに一意の名前を入力し、[名前を付けて保存] をクリックすることによって、後で使用できるようにプロパティを保存します。
5. [OK] をクリックして、基準線を指定します。

1. [基準線（単独）の選択] 選択スイッチがアクティブになっている ことを確認します。
2. 開いている図面で、[注記] タブで Shift キーを押しながら [基準線ラベル] をクリックします。
3. 基準線ラベルのプロパティを定義します (上記の手順を参照)。
4. [OK] をクリックして、基準線を指定します。
   範囲選択を使用して複数の基準線を選択することもできます。

基準線ラベルを選択して、カスタム基準線ラベルを変更できます。

1. [基準線（グループ）の選択] 選択スイッチがアクティブになっている ことを確認します。
2. 開いている図面で、[注記] タブで Shift キーを押しながら [基準線ラベル] をクリックします。
3. カスタマイズする基準線ラベルのチェック ボックスのみをオンにします。
4. カスタム基準線ラベルのプロパティを定義します。
5. [変更] をクリックして、基準線ラベルを選択します。

基準線の別々の端部に標準のラベルとカスタマイズされたラベルを使用できます。

1. [基準線（グループ）の選択] 選択スイッチがアクティブになっている ことを確認します。
2. 開いている一般図で、[注記] タブで Shift キーを押しながら [基準線ラベル] をクリックします。
3. カスタマイズする基準線ラベルのチェック ボックスのみをオンにします。
   
4. カスタム基準線ラベルのプロパティを定義します。
5. [OK] をクリックし、基準線を選択します。
6. 選択スイッチを選択します。
7. 目的の基準線を選択し、右クリックして [プロパティ...] を選択し、基準線の反対側のチェック ボックスのみをオンにします。 範囲選択は、基準線を選択するのに便利です。
8. [変更] をクリックします。
   カスタム基準線ラベルが基準線の一方の端に表示され、従来の基準線ラベルが反対側の端に表示されます。

水平基準線ラベルと垂直基準線ラベルに、カスタマイズした別々のラベルを使用できます。

1. [基準線（グループ）の選択] 選択スイッチがアクティブになっている ことを確認します。
2. 開いている図面で、[注記] タブで Shift キーを押しながら [基準線ラベル] をクリックします。
3. [詳細基準線ラベルのプロパティ] で、右側の水平基準線ラベルのチェック ボックスのみをオンにします。
   
4. 水平基準線ラベルのプロパティを定義します。
   たとえば、エレベーションの基準線ラベルに対して、エレベーション シンボルを設定します。
5. [OK] をクリックし、基準線を選択します。

   カスタム基準線ラベルが水平基準線に追加されます。 垂直基準線には基準線ラベルが設定されません。

   

6. Shift キーを押しながら、 [基準線ラベル] をクリックします。
7. [詳細基準線ラベルのプロパティ] で、上側の垂直基準線ラベルのチェック ボックスのみをオンにします。
   
8. 垂直基準線ラベルのプロパティを定義します。
   たとえば、目的のフレーム ラベル タイプを選択します。
9. [OK] をクリックして、基準線を選択します。

1. [注記] タブで、Shift キーを押しながら [基準線ラベル] をクリックします。
2. 以下のいずれかの操作を行います。
   • 基準線の座標を基準線に沿って自動的に表示するには、以下の設定を定義します。

     

   • 別の方法で、異なる頭マークを使用して設定することもできます。
     1. まず、基準線のユーザー定義情報で、[X方向の頭マークオフセット] と [Y方向の頭マークオフセット] に値「W:」 と「N:」を 以下のように追加します。

        

     2. 次に、[詳細基準線ラベルのプロパティ] の図面で、[軸テキストの作成] を [はい] に設定します。

        

        

        これらの値に頭マークを入力する場合、[詳細基準線ラベルのプロパティ] で [軸 X の接頭辞] と [軸 Y の接頭辞] 情報を追加します。

     3. 基準線の座標を図面の基準線ラベルに自動的に表示するには、ユーザー定義の基準線属性に移動して、オフセット値を 0 に変更します。

        その後、図面の [詳細基準線ラベルのプロパティ] に移動し、[軸テキストの作成] を [いいえ] に設定します。