ナンバリングの概要と計画の立て方

Tekla Structures
2022
Tekla Structures

ナンバリングの概要と計画の立て方

図面または正確なレポートを作成するには、モデル内のすべての部材に番号を付けておく必要があります。一般図を作成する前に、モデルに番号を付ける必要はありません。

ナンバリングは、成果物(図面、レポート、NCファイルなど)において非常に重要です。番号はモデルをエクスポートする際にも必要となります。部材マークは、施行の製作、出荷、および架設の段階で重要な役割を果たします。Tekla Structuresでは、モデル内の各部材と製品/キャストユニットにマークが割り当てられます。マークには、部材または製品の頭マークと位置番号、およびその他の要素(プロファイルや材質など)が含まれます。マークは、類似する部材と異なる部材を確認する際に部材を番号で識別するのに役立ちます。マークシリーズに含まれる同一の部材には同じ番号が付けられるため、製作計画を立てやすくなります。

プロジェクトの初期フェーズでナンバリングを計画することをお勧めします。 他のユーザーが同じモデルを使用する場合には、プロジェクトの全メンバーが従うナンバリング計画を立てることがさらに重要になります。 最初の図面とレポートを作成する前に、ナンバリングを準備しておく必要があります。

ナンバリングを計画するときは、最初に建物の1階部分、次に2階部分というように、フェーズごとにモデルに番号を付けると便利です。

マークシリーズ内の番号が不足したり、マークシリーズが別のマークシリーズと重複したりしないように、開始番号は広い範囲で指定します。たとえば、1階部分の開始番号を1000にし、2階部分の開始番号を2000にします。

部材または製品のナンバリングが最新でない場合は、図のように、疑問符 (?) が部材ラベルおよび [オブジェクト情報を表示] ダイアログ ボックスに表示されます。

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