鉄筋のかぶり厚を定義するには、以下のいずれかの操作を行います。
これを
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実行するには
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直接変更を使用してかぶり厚を変更する
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[直接変更] スイッチがアクティブになっていることを確認します。
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単体の鉄筋、鉄筋グループ、または金網を選択します。
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線ハンドルを目的の位置にドラッグします。
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[シングル鉄筋]、[鉄筋グループ]、または [溶接金網] プロパティを使用して、かぶり厚を変更します。
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単体の鉄筋、鉄筋グループ、または金網を選択します。
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鉄筋をダブルクリックし、プロパティを開きます。
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[かぶり厚] セクションで、鉄筋のかぶり厚を定義します。
かぶり厚は 3 方向で定義できます。
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平面上。つまり、部材の下面、上面、および側面から鉄筋までの距離です。
複数の値を入力できます。 鉄筋を作成する際に点をピックする順に値を入力します。 鉄筋脚部より小さい値を入力すると、Tekla Structures により他の脚部の最後の値が使用されます。
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平面から。つまり、部材の端面から鉄筋までの距離です。
鉄筋が部材の外側にある場合は、[平面上] または [平面から] ボックスに負の値を入力します。
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鉄筋の縦筋方向。つまり始点と終点です。
鉄筋の最終的な脚部の長さを定義するには、[脚の長さ] オプションと [線上の近接点にスナップ] スイッチを使用します。 次に、部材の縁端または線上の任意の場所をピックして、鉄筋脚部の方向を示します。
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[変更] をクリックします。
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モデル内の鉄筋セットのデフォルトのかぶり厚の変更
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[ファイル] メニューで をクリックし、[オプション] ダイアログ ボックスを開きます。
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[鉄筋セット] 設定と [かぶり厚と位置] タブに移動します。
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設定を変更し、[OK] をクリックします。
全体座標系やローカル座標系で、および異なる部材の面で、デフォルトのかぶり厚の値を定義できます。 各コンクリート部材のプロパティで、全体かぶり厚の値を使用するかローカルかぶり厚の値を使用するかを選択できます。
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変更をモデル内のすべての鉄筋に、または選択された鉄筋に適用するには、リボンの [鉄筋] タブに移動し、 をクリックします。
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個々のコンクリート部材または部材タイプの鉄筋セットのかぶり厚の変更
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コンクリート部材をダブルクリックしてプロパティにアクセスします。
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[鉄筋セットのコンクリートかぶり厚] セクションに移動します。
または、[ユーザー定義情報] をクリックして [鉄筋セット] タブに移動することもできます。
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座標系を選択します (全体または部材のローカル)。
空のオプションを選択した場合、Tekla Structures により [オプション] ダイアログ ボックスのグローバルのかぶり厚の値が使用されます。
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[オプション] ダイアログ ボックスのデフォルト値を変更するには、必要な各部材面のかぶり厚を定義します。
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[変更] をクリックして、選択した部材のプロパティを更新します。
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この部材タイプに後で使用できるようにかぶり厚の値を保存するには、標準ファイルを更新するか、プロパティ ファイルを作成します。
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コンクリート部材面または現場打ちコンクリート面での鉄筋セットのコンクリートかぶり厚の変更
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コンクリート カバーを変更するオブジェクト面に仕上げ材を追加します。
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仕上げ材をダブルクリックし、プロパティ パネルで仕上げ材のプロパティを変更します。
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[タイプ] リストで、[コンクリートかぶり厚] を選択します。
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[鉄筋セット] セクションで、[コンクリートかぶり厚] ボックスにコンクリートかぶり厚を入力します。
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[変更] をクリックして変更内容を適用します。
注意: 現場打ちコンクリート面に仕上げ材を追加した場合、モデルを再度開くたびに鉄筋セットを更新します。 リボンの [鉄筋] タブで、 をクリックします。
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