現場打ちコンクリート構造の表示
現場打ちコンクリート管理機能が有効になっている場合、モデル ビューに、現場打ちコンクリート構造を、部材または現場打ちコンクリートとして、表示できます。
必要に応じて、現場打ちコンクリート構造の異なる表示設定オプションを切り替えることができます。たとえば、個別の部材を補強する場合や、それらの形状を変更する場合には、部材ビューで作業すると便利です。現場打ちコンクリート部材ビューは、注がれるコンクリートの体積を知りたい場合、またはどのオブジェクトが現場打ちコンクリート部材ユニットに属するかを確認したい場合、または複数の部材にまたがる連続配置構造を補強したい場合に、役立ちます。
現場打ちコンクリート構造の表示を設定する
現場打ちのコンクリート構造をモデル ビューにどのように表示するかを定義できます。
アクティブ ビューの表示を [部材] から [現場打ちコンクリート] に、またはその反対に素早く変えるには、[コンクリート] タブの. [現場打ちコンクリート ビュー] をクリックします。
また、現場打ちコンクリート部材ビューと部材ビューの 2 つのビューを作成し、画面上で両方を横に並べて表示することもできます。
部材ビューと現場打ちコンクリート部材ビュー
連続配置コンクリート構造は、部材ビューで選択またはハイライトすることはできません。マウス ポインターを部材ビューのコンクリート構造の上に置くと、その部材に属する元の部材がハイライトされます。必要に応じて、部材を選択して変更できます。
重複およびオーバーラップしている部材は、現場打ちコンクリート部材の体積計算では一度だけ計算されます。単品およびキャスト ユニットの体積は、以前と同じ方法で計算されることに注意してください。つまり、単品およびキャスト ユニットの体積の合計は、まったく同じ部材形状から定義された現場打ちコンクリート部材の体積より大きくなる可能性があります。
コンクリート構造に配筋を行う場合、その部材ビュー内の個々のコンクリート部材に配筋を行う必要があります。または、[鉄筋カタログ] または現場打ちコンクリート部材ビューの鉄筋セットを使用して、現場打ちコンクリート部材に配筋を行うこともできます。したがって、全体としての連続配置コンクリート構造から独立した形で、連続配置コンクリート構造の 1 部材に配筋を行うことができます。すべての鉄筋は、部材ビューと現場打ちコンクリート部材ビューの両方に表示されます。