シングルユーザー モードでの不要な図面ファイルの削除
デフォルトでは、不要な図面ファイルはすべて 7 日後に自動的に削除されます。Tekla Structures によりファイルが自動的に削除されるのを待たなくても、[不要な図面ファイルの削除] コマンドを使用してすべての不要な図面ファイルをシングルユーザー モードで削除することができます。
ファイルを削除するには完全権限が必要です。[不要な図面ファイルの削除] コマンドは [クイック起動] から使用できます。
[不要な図面ファイルの削除] コマンドは、Tekla Model Sharing と共有されているモデルでは機能しないことに注意してください。代わりに、ユーザーが変更を書き出すたびにすべての不要な図面が自動的に削除されます。
前回保存した後に図面を操作 (編集、削除) した場合は、[不要な図面ファイルの削除] コマンドを使用する前に必ず保存してください。
デフォルトでは権限は完全です。このコマンドの使用を制限する場合は、privileges.inp ファイルに次の行を追加します。
action:RemoveUnnecessaryDrawingFiles [who] [access]
[who]
には、everyone
、<Windows_logon_name>
、または <domain_name>
を指定します。
[access]
には、none
、view
、full
のいずれかを指定します。
次の例では、管理者だけが [不要な図面ファイルの削除] コマンドを使用できます。
action:RemoveUnnecessaryDrawingFiles everyone none
action:RemoveUnnecessaryDrawingFiles ORGANIZATION\admin full