タスク管理でのタスクの作成
タスク管理でスケジュールされたタスクを作成し、関連するモデル オブジェクトにタスクをリンクできます。 各タスクには、少なくとも名前、開始予定日、終了予定日が必要です。 タスク管理のタスクは、Tekla Structures モデルを保存すると保存されます。
タスクは、モデルおよびタスク管理のいずれでも作成できます。 タスク管理を開くには、リボンの [管理] をクリックし、[タスク] をクリックします。
- モデルで、1 つ以上のモデル オブジェクトを選択し、右クリックして [
タスクは、自動的に選択したモデル オブジェクトにリンクされます。
] を選択します。
-
タスク管理で、 をクリックします。
タスク管理で既存のタスクが選択されている場合、選択されたタスクのプロパティが新しいタスクに使用されます。 プロパティは変更することができます。 新しいタスクは、モデル オブジェクトにリンクされていません。
をクリックし、タスクのサブタスクを作成することができます。
作成したタスクがタスク管理に表示されない場合は、タスク上の任意の場所をクリックしてビューを更新してください。
タスクを作成したら、オブジェクトをタスクに追加してタスクをモデルにリンクし、タスク プロパティを定義することができます。 タスク プロパティは、タスク リストまたは [タスク情報] ダイアログ ボックスのいずれかで変更することができます。 一部のプロパティは、[タスク情報] ダイアログ ボックスでのみ変更できる点に注目してください。
タスクのプロパティが誤って変更されないようにする場合、タスクをロックできます。 タスクを選択し、右クリックして [タスクのロック] を選択します。 ロックされたタスクは、タスク リストでロック によりマークされます。
一度に 1 つ以上のタスクをロックできます。 複数のタスクを選択した場合で、すべてではないが 1 つ以上のタスクが既にロックされている場合、タスク管理の [タスクのロック] コマンドの前に が表示されます。
モデルへのタスクのリンク
タスクは、タスクに含まれているオブジェクトを通じて、モデルにリンクされます。 タスクへのオブジェクトの追加、あるタスクから別のタスクへのオブジェクトのコピー、タスクからのオブジェクトの削除を行うことができます。
目的 | 操作 |
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オブジェクトをタスクに追加する |
オブジェクトをタスクに追加すると、タスク管理によって、ガント チャート内のタスク バーの色が青色に変更され、タスク リストの [モデルにリンクされたタスク] チェック ボックス がオンになります。 |
あるタスクから別のタスクにオブジェクトをコピーする |
タスク管理で、オブジェクトをあるタスクから別のタスクにコピーできます。 あるタスクから別のタスクにすべてのオブジェクトを移動する場合は、コピー後に元のタスクから手動でオブジェクトを削除する必要があります。
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タスクからオブジェクトを削除する |
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タスク タイプの定義
さまざまなタイプのタスクのタスク タイプを定義できます。 タスク タイプでは、タスク内のオブジェクトにリンクされた生産効率とユーザー定義情報を定義できます。 タスクを作成する前に事前にタスク タイプを定義しておき、タスク プロパティを定義するときに適切なタスク タイプを選択することができます。
タスク管理での建設業者の定義
建設業者を定義し、タスクに 1 つの建設業者を割り当てることができます。
- タスク管理を開くには、リボンの [管理] をクリックし、[タスク] をクリックします。
- > [建設業者...] をクリックします。
- [追加] をクリックします。
- 建設業者名を入力します。
- [OK] をクリックします。
一般的なタスク プロパティの定義
名前、タスク タイプ、建設業者など、タスクの一般的なプロパティを定義できます。
- タスク リストのプロパティ値をコピーできます。 プロパティを右クリックし、[値のコピー] を選択します。 次に、別のプロパティを選択し、右クリックして [値の貼り付け] を選択します。 コピーした値を複数のタスクに貼り付けることができます。
- 一度に複数のタスクをマイルストーン タスクとしてマークできます。 タスク リストでタスクを選択し、右クリックして [マイルストーンタスク] を選択します。 マイルストーン タスクは、マイルストーン シンボル 付きでガント チャートに表示されます。
複数のタスクを選択した場合で、すべてではないが 1 つ以上のタスクが既にマイルストーン タスクになっている場合、タスク管理の [マイルストーンタスク] コマンドの前に が表示されます。
後続タスクの移動方法についてデフォルト値を設定できます。 > [タスク設定...] をクリックし、値を選択します。 デフォルト値がすべての新しいタスクで使用されます。
タスク スケジュールの定義
タスクのスケジュールを計画できます。 タスクの開始日と終了日の両方を定義するか、開始日とタスク期間を入力すると、タスク管理により終了日が計算されます。
スケジュール モードのデフォルト値を設定できます。 > [タスク設定...] をクリックし、値を選択します。 デフォルト値がすべての新しいタスクで使用されます。
ガント チャートでタスクの長さを変更することもできます。 ガント チャート内のタスク バーの端にマウス ポインタを合わせます。 マウス ポインタの形状が、双方向矢印の形に変わります。 マウスの左ボタンを押したまま、端を左右にドラッグします。
サブタスクの日付がサマリー タスクの日付内にあることを確認するには、 > [日付の確認] をクリックします。 競合する日付は赤で表示されます。
タスクに含まれるオブジェクトの予定日の管理
タスクの各オブジェクトに関連する作業の予定日期間を管理できます。
複数のタスクの日付を一度に計算するには、タスク リストでタスクを選択し、 をクリックします。
タスク スケジュールのトラッキング
実際のスケジュールとタスクの達成度情報を定義して、タスクの進行状況をトラッキングできます。
達成度トラッキング プロパティのデフォルト値を設定できます。 > [タスク設定...] をクリックし、値を選択します。 デフォルト値がすべての新しいタスクで使用されます。
タスクに含まれるオブジェクトの順序の定義
タスクに保存されているオブジェクトの順序を定義して保存できます。
モデル内のシーケンスを表示できます。
- テーブルでオブジェクトを選択します。
- 再生 ボタンの横にあるボックスに、オブジェクトの選択速度を秒単位で入力します。
たとえば、2 と入力すると、2 秒経過した後で Tekla Structures によってシーケンスの次のオブジェクトが選択されます。
- をクリックします。
オブジェクトは、[オブジェクト] タブ上での順序と同じ順序でモデル内に選択されます。 モデル内のいずれかの場所をクリックするまで、オブジェクトはモデル内で選択されたままになります。
モデルに順序情報を表示するには、テーブルで 1 つ以上のオブジェクトを選択し、 をクリックするか、Ctrl+D キーを押します。 モデル内で、選択したオブジェクトに順序の情報が表示されます。 たとえば、2-1 は、オブジェクトがタスク リストの 2 番目のタスクに属していて、そのタスクの 1 番目のオブジェクトであることを意味します。
モデルからこれらの数値を消すには、右クリックして [ウィンドウの更新] を選択します。
現場打ちの作業順序または作業グループをタスク内で定義する場合は、[オーガナイザー] を使用して、各グループまたはロットに適切な数量を計画することができます。
タスク間の依存関係の定義
タスク管理で、さまざまなタイプの依存関係をタスク間に定義できます。 一度に 1 つのタスクの依存関係を定義できます。
ガント チャートでは、依存関係は矢印で表現されます。 依存関係に応じて、矢印は他のタスクの開始または終了部分を指します。 タスクは、マイルストーンとも依存関係があります。
先行タスクは、後続タスクの前に完了している必要があるタスクです。 タスクの遅延を定義することもできます。たとえば、タスク 1 が 5 日前に完了していないと、タスク 2 を開始できないことを定義できます。 タスク管理では、循環型の依存関係を作成することはできません。
タスク間の依存関係を定義するには、次のようにします。
ガント チャート上で依存関係を変更することもできます。 依存関係の矢印を右クリックして、以下のいずれかを実行します。
- リストから依存関係を選択します。
- 新しい遅延の値を入力し、Enter キーを押します。
変更内容は、すぐにガント チャートに表示されます。
タスクの詳細の定義
ウェブページへのリンク、関連するドキュメント、プロジェクトのスケジュール、契約など、タスクについての詳細をタスク管理で定義できます。
- タスク管理を開くには、リボンの [管理] をクリックし、[タスク] をクリックします。
- タスク リストでタスクを選択します。
- 右クリックして [タスク情報...] を選択します。
- [詳細] タブに移動します。
- [追加] をクリックします。
- ファイルを選択し、[開く] をクリックします。
- [メモ] ボックスに追加のメモを入力します。
- [OK] をクリックします。
シナリオの作成
タスクは、シナリオに含まれています。 設計、製作、架設スケジュールなど、さまざまなシナリオを作成して別のワークフローを定義し、プロジェクトの計画に役立てることができます。 また、プロジェクトのフォローアップを容易にするため、週別のシナリオを作成することもできます。
シナリオ全体の開始日を一度に変更するには、 > [プロジェクト開始日の変更] をクリックし、新しい開始日を選択します。
シナリオを削除するには、シナリオのリストでシナリオを右クリックして [削除] をクリックします。