コンポーネントの改良点

Tekla Structures
2021
Tekla Structures

コンクリート コンポーネント

コンポーネント 説明

デフォルトの開始番号

  • 鉄筋を作成するシステム コンポーネントは、標準ファイルまたはコンポーネント ダイアログ ボックスで開始番号が定義されていない場合はデフォルトで開始番号 1 を使用するようになりました。以前は、デフォルト値 0 が使用されていました。この値は、ナンバリングの重複問題に影響を与えるため推奨されません。

スラブ・壁の開口部の鉄筋詳細 (84)

  • [ピクチャー] タブで、水平および垂直の縁端鉄筋グループのかぶり厚を個別に定義できるようになりました。

[溶接金網][溶接金網 (領域別)]

  • [ピクチャー] タブの [主筋方向] に、新しい直接変更オプション [直接変更矢印 (角度調整)] が追加されました。このオプションを使用して、軸を中心に両方の矢印側を個別に回転させることができます。

  • [ディテール] タブで、鉄筋端部/始点からポリゴンの縁端またはリセス開口部までのかぶり厚距離を定義できるようになりました。

    このオプションを使用して、窓 とドア の両方のかぶり厚を定義できます。

    これは、窓とドアの開口部に異なるかぶり厚が必要な場合に便利です。

  • [鉄筋端部条件] タブで、選択したコンクリート部材から突出する鉄筋が隣接部材の開口部でカットされるかどうかを選択できるようになりました。開口部で鉄筋をカットするには、[はい] を選択してかぶり厚を入力します。

サンドイッチ パネルと 2 重壁

  • 角部材が断熱材自体よりも小さい場合の角での断熱材の作成が改良されました。

  • [垂直断面] タブに、下部と上部にある内側のシェルの内部と正面の間にギャップを作成するための新しいオプションが追加されました。ギャップは断熱材で埋められます。

  • [水平断面] タブで、作成された角部材の正面と断熱材の正面の間に作成された空の隙間が、デフォルトで断熱材により埋められるようになりました。

[壁パネル鉄筋][2 重壁エッジと開口部鉄筋]

  • [壁パネル鉄筋][ピクチャー] タブで、選択した部材またはキャスト ユニット全体に鉄筋を作成するかどうかを選択できるようになりました。

  • U 型鉄筋とあばら筋を鉄筋グループとして作成するか、曲げたメッシュ筋として作成するかを、U 型鉄筋を定義する各タブで選択できるようになりました。曲げたメッシュ筋が鉄筋の外部レイヤーに作成されます。

    元の U 型鉄筋およびあばら筋とは異なり、曲げたメッシュ筋は常に外部レイヤーに作成されます。

  • [梁] タブは、それぞれ開口部の上および下に梁鉄筋を作成するための [梁窓上部] タブと [梁窓下側] タブに分割されました。それに応じて [属性] タブが更新されました。

鉄骨コンポーネント

コンポーネント 説明

接合ガセット筋交いガセット (18)

Tekla Structures 2021 には、[接合ガセット筋交いガセット (18)] が導入されています。この新しいコンポーネントでは、ブレース鉄筋を接続するためのガセット プレートが作成されます。

[ボルト ガセット (11)][チューブ ガセット (20)][ガセット クロス (62)][ボルト ガセット (196)]

  • [ボルト ガセット (196)] でガセットにスチフナーを作成できるようになりました。

  • [ボルト ガセット (11)][ガセット クロス交差 (62)][ボルト ガセット (196)] で、スチフナーに角処理を作成できるようになりました。

  • [ガセット] タブで、ガセットに 2 番目の角処理を作成できるようになりました。[ボルト ガセット (196)] の場合、[ピクチャー] タブでこれを行うことができます。

  • スチフナーとメイン部材の間の溶接、およびスチフナーとガセットの間の溶接に対して、別個の溶接設定を使用できるようになりました。

ブリッジング (80)

  • [ボルト] タブで、始点ボルトと終点ボルトに異なるボルト プロパティを定義できるようになりました。

[結合プレート (14)][スチフナー済みエンド プレート (27)][シーティング キャップ (37)][シーティング (39)][ハンチ (40)][クランク梁 (41)][補剛エンド プレート (65)][両面エンド プレート (142)][エンド プレート (144)]

  • [孔] タブで、水平および垂直オフセットの既定値と上下の孔の直径を指定するために sinkholes.dat 定義ファイルを使用できるようになりました。

    ファイルの検索順序は、環境共通システムの Steel フォルダー (..\Environments\common\system\Steel)、モデル フォルダー、XS_FIRMXS_PROJECT、および XS_SYSTEM フォルダーです。

キャストイン プレート (1069)

  • [部材] タブで、すべての部材に [仕上げ] プロパティを定義できるようになりました。

筋交いガセット (169)

  • [ガセット] タブで、すべての部材に [仕上げ] プロパティを定義できるようになりました。

柱-梁2 (14)

  • [孔] タブでエンド プレートに亜鉛メッキ孔を定義できるようになりました。

柱スプライス (132)

  • メイン部材と副部材に対して、ウェブ ボルトとフランジ ボルトの間隔および縁端距離を個別に定義できるようになりました。

コーナー ボルト付けガセット (57)

  • 溶接の作成が変更されたことにより、溶接 1 がガセットをメイン部材に溶接するために使用され、溶接 4 がガセットを最後の副部材に溶接するために使用されるようになりました。

    [ガセット] タブで、ガセット プレートがメイン部材と副部材の両方に溶接されるように定義できるようになりました

完全デプス (184)

  • [ピクチャー] タブで、タブ プレートと上フランジの下部との間のギャップを定義できるようになりました。

フル デプス拡張 (185)

  • [ピクチャー] タブで、ガセット プレートとメイン部材ウェブの間のギャップを定義できるようになりました。

    さらに、[スチフナー] タブで反対側のウェブ スチフナーとメイン部材ウェブの間のギャップを定義できるようになりました。

ハンドレール (1024)

  • 溶接 3 は、トウ プレートとメイン部材間の溶接を作成するために使用されるようになりました。以前は、溶接 1 が使用されていました。

[ハンチ (40)]

  • [ハンチ] タブで、[上端部ハンチでカット] オプションを使用し、溶接プレートの合成としてハンチを作成するときに閉口プレートを作成できるようになりました。

  • [パラメーター] タブで梁スチフナーのオフセットを定義できるようになりました。

H&V Shear Pl (64)

  • [せん断プレート] タブで、ガセット プレートをメイン部材に合わせることができるようになりました。

  • キャップ プレートと副部材の間の溶接として溶接 5 を使用できるようになりました。

  • 上フランジとガセット プレートの間の溶接として溶接 3 を使用し、下フランジとガセット プレート間の溶接として溶接 4 を使用できるようになりました。

JP 小梁ガセット B・C (11)

  • [部材] タブで、すべての部材に [仕上げ] プロパティを定義できるようになりました。

JP 小梁ガセット A (12)

  • [部材] タブで、すべての部材に [仕上げ] プロパティを定義できるようになりました。

スチフナー・複数 (1064)

  • [パラメーター] タブで、傾斜したスチフナーをメイン部材フランジに合わせて選択できるようになりました。

補剛エンド プレート (65)

  • [孔 - 前方プレート] タブで前方プレートに亜鉛メッキ孔を作成できるようになりました。

レール ジョイント (70)

  • [部材] タブで、すべての部材に [仕上げ] プロパティを定義できるようになりました。

手すり (S77)

  • カスタム コンポーネントを、支柱と上段、中段、および下段レールの間のジョイントとして使用できるようになりました。

シーティング (39)

  • スチフナー厚の値を入力しない場合、スチフナーは作成されなくなりました。以前は、スチフナーを作成しない場合は厚みとして 0 を入力する必要がありました。

[シアー プレート 鋼管柱 (47)][せん断プレート チューブ柱 (189)]

  • [梁カット部] タブがコンポーネントに追加されました。溶接アクセス孔と裏当て材を作成できるようになりました。

単純クリップ アングル 2

  • [ボルト] タブで、長孔/調整孔をシム プレートに作成するかどうかを制御できるようになりました。

階段 (S71)

  • [踏み板設定] タブで、カタログの踏み板を使用する場合にボルト許容精度を定義できるようになりました。

階段 (S82)

  • [パラメーター] タブで、カタログの踏み板を使用する場合にボルト許容精度を定義できるようになりました。

スチフナー済みエンド プレート (27)

  • 梁・柱ジョイントで使用したときにコンポーネントが正しく動作するようになりました。

  • [孔 - 前方プレート] タブで前方プレートに亜鉛メッキ孔を作成できるようになりました。

テーパー柱 (136)

  • [パラメーター] タブで、すべての部材に [仕上げ] プロパティを定義できるようになりました。

[チューブ ガセット (20)]

[十字プレート] タブで、次の寸法を定義できるようになりました。

  1. ブレース キャップ プレートの端部からスプライス プレートの縁端までの距離。

  2. メイン部材の表面からのガセット プレートの十字プレート端部の許容精度。

US ベース プレート ジョイント (71)

  • [ピクチャー] タブで、梁のスチフナーと梁の上および下フランジの間のギャップを定義できるようになりました。

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