単品図、製品図、およびキャスト ユニット図のプロパティ

Tekla Structures
2021
Tekla Structures

単品図、製品図、およびキャスト ユニット図のプロパティ

[図面とレポート] タブで、[図面のプロパティ] をクリックし、図面タイプを選択します。 図面の背景をダブルクリックして、図面を作成した後プロパティを変更できます。

単品図、製品図、およびキャスト ユニット図プロパティ ダイアログ ボックスのオプションについて以下で説明します。

オプション 説明 詳細
名前

[ドキュメント管理] に表示される図面の名前を定義し、図面テンプレートおよびレポート テンプレートに含めることができます。

図面名の最大長は 32 文字です。

キャストユニット定義方法

キャストユニットマーク:各キャスト ユニットから図面が作成されます。同じキャスト ユニットが複数ある場合は、そのうちの 1 つが図面の基盤として使用されます。キャスト ユニット図の作成で最も一般的に使用されるのはこの方法です。

キャストユニットID:モデル内の各部材には、一意のグローバル一意識別子 (GUID) が付けられています。このうち、キャスト ユニット GUID を使用して図面を作成できます。図面のマークは、グローバル一意識別子 (GUID) によって決まります。同一のキャスト ユニットから複数の図面を作成できます。

タイトル 1, タイトル 2, タイトル 3

[ドキュメント管理] に表示されるタイトルを定義し、図面テンプレートおよびレポート テンプレートに含めることができます。

図面名と図面タイトルの変更

シート番号 複数の図面シートとして同じ部材の複数の図面を作成するために使用できます。シートの数に制限はありません。

同じ部材の複数の図面シートの作成

レイアウト 図面レイアウトを選択し、図面サイズ、オートスケール、投影タイプ、ビューの配置、および部材展開の設定を定義します。テンプレートに非表示オブジェクトをリストするかどうかも選択できます。

図面レイアウトの定義

図面サイズと図面ビューの縮尺の定義

ビューの作成

作成する図面ビューを定義します。ここでは、各ビューのビュー プロパティの変更に進むことができます。

ここでは、[すべてのビューの一般設定] を定義することもできます。

  • [溶接マークを表示] は、製品図内のモデル溶接マークの表示を制御します。次のオプションがあります。

    • [1 つのビュー]: モデルの溶接マークを表示する最も関連性のあるビューが Tekla Structures により自動的に検出されます。各溶接マークは、1 つのビューでのみ図面に表示されます。

    • [すべてのビュー]: 溶接がある部材が含まれるすべての図面ビューで、Tekla Structures によりモデル溶接マークが追加されます。

  • [ボルト サイズを無視する] は、標準サイズのボルトを図面から除外します。 Tekla Structuresで、定義したボルト サイズのボルト マークが図面に表示されなくなります。この設定は、単品図および製品図で使用できます。

  • [表示する最小サイズ] では、定義した溶接サイズ以下の溶接と溶接マークが図面から除外されます。この設定は、単品図および製品図で使用できます。

図面のビュープロパティ

作成するビューの定義

断面図 断面図プロパティを定義します。

断面図プロパティ

部分詳細ビュー 部分詳細ビューと部分詳細シンボル ラベルの開始番号または文字を定義します。

図面での部分詳細マーク、ビュー ラベル、およびマークの境界プロパティの変更

ユーザー定義情報

ワークフローに関連する情報やコメントなど、カスタマイズされた情報を図面に追加します。この情報は [ドキュメント管理] に表示され、レポート テンプレート、図面テンプレート、およびマークで使用したり、印刷ファイル名をカスタマイズするときにスイッチとして使用したりすることができます。

このダイアログ ボックスに表示されるユーザー定義情報とタブは、objects.inp ファイルで定義されます。

各種ユーザー定義情報の使用可能状況は、ユーザーの環境設定およびライセンス によって決まります。

図面内のユーザー定義情報
役に立ちましたか?
前へ
次へ