オーガナイザーでのカスタムカテゴリーの作成
カスタムカテゴリーを作成して、オブジェクトプロパティなどに基づいてモデルオブジェクトをグループ化できます。
- [オーガナイザー] を開くには、リボンの [管理] をクリックし、[オーガナイザー] をクリックします。
- をクリックして、新しいカテゴリーを作成します。
カテゴリーを選択している場合、選択したカテゴリーと同じレベルに新しいカテゴリーが作成されます。 複数のカテゴリーを選択している場合や、カテゴリーを選択していない場合は、カテゴリーのルートレベルに新しいカテゴリーが作成されます。 カテゴリーは必要な数だけ追加できます。
- 新しいカテゴリーを右クリックし、[プロパティ]を選択します。
- カテゴリーの名前を入力します。
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カテゴリーの内容を設定するためのルールを定義します。
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[自動オブジェクトの内容] で、オブジェクトをカテゴリーに自動追加するのに使用されるモデル、フィルター、カテゴリーを選択します。以下のいずれかの操作を行います。
- [モデルの選択]リストをクリックし、モデルを選択してそのオブジェクトをカテゴリーに追加します。
すべてのモデルオブジェクトをカテゴリーに含めるには、Tekla Structuresモデルを選択します。
- カテゴリーツリーからカテゴリーをカテゴリーおよびフィルタールールボックスにドラッグするか、ボックス内をクリックまたは入力してリストからフィルターを選択します。
- オブジェクトグループをクリックして、オーガナイザーのフィルターを定義します。
[オブジェクトグループ - オーガナイザー]ダイアログボックスが Tekla Structures メインビューに開きます。 フィルターを保存したら、もう一度ルールボックス内をクリックするか入力し、フィルターを選択します。
オーガナイザーフィルターは、モデルフォルダの\attributesフォルダに、.OrgObjGrpファイル拡張子付きで保存されます。 オーガナイザーでは、これらのフィルターのみ使用できます。
1つのルールボックスに、フィルターとカテゴリーを必要な数だけ追加できます。
複数のカテゴリーまたはフィルターを1つのルールボックスに追加した場合、カテゴリーの内容はすべてのオブジェクトの和集合になります。
カテゴリーまたはフィルターを個別のルールボックスに追加した場合、カテゴリーの内容をボックスの内容の共通集合にするか差集合にするかを選択します。
注:また、カテゴリーを作成する前にオーガナイザーのフィルターを別個に作成することもできます。 これらのフィルターは、Tekla Structuresの選択フィルターや表示フィルターと同じ方法で作成され、カテゴリールールで使用できます。 フィルターを作成するときは、フィルター設定で をクリックし、オーガナイザーをフィルタータイプとして設定します。 その後、フィルターで必要な設定を定義します。
- [モデルの選択]リストをクリックし、モデルを選択してそのオブジェクトをカテゴリーに追加します。
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[自動サブカテゴリー] で、サブカテゴリーの作成に使用するプロパティを選択します。次の操作を行います。
- [オブジェクト ブラウザーのグループ化中] をクリックします。
このオプションを使用するには、オブジェクト ブラウザーで 1 つ以上のプロパティ列をグループ化の結果の行にドラッグします。オーガナイザーは、サブカテゴリーの作成時に列に含まれていたプロパティを使用します。
プロパティテンプレート列またはオブジェクトプロパティをルール ボックスに追加することもできます。
- ルールボックスをクリックし、プロパティテンプレート列またはオブジェクトプロパティを選択します。
最初にプロパティテンプレート列またはオブジェクトプロパティをルールボックスに追加した場合、[オブジェクトブラウザーのグループ化中]オプションを使用することはできません。
複数の列またはプロパティを同じルールボックスに追加することができます。
列またはプロパティをルールボックスに追加すると、オーガナイザーにより新しいサブカテゴリーレベルがプロパティダイアログボックスに追加されます。カテゴリーに新しいサブカテゴリーレベルを追加する場合、新しいサブカテゴリーのルールボックスに列またはプロパティを追加します。
- すべてのサブカテゴリーを同期した状態に維持するには、[空の自動サブカテゴリーを削除しないでください]チェックボックスを選択します。
チェックボックスを選択せずに、モデルを変更して、一部またはすべてのサブカテゴリーにオブジェクトがまったく含まれない状態になると、ルートカテゴリー、またはオーガナイザー全体を同期させたときに、それらの空になったサブカテゴリーは削除されます。
- [オブジェクト ブラウザーのグループ化中] をクリックします。
- 製品レベルのオブジェクトだけがカテゴリーに存在するようにする場合は、[モデルに製品レベルの最上位を含めます]オプションを選択します。
このオプションを選択し、カテゴリーにモデルオブジェクトを追加すると、オブジェクトが属する製品がカテゴリーに追加されます。
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[自動オブジェクトの内容] で、オブジェクトをカテゴリーに自動追加するのに使用されるモデル、フィルター、カテゴリーを選択します。以下のいずれかの操作を行います。
- オーガナイザーをモデルと同期するときにカテゴリーを更新しない場合は、[同期時にカテゴリーを更新]チェックボックスをオフにします。
- [プロパティテンプレート]リストから、カテゴリーのデフォルトのプロパティテンプレートを選択します。
このプロパティテンプレートがオブジェクトブラウザーのプロパティテーブルに表示されます。
- [変更]をクリックします。
自動カテゴリーに、カテゴリーやサブカテゴリーを手動で追加できます。 カテゴリーを選択し、右クリックして [新しいカテゴリー] または [新しいサブカテゴリー] を選択します。 手動で追加されたカテゴリーは同期時に削除されません。 手動で作成されたサブカテゴリーを同期する場合、そのカテゴリーだけが同期されます。