キャストイン プレート (1069)

Tekla Structures
2021
Tekla Structures

キャストイン プレート (1069)

[キャスト イン プレート (1069)] を選択すると、選択した梁端部にキャスト プレートが作成されます。スタッド、ボルト、曲げアンカー ボルト、または釘孔をプレートに追加できます。

作成されるオブジェクト

  • キャスト プレート

  • ガセット プレート

  • クリップ アングル

  • ボルト

  • スタッド

  • アンカー

  • ワッシャー プレート

  • 溶接

適用

状況 説明

梁の手前側と向こう側にあるボルト付けされたクリップ アングル。クリップ アングルは、曲げアンカー ボルトを使用してコンクリートに固定されます。

4 つのスタッドでアンカー施工されています。

ガセット プレートは斜め梁にボルト接合されます。

選択順序

  1. メイン部材 (大梁) を選択します。

  2. 梁の端部の近くの位置をピックします。

    ピックした点によって、プレートが配置される梁の端部が決定される点に注意してください。プレート自体は配置されません。

    位置を指定すると、ジョイントが自動的に作成されます。

部材の識別キー

説明

1

キャスト プレート

2

クリップ アングルまたはガセット プレート

[画像] タブ

[ピクチャー] タブを使用して、ジョイント タイプと寸法を定義します。

梁のジョイント タイプ

オプション 説明

クリップ アングル プロファイルは、梁とキャスト プレートを接続するために使用されます。

ガセット プレートは、梁とキャスト プレートを接続するために使用されます。

寸法

説明 デフォルト

1

梁端部からガセット プレートまたはクリップ アングル プロファイル端までの縁端距離。

1-2"

2

副梁の上部からクリップ アングル プロファイル上部への縁端距離。

このオプションは、クリップ アングル プロファイルにのみ有効で、ガセット プレートには使用できません。

1-3/4"

3

キャスト プレートからガセット プレートまたはクリップ アングル プロファイルまでの距離。

0

梁端部カット

梁の端部をカットする方法を定義します。梁は、側面から見たものです。

オプション

説明

標準

このオプションは、オートデフォルトによる変更が可能です。

自動

副部材に10°未満の傾斜がある場合は、梁の端部が直角にカットされます。それ以外の場合、梁の端部は斜めにカットされます。

梁の端部を直角にカットします。

梁の端部がメイン部材にあわせてカットされます。

キャスト プレートの配置

オプション 説明

デフォルト

キャスト プレートは、梁平面上に配置および作成されます。

オートデフォルトにより、このオプションを変更できます。

キャスト プレートは、梁平面上に配置および作成されます。

キャスト プレートは全体座標系で作成されます。

キャスト プレート オフセット

オプション 説明

プレートの平面で測定された、キャスト プレートの高さのオフセット。

プレートの平面で測定されたキャスト プレート面外オフセット。

キャスト プレート回転

オプション 説明

プレートの平面上で測定された、キャスト プレート回転 (度)。

プレートの平面上で測定された、キャスト プレート面外回転 (度)。

[部材] タブ

部材プロパティを定義するには、[部材] タブを使用します。

部材

オプション 説明

キャスト プレート

キャスト プレートの厚さ、幅、および高さ。

プロファイル NS

プロファイル カタログからプロファイルを選択します。

プロファイル FS

プロファイル カタログからプロファイルを選択します。

タブ プレート

ガセット プレートの厚さ、幅、および高さ。

プレート ワッシャー

ワッシャー プレートの厚さ、幅、および高さ。

オプション

説明

デフォルト

マーク

部材マークの頭文字および開始番号。

一部のコンポーネントには別のフィールド行があり、そこに製品マークを入力できます。

デフォルトの部材開始番号を定義するには、[ファイル] メニュー > [設定] > [オプション][コンポーネント] 設定で設定します。

材質

材質の等級。

デフォルトの材質を定義するには、[ファイル] メニュー > [設定] > [オプション][コンポーネント] 設定を開き、[材質] フィールドで設定します。

名前

図面およびレポートに表示される名前。

仕上げ

部材の表面がどのように処理されているかを示します。

クリップ アングル間のギャップ

説明

1

副部材ウェブとクリップ アングルの間のギャップ。

これは、2 つのクリップ アングルによるジョイントにのみ影響します。

クリップ アングルの位置

オプション 説明

デフォルト

1 つの手前側クリップ アングルまたはガセット プレートが作成されます。

オートデフォルトにより、このオプションを変更できます。

自動

1 つの手前側クリップ アングルまたはガセット プレートが作成されます。

向う側

1 つの向こう側クリップ アングルまたはガセット プレートが作成されます。

両側

手前側と向こう側に 2 つのクリップ アングルまたはガセット プレートが作成されます。

手前側

1 つの手前側クリップ アングルまたはガセット プレートが作成されます。

クリップ アングルの脚部の方向

向う側 手前側 説明

デフォルト

切り替えなし

クリップ アングルの長い脚は副部材に接続されます。

オートデフォルトにより、このオプションを変更できます。

切り替えなし

クリップ アングルの長い脚は副部材に接続されます。

切り替え

クリップ アングルの長い脚はキャスト プレートに接続されます。

ワッシャー(板)

ボルトのプレート ワッシャーを指定して、プレート ワッシャーの面を選択します。

オプション 説明

デフォルト

プレート ワッシャーなし

オートデフォルトにより、このオプションを変更できます。

プレート ワッシャーなし

1 つのプレート ワッシャー

各ボルトの個々の正方形プレート ワッシャー

各ボルトの個々の円形プレート ワッシャー

オプション 説明

ワッシャー (板) を 1 つのガセット プレートに作成するか両方のガセット プレートに作成するかを選択します。

[スタッド/アンカー] タブ

[スタッド/アンカー] タブを使用して、スタッドまたはアンカーを作成するかどうかとそのプロパティを定義します。

プロパティ (&P)

オプション 説明

スタッド径

スタッドの直径。

スタッド タイプ

スタッドの名前。

スタッド長さ

スタッドの長さ。

[現場/工場]

ボルトの取り付け作業を行う場所です。

スタッド/アンカー

スタッド、アンカーを作成するか、または何も作成しないを選択します。

スタッド/アンカー プロファイル

プロファイル カタログからプロファイルを選択します。

オプション

説明

デフォルト

マーク

部材マークの頭文字および開始番号。

一部のコンポーネントには別のフィールド行があり、そこに製品マークを入力できます。

デフォルトの部材開始番号を定義するには、[ファイル] メニュー > [設定] > [オプション][コンポーネント] 設定で設定します。

材質

材質の等級。

デフォルトの材質を定義するには、[ファイル] メニュー > [設定] > [オプション][コンポーネント] 設定を開き、[材質] フィールドで設定します。

名前

図面およびレポートに表示される名前。

ボルト グループの寸法

説明

1

プレートの中心線からの垂直ボルト グループ寸法。

2

プレートの中心線からの水平ボルト グループ寸法。

3

ボルト縁端距離。

縁端距離とは、ボルトの中心から部材の端部までの距離です。

4

ボルト本数。

5

ボルト間隔。

ボルト間隔の値はスペースを使用して区切ります。ボルト個々の間隔を示す値を入力します。たとえば、3 つのボルトがある場合は、2 つの間隔値を入力します。

6

ボルト グループから削除するボルトを指定します。

削除するボルトの番号を入力します。複数のボルト番号を入力する場合は、スペースで区切ります。ボルトには、左から右、上から下の順に番号が付与されています。

アンカーの曲げ方向

オプション 説明

デフォルト

アンカーが内側に曲がっています。

オートデフォルトにより、このオプションを変更できます。

アンカーが内側に曲がっています。

アンカーは外側に曲がっています。

アンカーは曲がっていません。スタッドが作成されます。

曲げアンカー ボルトの長さ

説明 デフォルト

1

曲げの半径。

3/8"

2

曲げアンカー ボルトの長さ。

4"

3

フック長。

1-1/2"

スタッド長さ

説明 デフォルト

1

スタッド長さを定義します。

4"

[釘孔] タブ

釘孔の位置と寸法を定義するには、[釘孔] タブを使用します。

釘孔の位置

オプション 説明

デフォルト

釘孔なし。

オートデフォルトにより、このオプションを変更できます。

釘孔なし。

プレートの右上隅と左下隅に釘孔が作成されます。

プレートの左上隅と右下隅に釘孔が作成されます。

プレートの 4 つの角すべてに釘孔を作成します。

釘孔寸法

説明

1

釘孔の縁端距離。

2

釘孔径。

[ボルト] タブ

[ボルト] タブを使用して、ボルト グループ寸法とボルト プロパティを定義します。

ボルト グループの寸法

説明

1

水平方向のボルト グループの位置の寸法。

2

ボルト縁端距離。

縁端距離とは、ボルトの中心から部材の端部までの距離です。

3

ボルト本数。

4

ボルト間隔。

ボルト間隔の値はスペースを使用して区切ります。ボルト個々の間隔を示す値を入力します。たとえば、3 つのボルトがある場合は、2 つの間隔値を入力します。

5

垂直方向のボルト グループの位置の寸法。

6

垂直方向のボルト グループ位置の寸法を測定する方法を選択します。

  • [上]: 副部材の上端から一番上のボルトまで。

  • [中]: ボルトの中心線から副部材の中心線まで。

  • [下]: 副部材の下端から一番下のボルトまで。

7

ボルト グループから削除するボルトを指定します。

削除するボルトの番号を入力します。複数のボルト番号を入力する場合は、スペースで区切ります。ボルトには、左から右、上から下の順に番号が付与されています。

ボルトの基本プロパティ

オプション

説明

デフォルト

ボルト サイズ

ボルト径。

使用可能なサイズは、ボルト セット カタログに定義されています。

ボルト セット名

コンポーネント内で使用するボルト セット名です。

使用可能なボルト セットは、ボルト セット カタログに定義されています。

呼びに加える値

ボルトと孔の間のギャップです。

部材内ネジ

軸ボルトを使用する場合に、ボルト留め部材の内側にねじ山を収めるかどうかを指定します。

頭なしボルトを使用する場合は無視されます。

はい

現場/工場

ボルトの取り付け作業を行う場所です。

現場

長孔

長孔、調整孔、小さな孔を定義できます。

オプション

説明

デフォルト

1

長孔の垂直寸法です。

0。丸孔になります。

2

長孔の水平寸法、または調整孔のクリアランスです。

0。丸孔になります。

孔タイプ

[長孔] では、長孔が作成されます。

[調整孔] では、調整孔または小さな孔が作成されます。

[孔なし] では孔は作成されません。

長孔の回転

孔のタイプが [長孔] の場合、このオプションによって長孔の向きが指定されます。

長孔部材

長孔が作成される部材。このオプションは、該当するコンポーネントによって異なります。

ボルト セット

選択したチェック ボックスによって、ボルト セットに使用されるコンポーネント オブジェクト (ボルト、ワッシャー、およびナット) が定義されます。

孔のみを作成する場合は、チェック ボックスをすべてオフにします。

既存のコンポーネントのボルト セットを変更するには、[変更の結果] チェック ボックスをオンにし、[変更] をクリックします。

ボルト長を増やす

ボルト長をどれだけ増やすかを指定します。たとえば、塗装でボルト長を増やす必要がある場合に、このオプションを使用します。

千鳥ボルト

オプション

説明

デフォルト

千鳥なし

オートデフォルトにより、このオプションを変更できます。

千鳥なし

千鳥タイプ 1

千鳥タイプ 2

千鳥タイプ 3

千鳥タイプ 4

ボルト グループの方向

オプション

説明

デフォルト

四角形

オートデフォルトにより、このオプションを変更できます。

自動

四角形

千鳥

ボルトが副部材の向きと平行に千鳥状に留められます。

四角形

四角形のボルト グループが水平に配置されます。

傾斜

四角形のボルト グループが副部材の方向に沿って傾斜して配置されます。

[一般] タブ

詳細を確認するには、以下のリンクをクリックしてください。

[一般] タブ

[解析] タブ

詳細を確認するには、以下のリンクをクリックしてください。

[解析] タブ

溶接

詳細を確認するには、以下のリンクをクリックしてください。

溶接の作成

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