コンクリート パネルまたは壁の作成

Tekla Structures
2021
Tekla Structures

コンクリート パネルまたは壁の作成

ピックした点を通るコンクリート パネルまたは壁を作成できます。

  1. [コンクリート] タブで、[パネル] をクリックします。
  2. パネルまたは壁の通過点をピックします。
  3. マウスの中ボタンをクリックします。

    Tekla Structures では、プロパティ パネルの [コンクリート壁] プロパティを使用して、パネルまたは壁が作成されます。 閉じたパネルまたは壁構造を作成することはできません。

  4. 曲線セグメントを作成する場合は、パネルまたは壁に角処理をします。

    例:

または、プロパティ パネルでコマンドを開始することもできます。

  1. モデルで何も選択されていないことを確認します。

  2. プロパティ パネルで、[オブジェクト タイプのリスト] ボタン をクリックし、リストから [コンクリート壁] を選択します。

    Tekla Structures によりコマンドが開始され、プロパティ パネルにプロパティが表示されます。

コンクリート パネルまたは壁プロパティの変更

  1. プロパティ パネルが開いていない場合は、パネルまたは壁をダブルクリックし、[コンクリート壁] プロパティを開きます。
  2. 必要に応じてプロパティを変更します。
  3. [変更] をクリックします。

コンクリート パネルまたは壁プロパティ

プロパティ パネルの [コンクリート壁] プロパティを使用して、コンクリート パネルまたは壁のプロパティを表示および変更します。 パネルまたは壁をダブルクリックして、プロパティを開きます。 コンクリート パネルのプロパティ ファイルのファイル名拡張子は、*.cpn です。

プロパティ パネル レイアウトをカスタマイズした場合は、プロパティのリストが異なる場合があります。

設定

説明

一般

名前

ユーザー定義可能なパネル名。

Tekla Structures では、部材名は、レポートと [ドキュメント管理] で使用されるほか、同じタイプの部材の識別にも使用されます。

プロファイル

パネルのプロファイル (壁の厚さ×高さ)。

材質

パネルの材質

仕上げ

仕上げのタイプ。

仕上げは、ユーザーが定義できます。部材の表面がどのように処理されているかを示します。

クラス

パネルのグループ化に使用されます。

たとえば、部材をクラス別に異なる色で表示できます。

位置

平面上

パネルの参照線を基準とする作業平面上のパネルの位置

回転

作業平面上の軸を中心としたパネルの回転

デプス

パネルの位置デプス。位置は作業平面に対して常に垂直になります。

終点オフセット

Dx

パネルの参照線に沿って梁の終点を移動し、パネルの長さ を変更します。

Dy

パネルの参照線に対して垂直にパネル端部 を移動します。

Dz

パネル端部 を作業平面の Z 方向沿いに移動します。

キャスト ユニット

キャスト ユニットのナンバリング

部材マークの頭文字と開始番号。

キャストユニット

パネルまたは壁がプレキャストされるか、現場打ちされるかを示します。

現場打ちコンクリート フェーズ

現場打ちコンクリートの現場打ちコンクリート フェーズ。現場打ちコンクリートをそれぞれ区別する場合に使用します。

曲げ

平面

曲率平面。

半径

曲線パネルの半径。

セグメント数

Tekla Structures で曲線パネルの描画に使用するセグメントの数。

鉄筋セットのコンクリートかぶり厚

座標系

全体座標系または部材のローカル座標系で、部材の鉄筋セットのコンクリートかぶり厚を定義するかどうかを選択します。

デフォルトのグローバルおよびローカルかぶり厚の値は、[オプション] ダイアログ ボックスで定義されています。

空のオプションを選択すると、Tekla Structures によりグローバルな値が使用されます。

上面, 下面, 側面, 前面, 背面, 始端, 終端

[オプション] ダイアログ ボックスのグローバルまたはローカル デフォルト値を変更するには、必要な各部材面のかぶり厚を定義します。

その他

UDA

[ユーザー定義情報] をクリックし、部材のユーザー定義情報 (UDA) を開きます。ユーザー定義情報には、部材に関する追加情報が含まれています。

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