図面複製の改良点
製作図を作成する図面では、よく複製が使用されます。ビュー、部材マーク、溶接マーク、寸法などの複製の信頼性が向上し、高品質の図面が作成されるようになりました。複製も高速になりました。
複製の改良点の例
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メイン ビューでは短縮値が維持されるようになり、元の図面で設定された位置が断面図で維持されます。
変更前後の例を参照してください。
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すべてのビューの位置が、図面複製テンプレートで設定されたとおりに維持されるようになりました。さらに、すべての注記の関連付けが維持され、元の図面と複製された図面の寸法の量は同じになります。
変更前後の例を参照してください。
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複製された図面内のすべての断面図では、元の図面と同じ場所が維持され、リンクされたビューはすべて適切に複製されます。また、すべての注記が複製され、複製された図面に適切に配置されます。
変更前後の例を参照してください。
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溶接マークの複製が改良され、元の図面にない特殊マークの作成が不要になりました。
変更前後の例を参照してください。
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複製された図面で鉄筋マークの引出し線のタイプが維持されるようになりました。
変更前後の例を参照してください。
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すべての鉄筋マークが、図面ビューの枠の境界内に適切に配置されるようになりました。
変更前後の例を参照してください。
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鉄筋マークで、位置が維持され、関連する鉄筋が直接ポイントされるようになりました。
変更前後の例を参照してください。
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部材マークで、位置と適切なオブジェクトへの関連付けが維持されるようになりました。寸法とボルト マークでもその関連付けが維持されます。
変更前後の例を参照してください。
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図面ビューと注記の数、およびその配置は、元の図面と同じです。
変更前後の例を参照してください。
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複製された図面で結合ボルト マークが維持されるようになり、ボルト寸法で該当するオブジェクトとの関連付けが維持されるようになりました。
変更前後の例を参照してください。
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一部の寸法点が適切に関連付けられていなくても、手動で作成した寸法が複製されるようになりました。
変更前後の例を参照してください。
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手動で作成した寸法が複製されるようになり、正しい関連付けと位置が維持されるようになりました。
変更前後の例を参照してください。
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統合寸法が複製されるようになり、正しい関連付けと位置が維持されるようになりました。
1 つ目の変更前後の例を参照してください。
2 つ目の変更前後の例を参照してください。
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寸法タグにより、複製された図面でその内容が維持されます。断面図では、図面複製テンプレートで定義されたその位置が維持されます。図面 3D ビューは適切に複製されます。
変更前後の例を参照してください。
XS_DRAWING_CLONING_IGNORE_CHECK の改良点
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XS_DRAWING_CLONING_IGNORE_CHECK
詳細設定の改良点は、Tekla Structures 2020 SP2 で既に導入されていました。詳細については、「2020 SP2:新機能と改良点」を参照してください。
XS_CREATE_MISSING_MARKS_IN_INTELLIGENT_CLONING の削除
図面複製テンプレート図面にマッピングできなかった部材についても、複製された図面にマークを作成するために、詳細設定 XS_CREATE_MISSING_MARKS_IN_INTELLIGENT_CLONING
を設定する必要がなくなりました。この機能は、図面複製の設定 ( ) と図面複製の設定 [マスター図面カタログ] ( ) で既に使用できます。