オブジェクトの移動
さまざまな方法でオブジェクトを移動できます。特に、モデルでは多くの方法があります。 オブジェクトを移動すると、Tekla Structures によってそのオブジェクトに接続されているすべてのオブジェクト (コンポーネントを含む) もコピーされます。
2 つの点をピックする移動方法
モデルまたは図面内のオブジェクトを移動させる基本的な方法は、原点と 1 つまたは複数の目的地点を定義する方法です。
プレビューに表示されるオブジェクトの数を制限する場合は、詳細設定 XS_PREVIEW_LIMIT
を使用します。 デフォルト値は 1000 です。値が 0 の場合、プレビューはオフになっています。
平行移動
オブジェクトをモデル内の新しい位置に平行に移動できます。
ダイアログ ボックスが開いていてもコマンドがアクティブでない場合は、[指示...] ボタンをクリックしてコマンドを再度アクティブにします。
原点からの距離を指定する移動方法
原点からの距離を指定して、モデルまたは図面の新しい位置にオブジェクトを移動させることができます。 [数値位置の入力] ダイアログ ボックスで距離を指定します。
ドラッグ アンド ドロップを使用した移動方法
オブジェクトを新しい位置にドラッグすることで、オブジェクトを移動できます。
別平面に移動
モデル内で、オブジェクトを指定した最初の平面から、指定した 2 番目、3 番目などの平面に移動できます。 移動したオブジェクトの 2 番目、3 番目などの平面上での位置は、元のオブジェクトの最初の平面上での位置と同じに保たれます。
- 移動するオブジェクトを選択します。
- [編集] タブで、 をクリックします。
- 最初の平面の原点位置をピックします。
- 最初の平面上で正の x 軸方向に位置をピックします。
- 最初の平面上で正の y 軸方向に位置をピックします。
- 残りの平面すべてについて、手順 3 ~ 5 を繰り返します。
別のオブジェクトへのオブジェクトの移動
モデル内で、オブジェクトをあるオブジェクトから別の類似したオブジェクトに移動できます。 たとえば、以前にモデリングした部材の詳細設計を行う場合などに役立ちます。 移動元のオブジェクトと移動先のオブジェクトは、寸法、長さ、および回転が異なっていてもかまいません。
鉄筋や仕上げ材を移動し、これらを移動先の部材に適応させるには、次の制限に注意してください。
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鉄筋または仕上げ材のハンドルが、部材の角にある。
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移動元の部材と移動先の部材の、断面の角の数が等しい。
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円形部材の断面寸法が等しい。
- 移動するオブジェクトを選択します。
- [編集] タブで [ ] をクリックします。
- 移動元のオブジェクト (ソース オブジェクト) を選択します。
- 移動先のオブジェクト (ターゲット オブジェクト) を選択します。