仕上げ材は、モデルの部材や現場打ちコンクリートの面に追加できます。曲線面などのあらゆる形状の面に仕上げ材を追加できます。仕上げ材を使用して型枠面積などの表面積を計算したり、鉄筋セットの面に固有のコンクリートかぶり厚を定義したりできます。

各表面が 1 つの平らな面または曲線面に追加されます。表面は、平らな面と曲面との間のフィレットの縁端を越えて延長されません。

表面は、定着先のオブジェクトに関連付けられます。単独のオブジェクトとしては存在せず、関連付けられるのは、RC 詳細設計部材か現場打ちコンクリートのいずれかで、両方には関連付けられません。部材または現場打ちコンクリートに関連付けられている表面は、そのオブジェクトに属するとしてレポートに表示できます。

関連付けられている部材の形状を変更すると、表面もその変更に追随します。関連けられている部材をコピー、移動、または削除すると、サーフェスもそれに追随します。部材とそのサーフェスの 1 つまたは複数が選択およびコピーされた場合、部材のすべてのサーフェスがそれに追従します。

現場打ちコンクリートに追加した表面が、その部材のみに影響する変更 (打ち継ぎの挿入など) に自動的に追随することはありません。現場打ちコンクリートを形成する部材がコピーされた場合、サーフェスはコピーされません。

定着先のオブジェクトとは別個にサーフェスをコピーおよび移動できますが、同じオブジェクト タイプ内でのみ (つまり、部材間や現場打ちコンクリート間) です。コピー/移動元オブジェクトの面とコピー/移動先オブジェクトの面は、同じ方向かつ十分に近い場所にある必要があります。コピー/移動元のサーフェスの作成時にピックされた点も、コピー/移動先の面にコピー/移動される必要があります。

制限事項

• 曲線プロファイル フィレットなどオブジェクトを高精度表示して作成した面は、表面では認識されません。

• 表面にハンドルがないため、関連するオブジェクトから個別に形状を変更できません。

• 表面は図面では表示されません。