オンプレミス ライセンスの認証

Tekla Structures
2020
Tekla Structures

オンプレミス ライセンスの認証

オンプレミス ライセンスを使用するには、ライセンス サーバー上で認証を取得する必要があります。オンライン ライセンスの認証はありません。

ライセンス認証のしくみ

オンプレミス ライセンスの認証を取得すると、ライセンス サーバーが Trimble Solutions の認証取得サーバーに接続し、ライセンスの権利が社内ネットワークやお使いのコンピューターのライセンス サーバーへ移行されます。ライセンス サーバーと共にインストールされる Tekla License Administration Tool でライセンスの認証を取得できます。

  • 会社のライセンス サーバーが Trimble Solutions の認証取得サーバーに接続する必要があるため、ライセンス認証にはインターネット アクセスが必要です。

  • Trimble Solutions の認証取得サーバーは、ライセンスの認証取得状況を追跡します。どのバージョンでも同一のライセンスの認証を再度取得するには、まずそのライセンスの認証を返却する必要があります。Tekla ライセンス サーバーを実行するコンピューターに大幅な変更を行う前には、ライセンスの認証を返却してください。

  • すべてのライセンスを同時に認証する必要はありません。たとえば、この時点でライセンスの一部を認証し、後で他のコンピューターで残りのライセンスを認証することができます。認証ごとに異なる構成およびバージョンを別個に選択する必要があります。

ライセンスの認証

オンプレミス ライセンスを認証するには、対応するライセンス エンタイトルメント証明書ファイル EntitlementCertificate.html が必要です。エンタイトルメント証明書は、お客様の組織内でライセンス購入の手続きを行った方、または連絡先担当者として指名された方に電子メールで送信されます。エンタイトルメント証明書には、使用を許諾されたライセンスの構成、数、および ID 番号が記載されています。

  • エンタイトルメント証明書ファイル EntitlementCertificate.html..\Tekla\License\Server フォルダーに保存することをお勧めします。後でライセンスを別のコンピューターに移動する必要がある場合は、そのファイルが再度必要になります。

    複数のライセンスに対応した複数のエンタイトルメント証明書ファイルがある場合は、上書きされないように必要に応じてファイルの名前を変更します。

  • 手動サーバー通知と自動サーバー通知のどちらの方法を使用しても、ライセンスの認証を取得できます。他の FlexNet ライセンスやライセンス サーバー管理ツール (FlexNet Manager など) を使用している場合は、自動通知を使用しないでください。それ以外の場合は、自動通知を使用することをお勧めします。2 つの方法の手順については、以下を参照してください。

自動サーバー通知を使用したオンプレミス ライセンスの認証

ラインセンス サーバーのインストールに含まれている Tekla License Administration Tool で Tekla Structures オンプレミス ライセンスを認証できます。ライセンスを認証するには、会社のライセンス サーバーからインターネットを通じて Trimble Solutions の認証取得サーバーに接続します。会社のライセンスサーバーがインターネット経由でソリューションの認証取得サーバーに接続します。Tekla Structures サブスクリプションは認証する必要はありません。

注:

他の FlexNet ライセンスやライセンス サーバー管理ツール (FlexNet Manager など) を使用している場合は、自動通知を使用しないでください。 ライセンス サーバーにライセンス変更を手動で通知するには「オンプレミス ライセンスの認証」を参照してください。

ライセンスを認証してライセンスサーバーに自動的に通知するには、次のようにします。

  1. [スタート] メニューまたは [スタート] 画面 (Windows オペレーティング システムによって異なる) から、[Tekla Licensing] > [Tekla License Administration Tool]に移動します。
  2. 自動ライセンス サーバーの通知が有効になっていることを確認します。 ツールバーの [サーバーに通知する] ボタンの状態を確認し、必要に応じてボタンをクリックします。
  3. [開く] をクリックし、ライセンスを含む EntitlementCertificate.html ファイルを開きます。
    [エンタイトルメントのライセンス数] セクションにライセンス情報が表示されます。

  4. [認証の取得] セルをクリックし、認証するライセンスの数を選択します。

  5. [認証の取得] ボタンをクリックします。

    ライセンス サーバーが Trimble Solutions のライセンス認証取得サーバーに接続されます。

  • 認証されたライセンスは [認証取得済みのライセンス] セクションに表示されます。

  • ライセンス サーバーを実行しているコンピューターとは別の安全な場所にあるトラステッド ストレージ (..\ProgramData\FLEXnet\) にバックアップすることをお勧めします。 バックアップは、アクティブなライセンスを誤って消去してしまった場合に、同一のサーバーにライセンスを復元するうえで役立ちます。

  • 後で Tekla License Administration Tool を開くと、失効したライセンスや壊れたライセンスが検出され、それらのライセンスを返却または修復するかどうかの確認メッセージが表示されます。[はい] を選択すると、ライセンスの自動返却または自動修復が実行されます。

主導サーバー通知を使用したオンプレミス ライセンスの認証

他の FlexNet ライセンスやライセンス サーバー管理ツール (FlexNet Manager など) を使用している場合は、手動通知を使用する必要があります。

ライセンスを認証し、サーバーに手動で通知するには、次のようにします。

  1. [スタート] メニューまたは [スタート] 画面 (Windows オペレーティング システムによって異なる) から、[Tekla Licensing] > [Tekla License Administration Tool]に移動します。
  2. 自動ライセンス サーバーの通知が無効になっていることを確認します。ツールバーの [サーバーに通知する] ボタンの状態を確認し、必要に応じてボタンをクリックします。
  3. [開く] をクリックし、ライセンスを含む EntitlementCertificate.html ファイルを開きます。
    [エンタイトルメントのライセンス数] セクションにライセンス情報が表示されます。

  4. [認証の取得] セルをクリックし、認証するライセンスの数を選択します。

  5. [認証の取得] ボタンをクリックします。

    ライセンス サーバーが Trimble Solutions のライセンス認証取得サーバーに接続されます。

  6. 次に、サーバーに通知する必要があります。これは、ライセンスを認証するたびに行う必要があります。
    1. [スタート] メニューまたは [スタート] 画面 (Windows オペレーティング システムによって異なる) から、[Tekla ライセンス] > [LMTOOLS] に移動します。
    2. [Service/License File] タブで、[Configuration using Services] および Tekla Licensing Service が選択されていることを確認します。
    3. [LMTOOLS]ダイアログボックスで[Start/Stop/Reread]タブを開きます。
    4. [ReRead License File]をクリックします。

      ライセンスサーバーがライセンス情報を読み取ります。

  • 認証されたライセンスは [認証取得済みのライセンス] セクションに表示されます。

  • ライセンス サーバーを実行しているコンピューターとは別の安全な場所にあるトラステッド ストレージ (..\ProgramData\FLEXnet\) にバックアップすることをお勧めします。 バックアップは、アクティブなライセンスを誤って消去してしまった場合に、同一のサーバーにライセンスを復元するうえで役立ちます。

  • Tekla License Administration Tool を開くと、失効したライセンスや壊れたライセンスが検出され、それらのライセンスを修復または返却するかどうかの確認メッセージが表示されます。[はい] を選択すると、ライセンスの自動返却または自動修復が実行されます。

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