新しい点群設定とその他の機能強化
Tekla Structures 2020 では、[点群] サイド パネルが完全に新しくなりました。
新しい点群機能は、点群をモデルに関連付けし、[DirectX レンダリング] がアクティブな場合に使用できます。
点群の [ビューア] 設定はビューに固有であり、設定は 1 つのビューに対してのみ有効です。また、その名前は [点群] サイド パネルの上部に表示されます (複数のビューを選択していない場合)。[プロパティ] 設定は、点群がリストから選択されている場合にのみ有効です。
以下を行うことができるようになりました。
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点群の位置、縮尺、回転を調整します。値を変更するには、サイド パネルで点群を選択する必要があります。
[リセット] ボタンは、最後に点群に設定した値を返します。
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EDL (環境光) 効果を使用すると、点群のデプスの認識が向上します。スライダーをドラッグし、点群のアウトラインの太さと濃さを増減します。EDL 効果を無効にするには、[EDL] ボタンをクリックします。
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スライダーをドラッグして、ポイントのサイズと密度を調整します。
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通常、デフォルトの色の値が使用されています。高さごとに点群に色を付けることもできます。
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点群に分類が含まれている場合、分類カテゴリー ポイントの色を変更したり非表示にしたりできます。
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干渉と偏差をチェックします。調整可能な設定に基づいて、選択した部材および選択した参照モデル オブジェクトの中、またはそこから一定の距離内にあるポイントを検出します。
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許容値設定はビュー固有であるため、ビューごとに異なる許容値を使用することができます。
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将来のニーズに応じて、設定ファイルにプロパティとビジュアル化設定を保存します。
点群における他の機能向上
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新しい機能に加えて、ビューの検出が強化され、必ずしもビューを選択する必要がなくなりました。現在の設定が影響するビューの名前は、サイド パネルの上部に表示されます。
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点群のデフォルト キャッシュ フォルダーはすべてのバージョンで共通にあり、バージョン固有のフォルダーが削除されました。
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[点群] サイド パネルの使いやすさが次のように向上しました。
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点群名の上にごみ箱が表示され、長い名前の点群を簡単に削除できるようになりました。
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水平スクロールが無効になりました。点群の名前全体を表示するには、サイド パネルの幅を調整します。
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パネルの幅が自動的に変更されなくなりました。
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点群の詳細については、「点群」を参照してください。