オブジェクト情報

Tekla Structures
2020
Tekla Structures

オブジェクト情報

[オブジェクト情報] コマンドを使用して、選択したモデル オブジェクトに関する情報をサイド パネルに表示できます。 どの情報を表示するかを定義できます。

オブジェクト情報ツールの使用

  1. サイド パネルの [オブジェクト情報] ボタン をクリックします。

    または、リボンの の横にある下矢印をクリックし、[オブジェクト情報] を選択します。

    [オブジェクト情報] ウィンドウがサイド パネルに開きます。

  2. [レポートタイプ] リストから、オブジェクト情報を表示するのに使用するレポート テンプレートを選択します。
  3. モデル オブジェクトを選択します。

    Tekla Structures で、オブジェクト プロパティがサイド パネルに表示されます。

    部材、ボルト、鉄筋など、複数のオブジェクトまたはオブジェクト タイプを選択すると、Tekla Structures には、オブジェクト タイプや使用するレポート テンプレートに関係なく、選択したすべてのオブジェクトの数量が表示されます。異なるオブジェクト プロパティの場合、Tekla Structures に [変動] と表示されます。

オブジェクト情報ツールによってどの情報が表示されるかを定義します。

[オブジェクト情報] サイド パネル ウィンドウに表示される情報を定義できます。レポート テンプレートとそれらの属性を追加および変更できます。

  1. サイド パネルの [オブジェクト情報] ボタン をクリックします。

    または、リボンの の横にある下矢印をクリックし、[オブジェクト情報] を選択します。

    [オブジェクト情報] ウィンドウがサイド パネルに開きます。

  2. ボタンをクリックします。

    [内容の管理] ダイアログ ボックスが表示されます。

    [属性] リストには、デフォルトで使用可能な属性が含まれます。[計算されたプロパティ] 領域で独自の属性の式を作成できます。[表示の内容] リストには、サイド パネルに値が表示される属性が含まれます。

  3. 使用可能なレポート テンプレートと属性を定義します。
    • 既存のレポート テンプレートを変更するには、[内容の管理] ダイアログ ボックスの左側のリストから変更するテンプレートを選択します。

    • 新しいレポート テンプレートを作成するには、 ボタンの横のボックスに名前を入力し、 をクリックします。

    • デフォルトの属性を変更するには、InquiryTool.config ファイルを編集します。

      たとえば、属性の単位を変更できます。

    • 新しい計算された属性を作成するには、[計算されたプロパティ] 領域の下にある ボタンをクリックします。計算されたプロパティを作成または変更するには、[計算されたプロパティ] 領域内のセルをダブルクリックします。[属性] セルに属性の名前を入力します。[関数] セルで、属性名と標準の数学記号 (+、-、*、および /) を使用して式を作成します。

  4. [オブジェクト情報] サイド パネルのウィンドウに表示する属性を定義します。
    • サイド パネルに属性を追加するには、[属性] または [計算されたプロパティ] リストで属性を選択し、 ボタンをクリックします。

    • サイド パネルから属性を削除するには、[表示の内容] リストで属性を選択し、 ボタンをクリックします。

    • 属性の順序を変更するには、 ボタンを使用します。

    • 属性の式を変更するには、下矢印をクリックし、リストから別の式 ([合計][平均][最大]、または [最小]) を選択します。

  5. をクリックして変更を保存します。

InquiryTool.config ファイルに含まれるデフォルトのプロパティを変更します。

[オブジェクト情報] ツールの [内容の管理] ダイアログ ボックスにデフォルトのプロパティとして表示される属性を制御するには、InquiryTool.config ファイルを使用します。

注:

このセクションは、上級ユーザーを対象としています。

Tekla Structures によって、InquiryTool.config ファイルが次のフォルダーから次の順序で検索されます。

  1. モデル フォルダー内の \attributes フォルダー
  2. XS_​PROJECT で定義されたフォルダー内の \CustomInquiry サブフォルダー
  3. XS_​FIRM で定義されたフォルダー内の \CustomInquiry サブフォルダー
  4. XS_​SYSTEM で定義されたフォルダー内の \CustomInquiry サブフォルダー

サブフォルダーとして \CustomInquiry を持つ複数のフォルダーを指定した場合、Tekla Structures は、見つかった最初のフォルダーを使用します。

新しい属性を InquiryTool.config ファイルに追加するには、次の操作を行います。

  1. 任意の標準のテキスト エディターで InquiryTool.config ファイルを開きます。
  2. [ATTR_CONTENT_??] のすべての内容をファイルの末尾にコピーします。
  3. 新しい属性のマークを変更します。

    たとえば、[ATTR_CONTENT_??][ATTR_CONTENT_66] に変更します。

  4. 新しい属性の NAMEDISPLAY_NAMEDATATYPEUNIT、および DECIMAL の値を変更します。contentattributes_global.lst または contentattributes_userdefined.lst ファイルに格納されている属性名および属性定義を使用します。
  5. ファイル内の属性の総数を反映させるために、TOTAL_ATTR_CONTENT の値を変更します。

    たとえば、TOTAL_ATTR_CONTENT=65TOTAL_ATTR_CONTENT=66 に変更します。

  6. ファイルを保存します。
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