SketchUp Proとのデータ連携
参照モデルとしてモデルに挿入
Tekla Structures20.0より、参照モデルの挿入に対応するファイルフォーマットとして、SketchUp ProのSKPファイルをサポートするようになりました。これによって、SketchUp Proで作成した3D形状を参照モデルとして取り込むことができるようになります。活用事例として、以下のような例があります。
・ SketchUp Proで作成された意匠データを挿入し、構造との整合性の確認への活用
・ 建設重機を挿入し、現場での施工計画への活用
・ 敷地(地盤)形状を挿入し、隣接する建築物との境界のチェックや、ランドスケープを含んだ検討、計画への活用
既に挿入してある参照モデルを表示させます。メニュー[ファイル] > [参照モデルリスト] から、非表示となっている参照モデルを表示させます。下図のクレーンのオブジェクトがモデル上に表示されます。
また、SketchUp Proでは、SketchUpのホームページ上に3Dデータライブラリがあり、ウェブサイト上から直接データをダウンロードすることができます。
https://3dwarehouse.sketchup.com/index.html
これらのデータの使用条件、利用許諾範囲等につきましては、ホームページ上でご確認ください。
SketchUp Proへのエクスポート
Tekla StructuresのモデルデータをSketchUp Proのファイルフォーマット(拡張子SKP)にエクスポートすることができます。エクスポートしたモデルの活用事例として、以下のような例があります。
・ SketchUp Proで読み込み、レンダリングを行ってテクスチャや影等を作成し、よりリアリティのある表示でプレゼンテーションへの活用