レポート機能でNG部材を探す
Not version-specific
Tekla Structures
Environment
Japan
Q:
レポートにて、条件を満たしていないものを「NG」と出力させて、モデルのチェックを行いたい。
A:
テンプレートエディタにて用意している属性情報は、条件式に用いることができます。
ある条件に合致する時に判定用のメッセージが出るように条件式を作ることで、レポート機能でモデリング時のミスを探したり、モデルのチェックを行うことができます。また、レポート結果にオブジェクトのIDを出力するとモデルとリンクするので、該当部材を簡単に選択することができます。
[解説]
ボルトの種類がS10Tの時、ボルト本数とワッシャー数が同じなら何も出力せず、違う時はNGと出力する。ボルトの種類がS10Tでなければ出力しない。
例)輸送の制限を越える全長を持つ製品を検索する
[解説]
製品の長さが、10000以上のときNGと出力する。
レポートにて、条件を満たしていないものを「NG」と出力させて、モデルのチェックを行いたい。
A:
テンプレートエディタにて用意している属性情報は、条件式に用いることができます。
ある条件に合致する時に判定用のメッセージが出るように条件式を作ることで、レポート機能でモデリング時のミスを探したり、モデルのチェックを行うことができます。また、レポート結果にオブジェクトのIDを出力するとモデルとリンクするので、該当部材を簡単に選択することができます。
例)誤ってワッシャーが入ってしまっているボルトを検索する
- テンプレートエディタから既存のレポート「ボルト集計.rpt」を開き、ボルト行にテキスト、および値フィールドにて属性情報を追加します。※実際は全て1列で配置します。
「ID:」(テキスト)
「GetValue("ID")」(オブジェクトのID)
「GetValue("WASHER.NUMBER")」(ワッシャーの数量)
「GetValue("ID")」(オブジェクトのID)
「GetValue("WASHER.NUMBER")」(ワッシャーの数量)
- 値フィールドを追加し、下記の条件式を設定します。
if(GetValue("NAME_SHORT") == "S10T") then
if(GetValue("NUMBER") == GetValue("WASHER.NUMBER")) then
""
else "NG"
endif
else ""
endif
if(GetValue("NUMBER") == GetValue("WASHER.NUMBER")) then
""
else "NG"
endif
else ""
endif
Image
[解説]
ボルトの種類がS10Tの時、ボルト本数とワッシャー数が同じなら何も出力せず、違う時はNGと出力する。ボルトの種類がS10Tでなければ出力しない。
Image
例)輸送の制限を越える全長を持つ製品を検索する
- テンプレートエディタから既存のレポート「製品リスト.rpt」を開き、製品行に、値フィールドにて
属性情報を追加します。※実際は全て1列で配置します。
「ID:」(テキスト)
「GetValue("ID")」(オブジェクトID)
「GetValue("LENGTH")」(製品の全長)
「ID:」(テキスト)
「GetValue("ID")」(オブジェクトID)
「GetValue("LENGTH")」(製品の全長)
- 値フィールドを追加し、下記の条件式を設定します。
if(GetFieldFormula("LENGTH_フィールド") > 10000) then
"NG"
else
""
endif
"NG"
else
""
endif
Image
製品の長さが、10000以上のときNGと出力する。
Image