鉄骨部材、製品、キャストユニットは、マークシリーズを使用してグループ化できます。たとえば、フェーズや部材タイプごとにマークシリーズを割り当てることができます。部材ごとに別個のマークシリーズを使用すると、ナンバリング操作が高速化します。
マークシリーズの名前は、 頭マーク と 開始番号 から成ります。部材の頭文字は必ずしも定義しなくてもかまいません(たとえば、副部材については頭文字を省略することができます)。
ナンバリングを実行すると、 Tekla Structures により同じナンバーシリーズに所属している部材間で比較が行われます。同じナンバーシリーズに同一部材が複数含まれていれば、それらには同じ部材マークが与えられます。
注: コンクリート部材は、キャストユニットのナンバリング設定に従って番号が付けられます。たとえば、キャストユニットの頭マークが [C] で、開始番号が [1] の場合、コンクリート部材の頭マークは [Concrete_C-1] になります。
これは、部材位置の頭マークが [コンクリート] で、開始番号が [1] のコンクリート部材にも適用されます。
例
たとえば、頭マークPと開始番号1001でナンバーシリーズを定義すると、 Tekla Structures では、P1001、P1002、P1003などの番号が生成されます。