Tekla Structuresライセンスで必要なITリソースのチェックリスト

Tekla Structures
2018
Tekla Structures

Tekla Structuresライセンスで必要なITリソースのチェックリスト

次のITリソース関連の要件を考慮に入れる必要があります。

  • サポートされるオペレーティングシステム

    Tekla Structures 用の FlexNet ライセンス システムは、Windows オペレーティング システムで動作します。仮想サーバーのサポートは制限されています。詳細については、 Tekla User Assistance にある Tekla Structures ハードウェア推奨事項 を参照してください。

  • 管理者権限を持つWindowsユーザーアカウント

    Windowsログインユーザー名に特殊文字を含めることはできません。

    ライセンスサーバーのインストールと管理を行うには、管理者権限が必要です。詳細については、「 Tekla Structuresライセンスに関する管理者のタスクの実行に必要な権限 」を参照してください。

  • ライセンスサーバー用のTCP/IPポート27007

    Tekla Structures ライセンスサービス( lmgrd )は、TCP/IPポート27007で自動的に実行されます。このポートは、 Tekla Structures ライセンスサービス専用にしておく必要があります。必要に応じて、ライセンスサービス用に別のTCP/IPポートを手動で設定することもできます。「 ライセンスファイルtekla.licの手動変更 」を参照してください。

  • ローカルエリアネットワーク

    ライセンスサーバーとクライアントコンピュータは、同じローカルエリアネットワーク上に存在する必要があります。クライアントはライセンスサーバーに接続可能な環境が必要です。会社内にローカルエリアネットワークがない場合は、 Tekla Structures がインストールされている各コンピュータ上にライセンスサーバーもインストールし、各コンピュータ上でライセンスを認証を取得することをお勧めします。

  • 社内ファイアウォールと直接通信

    社内ファイアウォール(Windowsファイアウォールなど)で、サーバーコンピュータと Tekla Structures がインストールされたコンピュータの間の通信が許可されている必要があります。 tekla.exe アプリケーションと lmgrd.exe アプリケーションがファイアウォール経由で動作できるようにする必要があります。 詳細についてWindowsファイアウォール経由でのTekla Structuresライセンスサーバーの使用 」を参照してください。

    会社のライセンスサーバーがTrimble Solutionsのアクティベーションサーバーに接続する際に、ライセンスサーバーが直接インターネットに接続できるようにする必要があります。認証通信は、TCP/IPポート443上のHTTPSでSOAPを使用します。

    認証時に送受信される情報がファイアウォールによってブロックされないようにしてください。認証取得時の通信を許可するには、ファイアウォール設定で認証取得サーバーの次のアドレスを使用します。

    https://activate.tekla.com:443/flexnet/services/ActivationService?wsdl を使用します。

    サーバーコンピュータからインターネットに直接接続できない場合は、手動認証について Tekla Structures サポートにお問い合わせください。

  • システムのバックアップ設定

    会社で自動バックアップ/リストアシステムが導入されている場合、バックアップコピーで実際のTrusted Storageが上書きされないようシステムの設定を行ってください。Trusted Storageはサーバーコンピュータでライセンス情報が格納される場所で、使用しているオペレーティングシステムに応じて、 C:\ProgramData\FLEXnet にあります。


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