固定TCP/IPポートでトラフィックを許可する: Windows Server 2008

Tekla Structures
2018
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固定TCP/IPポートでトラフィックを許可する: Windows Server 2008

固定TCP/IPポートでトラフィックを許可するには、ファイアウォール設定を変更する必要があります。以下の手順はWindows Server 2008に適用されます。

ライセンスサーバーコンピュータのWindows Server 2008で固定TCP/IPポートを許可するには、次のようにします。

  1. 固定するポートを他のソフトウェアまたはサービスが使用していないことを確認してください。

    コマンドラインでコマンド netstat -anp TCP を使用して、使用中のポートを確認できます。

    [ローカルアドレス] 列のコロン(:)の後の数字は、使用中のポート番号です。

  2. tekla.lic を参照し、テキストエディタを使用して開きます。

    デフォルトのパスは ..\TeklaStructures\License\Server です。

  3. lmgrd.exe に対して固定ポートを設定するには、 SERVER 行の末尾にTCP/IPポート番号を入力します。

    [自動] インストールオプションを使用すると、ポートが27007に設定されます。

  4. VENDOR 行の末尾に「 port=free_port 」を入力します( port=1234 )。

    VENDOR 行でTCP/IPポート番号を定義すると、Tekla Structuresライセンスサービスの再起動時間が長くなる可能性があります。

  5. 変更を保存して tekla.lic を閉じます。
  6. 変更内容をライセンスサーバーに反映します。
    1. [スタート] メニューまたは スタート画面 (Windowsオペレーティングシステムによって異なります)から、 [Tekla Structuresライセンス] > [LMTOOLS] に移動します。
    2. [Service/License File] タブに移動し、 [Configuration using services][Tekla Structures Licensing Service] が選択されていることを確認します。

    3. [Start/Stop/Reread] タブに移動し、 [Stop Server] をクリックしてライセンスサーバーを停止してから、 [Start Server] をクリックしてサーバーをもう一度起動します。
  7. [Start] > [Control Panel] > [Windows Firewall] をクリックします。
  8. 左パネルで、 [Windowsファイアウォールによるプログラムの許可] をクリックします。
  9. [全般] タブで、使用しているWindowsオペレーティングシステムに応じて [例外を許可しない] または [すべての着信接続をブロックする] をオフにしていることを確認します。

    このチェックボックスがオンになっていると、変更内容は適用されません。

  10. [例外] タブで、 [ポートの追加] をクリックします。

  11. [ポートの追加] ダイアログボックスで、次の設定を行います。
    • [名前] ボックスに、「 lmgrd 」と入力します。

    • [ポート番号] ボックスに、手順3で設定したTCP/IPポート番号を入力します。

  12. [OK] をクリックして、変更内容を適用します。

    lmgrd が例外リストに追加されます。

  13. [例外] タブで、 [ポートの追加] を再度クリックし、 [ポートの追加] ダイアログボックスを開きます。
  14. [ポートの追加] ダイアログボックスで、次の設定を行います。
    • [名前] ボックスに、「 tekla 」と入力します。

    • [ポート番号] ボックスに、手順4で設定したTCP/IPポート番号を入力します。

  15. [OK] をクリックして、変更内容を適用します。

    tekla が例外リストに追加されます。

  16. [OK] をクリックして、変更内容を適用します。

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