CAD
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CAD インポートおよびエクスポート ツールでは、複数の形式でモデルをインポートおよびエクスポートできます。CAD インポートでは、最大 10,000 個の部材をインポートできます。部材数が最大数を超えると、Tekla Structures に警告メッセージが表示され、モデルはインポートされません。
CAD インポート形式とエクスポート形式
以下の表に、サポートされているインポートおよびエクスポート ファイル タイプを示します。
オプション |
インポート |
エクスポート |
インポート元/エクスポート先 |
---|---|---|---|
SDNF |
✔ |
✔ |
SDNF (Steel Detailing Neutral File) は、さまざまな CAD システムでインポートとエクスポートに使用されます。 |
HLI |
✔ |
✔ |
HLI (High Level Interface)。IEZ AG Speedikon ソフトウェア |
プラントビュー |
✔ |
プラントビュー設計システム |
|
SDNF (PDMS) |
✔ |
✔ |
Plant Design Management System。Aveva 3Dプラント設計ソフトウェア。 データは、SDNF リンクを介して PDMS にエクスポートされます。Tekla Structures では、部材クラス属性の仕上げフィールドの情報を書き込みますが、SDNF エクスポートではこのクラス情報は省略されます。 |
XML |
✔ |
✔ |
ArchiCAD モデリング システム。 このエクスポートには、以下の制限があります。
|
SCIA |
✔ |
✔ |
[SCIA] を選択すると、SteelFab インターフェイスにデータをエクスポートできます。 |
CAD インポート ツールに加えて、以下に示したインポート ツールも [新規インポートモデル] ダイアログ ボックスで利用可能です。これらのタイプのインポート手順は、CAD インポートの場合と同じです。
Steelfab/SCIA インポート
SFrame インポート
MicasPlus インポート
Eureka LPM インポート
CIS2 ステータス インポート
CIS モデル インポート
FEM インポート
CAD ファイルのインポート
- [ファイル] メニューで、 [インポート] > [CAD] をクリックします。
[新規インポートモデル] ダイアログ ボックスが表示されます。
- デフォルトの名前 ( import model ) を使用するか、インポート ファイルの新しい名前を入力します。
- インポート タイプ [インポート: CAD] を選択します。
このダイアログ ボックスには、以下のインポート ツールも含まれています。
Steelfab/SCIA インポート
SFrame インポート
MicasPlus インポート
Eureka LPM インポート
CIS2 ステータス インポート
CIS モデル インポート
FEM インポート
- [プロパティ] ボタンをクリックし、インポート設定を定義します。インポート設定は、選択したインポート タイプによって異なります。
インポート タイプ固有の設定の詳細については、以下のセクションの設定とその説明を参照してください。
- [OK] をクリックして、 [モデルインポート] ダイアログ ボックスに戻ります。
- [OK] をクリックしてインポートします。
- リストからインポート モデル名を選択し、 [インポート] をクリックします。
変更を加える必要がある場合は、 [新規] ボタンまたは [プロパティ] ボタンをクリックします。
- [モデルインポート] ダイアログ ボックスで、インポートする部材のバージョンを選択します。
- [すべて更新] ボタンをクリックします。
既存のモデルの上に新しいモデルをインポートする場合は、通常、 [すべて更新] オプションを使用します。変更したモデルを再インポートする場合、 [すべて破棄] をクリックしてすべての変更を破棄することも、 [個別に部材指定...] をクリックして個々の変更を承諾または破棄することもできます。
- "今後インポート比較のためにインポートモデルを保存しますか?" というメッセージが Tekla Structures に表示されます。 [はい] をクリックします。
Tekla Structures によってインポート モデルがモデル ビューに追加されます。
- モデル ビューを右クリックし、 [作業領域を全モデルにフィット] を選択して、インポートされたモデルが完全に表示されるようにします。
- 部材が表示されない場合は、 [ビュープロパティ] ダイアログ ボックスで、 [ビューデプス] の [上方] と [下方] の値を確認し、必要に応じて値を変更します。
SDNF のインポートでは、 Tekla Structures 内の部材にはない情報をインポートする場合は、インポートする SDNF ファイル内で SDNF 拡張行を使用し、 Tekla Structures 内でユーザー定義情報 REVISION_NUMBER を使用することができます。
CAD インポート設定
設定 | 説明 |
---|---|
[変換] タブ |
|
プロファイル変換ファイル 材質変換ファイル ツイン プロファイル変換ファイル |
使用する変換ファイルを定義します。 変換ファイルでは、プロファイル名および材質名を Tekla Structures と他のソフトウェアの間でマッピングします。 変換ファイルの詳細については、「 変換ファイル 」を参照してください。 |
パラメータ |
|
入力ファイル |
インポートするファイル。目的のファイルをブラウズすることもできます。デフォルト値は、 import.lis です。 |
タイプ |
入力ファイルまたはモデル種別を定義します。 SDNF、HLI、プラントビュー、SDNF (PDMS)、XML |
[原点X]、[原点Y]、[原点Z] |
ファイルを特定の位置に配置する場合は、原点座標を定義します。 |
[SDNF] タブ |
|
部材マーク |
頭マークと開始位置番号を入力します。 この設定は、 [位置番号タイプ] 設定に関連します。 |
SDNF バージョン |
SDNF 形式のタイプを [2.0] または [3.0] に設定します。 通常は、SDNF 3.0 を選択します。ただし、StruCAD では、SDNF 2.0 ファイルを共有することをお勧めします。 |
カットとフィッティングを適用 |
[はい] (デフォルト) に設定すると、インポートでカットとフィッティングが適用されます。 カットとフィッティングが含まれるのは、SDNF ファイルにこれらが含まれている場合だけです。 |
オフセットを考慮する |
[はい] に設定すると、オフセットが作成されます。ほとんどの場合、 [はい] を選択する必要があります。 [いいえ] (デフォルト) を選択すると、部材の端点に部材作成点が配置されます。 ほとんどの場合、[はい] を選択する必要があります。[いいえ] (デフォルト) を選択すると、部材の端点に部材作成点が配置されます。 |
ログ ファイルを作成する |
[作成] を選択すると、モデルをインポートするたびに新しいログ ファイルが作成され、以前のログ ファイルが削除されます。 インポートが失敗した場合は、ログ ファイルをチェックすると、失敗の原因を調べることができます。インポートが成功したように思われる場合でも、ログ ファイルを確認してください。 [追加] (デフォルト) を選択すると、ログ ファイルの情報が既存のログ ファイルの末尾に追加されます。 ログ ファイルが不要な場合は、 [いいえ] を選択します。 |
ログ ファイルを表示する |
[外部ビューアで] を選択すると、テキスト エディターにログ ファイルが表示されます。 [ダイアログ上で] を選択すると、ログ ファイルの表示だけが可能な別のリスト ダイアログ ボックスが作成されます。 ファイルを表示しない場合は、 [なし] を選択します。 |
ログ ファイル名 |
ログ ファイルの名前を入力するか、既存のログ ファイルをブラウズします。 |
位置番号タイプ |
SDNF ファイルには、部材のユーザー定義情報に含めたり、部材の位置番号として使用したりできる識別子が含まれています。 識別子を部材の位置番号として使用する場合は、 [部材マーク] を選択します。 [マーク] オプションをこのオプションと併用しないでください。 識別子を部材のユーザー定義情報に含める場合は、 [ユニバーサルID] を選択します。 PDS または PDMS からファイルをインポートする場合は、通常、ユニバーサル ID オプションを選択します。 各ダイアログ ボックスでユーザー定義情報が表示されるようにするには、ユーザー定義情報を objects.inp ファイルに追加する必要があります。 |
[プラントビュー] タブ |
|
材質 |
材質を選択します。 |
[レポート] タブ |
|
レポートの作成 |
[はい] に設定すると、レポートが作成されます。 |
レポートを表示する |
[はい] に設定すると、レポートが表示されます。 |
レポート テンプレート |
レポート テンプレートを選択します。 |
レポート ファイル名 |
レポート ファイルの名前を入力するか、レポート ファイルをブラウズします。 レポートに名前を指定しないと、レポートは import_revision_report.rpt という名前でモデル フォルダーに保存されます。 |
[詳細設定] タブ |
|
オブジェクト状態と処理の設定 (比較) |
[前回のインポート] には、インポートするファイル内のオブジェクトと比較したモデル内のオブジェクトの状態が示されます。 [新規] 、 [変更された] 、 [削除された] 、 [同じ] の 4 つに分類しています。 Tekla Structures により、インポートするオブジェクトの状態がモデル内のオブジェクトの状態と比較されます。この状態を、 [モデルにはない] 、 [異なる] 、 [同じ] の 3 つに分類しています。 [モデルにはない] 、 [異なる] 、および [同じ] の下にあるオプションを使用して、変更されたオブジェクトをインポートするときの処理を指定します。選択できるオプションは、 [無視] 、 [コピーする] 、 [変更する] 、 [削除する] のいずれかです。 通常は、デフォルト値を変更する必要はありません。 |
SteelFab/SCIA インポート設定
設定 | 説明 |
---|---|
[パラメータ] タブ |
|
入力ファイル |
インポートするファイルの名前を入力します。 |
プロファイル変換ファイル 材質変換ファイル |
使用する変換ファイルを定義します。 変換ファイルでは、プロファイル名および材質名を Tekla Structures と他のソフトウェアの間でマッピングします。 変換ファイルの詳細については、「 変換ファイル 」を参照してください。 |
[原点X]、[原点Y]、[原点Z] |
ファイルを特定の位置に配置する場合は、原点座標を定義します。 |
溶接をインポートする |
インポートするモデルに溶接を含めます。 |
ボルト孔をインポートする |
インポートするモデルにボルト孔を含めます。 |
S-Frame インポート、MicasPlus インポート、Eureka LPM インポート設定
設定 | 説明 |
---|---|
[変換] タブ |
|
プロファイル変換ファイル 材質変換ファイル ツイン プロファイル変換ファイル |
使用する変換ファイルを定義します。 変換ファイルでは、プロファイル名および材質名を Tekla Structures と他のソフトウェアの間でマッピングします。 変換ファイルの詳細については、「 変換ファイル 」を参照してください。 |
[パラメータ] タブ |
|
ASCII ファイル名 |
インポートするファイルの名前を入力します。 |
部材 回転 |
[正面] または [上面] を選択します。 [MicasPlusインポート] でのみ使用できます。 |
[原点X]、[原点Y]、[原点Z] |
ファイルを特定の位置に配置する場合は、原点座標を定義します。 |
[詳細設定] タブ |
|
オブジェクト状態と処理の設定 (比較) |
[前回のインポート] には、インポートするファイル内のオブジェクトと比較したモデル内のオブジェクトの状態が示されます。 [新規] 、 [変更された] 、 [削除された] 、 [同じ] の 4 つに分類しています。 Tekla Structures により、インポートするオブジェクトの状態がモデル内のオブジェクトの状態と比較されます。この状態を、 [モデルにはない] 、 [異なる] 、 [同じ] の 3 つに分類しています。 [モデルにはない] 、 [異なる] 、および [同じ] の下にあるオプションを使用して、変更されたオブジェクトをインポートするときの処理を指定します。選択できるオプションは、 [無視] 、 [コピーする] 、 [変更する] 、 [削除する] のいずれかです。 通常は、デフォルト値を変更する必要はありません。 |
CIS2 ステータス インポート設定
設定 | 説明 |
---|---|
[パラメータ] タブ |
|
入力ファイル |
インポートするファイルの名前。目的のファイルをブラウズすることもできます。 |
情報の対象 |
モデル全体 または 選択部材 をインポートします。 |
ログ ファイルを作成する |
[作成] を選択すると、モデルをインポートするたびに新しいログ ファイルが作成され、以前のログ ファイルが削除されます。 [追加] (デフォルト) を選択すると、ログ ファイルの情報が既存のログ ファイルの末尾に追加されます。 ログ ファイルが不要な場合は、 [いいえ] を選択します。 |
ログ ファイルを表示する |
[ダイアログ上で] を選択すると、ログ ファイルの表示だけが可能な別のリスト ダイアログ ボックスが作成されます。 ファイルを表示しない場合は、 [なし] を選択します。 |
CIS モデル インポート設定
設定 | 説明 |
---|---|
[パラメータ] タブ |
|
モデル種別 |
モデル種別 ( [設計] 、 [解析] 、 [SP3D] ) を選択します。 |
CIS バージョン |
[CIS/1] または [CIS/2] を選択します。
|
入力ファイル |
インポートするファイルの名前。目的のファイルをブラウズすることもできます。 |
[原点X]、[原点Y]、[原点Z] |
ファイルを特定の位置に配置する場合は、原点座標を定義します。 |
複合要素 複合の際の最大長さ |
CIS モデルの複数の要素を Tekla Structures で 1 つの部材に結合するには、 [複合要素] を [はい] に設定します。 たとえば、ファイル内の梁が複数の要素で構成されている場合、 [はい] を選択すると、要素が結合されて Tekla Structures モデルで 1 つの梁を形成します。 [いいえ] を選択すると、 Tekla Structures によって CIS モデルの要素ごとに梁が作成されます。 [複合の際の最大長さ] は、 [複合要素] を [はい] に設定した場合にのみ適用されます。部材を結合する際の最大長を定義する場合は、この設定を使用します。結合した長さがここに入力した値より小さい場合にのみ、 Tekla Structures により要素が 1 つの部材に結合されます。 |
オフセットを無視する |
CIS/1 および CIS/2 解析モデルには、部材オフセットが含まれている場合があります。つまり、節点が必ずしも梁の端点にあるわけではありません。 [はい] (デフォルト) に設定すると、 Tekla Structures 側で物理的部材の位置を決定するときに、それらのオフセットが使用されます。 [いいえ] に設定すると、 Tekla Structures によりノード位置に基づいて部材位置が決定されます。 |
力を無視する |
応力をインポートする方法を定義します。 [いいえ] に設定すると、 Tekla Structures により部材の [せん断力] 、 [引張力] 、 [モーメント] の各ユーザー定義情報に最大力の絶対値がインポートされます。 [はい] に設定すると、 Tekla Structures は力をインポートしません。 |
インポート GUID (解析モデル) |
[はい] を選択すると、部材 GUID がインポートに含められます。 |
[変換] タブ |
|
プロファイル変換ファイル 材質変換ファイル ツイン プロファイル変換ファイル |
使用する変換ファイルを定義します。 変換ファイルでは、プロファイル名および材質名を Tekla Structures と他のソフトウェアの間でマッピングします。 変換ファイルの詳細については、「 変換ファイル 」を参照してください。 |
[詳細設定] タブ |
|
オブジェクト状態と処理の設定 (比較) |
[前回のインポート] には、インポートするファイル内のオブジェクトと比較したモデル内のオブジェクトの状態が示されます。 [新規] 、 [変更された] 、 [削除された] 、 [同じ] の 4 つに分類しています。 Tekla Structures により、インポートするオブジェクトの状態がモデル内のオブジェクトの状態と比較されます。この状態を、 [モデルにはない] 、 [異なる] 、 [同じ] の 3 つに分類しています。 [モデルにはない] 、 [異なる] 、および [同じ] の下にあるオプションを使用して、変更されたオブジェクトをインポートするときの処理を指定します。選択できるオプションは、 [無視] 、 [コピーする] 、 [変更する] 、 [削除する] のいずれかです。 通常は、デフォルト値を変更する必要はありません。 |
FEM インポート設定
設定 | 説明 |
---|---|
[変換] タブ |
|
プロファイル変換ファイル 材質変換ファイル ツイン プロファイル変換ファイル |
使用する変換ファイルを定義します。 変換ファイルでは、プロファイル名および材質名を Tekla Structures と他のソフトウェアの間でマッピングします。 変換ファイルの詳細については、「 変換ファイル 」を参照してください。 |
[部材] タブ |
|
部材マーク 製品マーク |
頭マークと開始位置番号を入力します。 |
[パラメータ] タブ |
|
入力ファイル |
インポートするファイルの名前。目的のファイルをブラウズすることもできます。 |
タイプ |
入力ファイル タイプ (DSTV、SACS、Monorail、Staad、STAN 3D、BUS) を選択します。 |
[原点X]、[原点Y]、[原点Z] |
ファイルを特定の位置に配置する場合は、原点座標を定義します。 |
標準降伏応力度 降伏応力が限度以上の場合の標準材質 降伏応力が限度より小さい場合の標準材質 |
[降伏応力が限度より小さい場合の標準材質] 設定は、SACS インポート ファイルに使用します。降伏応力が制限値を下回る場合に使用する材質を定義します。 [降伏応力が限度以上の場合の標準材質] 設定は、SACS または DSTV インポート ファイルに使用します。SACS の場合、このフィールドで降伏応力が制限値以上の場合に使用する材質を定義します。DSTV の場合、インポート ファイルに材質が含まれていない場合に、ここで材質を入力できます。 |
複合要素 複合の際の最大長さ |
FEM モデルの複数の要素を Tekla Structures で 1 つの部材に結合するには、 [複合要素] を [はい] に設定します。 たとえば、ファイル内の梁が複数の要素で構成されている場合、 [はい] を選択すると、要素が結合されて Tekla Structures モデルで 1 つの梁を形成します。 [いいえ] を選択すると、 Tekla Structures によって FEM モデルの要素ごとに梁が作成されます。 [複合の際の最大長さ] は、 [複合要素] を [はい] に設定した場合にのみ適用されます。部材を結合する際の最大長を定義する場合は、この設定を使用します。結合した長さがここに入力した値より小さい場合にのみ、 Tekla Structures により要素が 1 つの部材に結合されます。 |
[Staad] タブ |
|
材質 |
材質を選択します。 |
[レポート] タブ |
|
レポートの作成 |
[はい] に設定すると、レポートが作成されます。 |
レポートを表示する |
[はい] に設定すると、レポートが表示されます。 |
レポート テンプレート |
レポート テンプレートを選択します。テンプレートをブラウズすることもできます。 |
レポート ファイル名 |
レポート ファイルの名前を入力するか、レポート ファイルをブラウズします。 レポートに名前を指定しないと、レポートは import_revision_report.rpt という名前でモデル フォルダーに保存されます。 |
[DSTV] タブ |
|
バージョン |
DSTV のバージョンを選択します。 |
スタティック部材のインポート その他の部材のインポート |
インポートする DSTV ファイルに静的モデルと CAD モデルが含まれている場合、インポートするモデルを選択できます。 [スタティック部材のインポート] で [はい] を選択すると、静的モデルがインポートされます。 [その他の部材のインポート] で [はい] を選択すると、CAD モデルがインポートされます。 |
[STAN 3D] タブ |
|
縮尺 |
インポート モデルの縮尺を指定します。 Tekla Structures モデルとインポート モデルがどちらもミリメートル単位であれば、縮尺を指定せずに STAN 3D をインポートできます。STAN 3D ファイルがミリメートル単位の場合は、縮尺 1 を使用します。STAN 3D ファイルがメートル単位の場合は、縮尺 1000 を使用します。 |
材質 |
インポートする部材の材質を入力します。 |
[BUS] タブ |
|
マーク |
インポートする梁、柱、ブレース、および片持ち梁の マーク を指定します。 |
材質 |
インポートする部材の材質を入力します。 |
名前 |
インポートする部材の名前を入力します。 |
クラス |
インポートする部材のクラスを入力します。 |
梁上面をフロアー レベルに配置 |
[はい] を選択すると、すべての梁の上面が床面レベルで揃えられます。 |
[詳細設定] タブ |
|
オブジェクト状態と処理の設定 (比較) |
[前回のインポート] には、インポートするファイル内のオブジェクトと比較したモデル内のオブジェクトの状態が示されます。 [新規] 、 [変更された] 、 [削除された] 、 [同じ] の 4 つに分類しています。 Tekla Structures により、インポートするオブジェクトの状態がモデル内のオブジェクトの状態と比較されます。この状態を、 [モデルにはない] 、 [異なる] 、 [同じ] の 3 つに分類しています。 [モデルにはない] 、 [異なる] 、および [同じ] の下にあるオプションを使用して、変更されたオブジェクトをインポートするときの処理を指定します。選択できるオプションは、 [無視] 、 [コピーする] 、 [変更する] 、 [削除する] のいずれかです。 通常は、デフォルト値を変更する必要はありません。 |
CADモデルの再インポート
既にインポートしているモデルを変更したために、モデルを再インポートすることが必要な場合があります。
プロファイル変換ファイルと材質変換ファイルは、元のモデルインポートで定義されたものと同じである必要があります。
モデルを再インポートするには、次のようにします。
- Tekla Structures を開き、既存のCADモデルを既にインポートしているモデルを開きます。
- [ファイル] メニューで、 [インポート] > [CAD] をクリックします。
- [タイプ] リストでインポートタイプを選択します。
CADモデルの場合、通常はSDNF形式のファイルに限られます。
- [名前] ボックスに、インポートするモデルの新しい名前を入力します。
合計パスとファイル名は、80文字を超えてはいけません。合計パスが長すぎる場合は、"ファイル名とパスは長すぎます。ファイルを別のフォルダに置いてください。"というメッセージが表示されます。また、元のインポートと同じ名前を使用すると、"不正なインポートモデル名です。"という警告メッセージが Tekla Structures に表示されます。
- [プロパティ] ボタンをクリックし、 [変換] タブの プロファイルおよび材質変換 ファイルが元のモデルインポートで使用したものと同じであることを確認します。
- [詳細設定] タブに移動し、変更されたオブジェクトをインポートするときに Tekla Structures で実行する処理を指定します。
左側の [前回のインポート] 列には、インポートするファイル内のオブジェクトの状態と比較したモデル内のオブジェクトの状態が示されます。 [新規の] 、 [変更された] 、 [削除された] 、 [同一の] の4つに分類しています。
オブジェクトには、 [ない] 、 [異なる] 、 [同じ] の3つの状態があります。
[モデル内に存在しない] 、 [異なった] 、 [同一の] の各見出しの下にあるリストボックスで、変更されたオブジェクトをインポート時にどのように扱うかを指定します。選択できるオプションは、 [実行しない] 、 [コピーする] 、 [変更する] 、 [削除する] のいずれかです。
削除された オブジェクトにのみ、 [削除] を選択できます。 [削除] を使用して削除できるのは、インポートするモデルではなく、現在のモデルから既に削除されているオブジェクトだけです。
通常は、ほとんどのユーザーがデフォルトの設定を使用します。
- [OK] または [既定値に設定] をクリックします。
- [モデルインポート] ダイアログボックスで [OK] をクリックして、更新されたモデルをインポートします。
- さまざまなインポートを比較するために、 [レポート] タブでレポートを作成します。
CADへのエクスポート
CADモデルは複数の形式でエクスポートできます。
SDNFのエクスポートを開始する前に、 [詳細設定] ダイアログボックスの [エクスポート] ページで、詳細設定 XS_SDNF_CONVERT_PL_PROFILE_TO_PLATE が設定されていないことを確認します。
- Tekla Structures モデルを開きます。
- [ファイル] メニューで、 [エクスポート] > [CAD] をクリックします。
[CADエクスポート]ダイアログボックスが開きます。
- [変換] タブで要求される変換ファイルにパスを入力し、 [パラメータ] タブにパラメータを入力して、エクスポート形式に応じて [SDNF] または [XML] タブの設定を定義します。
エクスポート設定の詳細については、以下の CAD エクスポート設定を参照してください。
- モデルでエクスポートする部材を選択します。
- [既定値に設定] をクリックし、 [作成] をクリックします。
Tekla Structures により、現在のモデルフォルダにエクスポートファイルが作成されます。
CADモデルのエクスポート設定
設定 |
説明 |
---|---|
[変換] タブ | |
プロファイル変換 材質変換ファイル ツインプロファイル変換ファイル |
使用する変換ファイルを定義します。 変換ファイルでは、プロファイル名および材質名を Tekla Structures と他のソフトウェアの間でマッピングします。 変換ファイルの詳細については、「 変換ファイル 」を参照してください。 |
[パラメータ] タブ | |
出力ファイル |
エクスポートするファイルのファイル名。目的のファイルを参照することもできます。 |
タイプ |
エクスポート形式を次から選択します。HLI、SCIA、SDNF、PDMS、SDNF (PDMS)、XML |
[原点X]、[原点Y]、[原点Z] |
エクスポートしたモデルを特定の位置に配置する場合の原点座標を定義します。 |
[PML] タブ: この形式はサポートされなくなりました | |
[SDNF] タブ | |
[SDNFバージョン] |
エクスポートで使用するSDNFのバージョンを選択します。 StruCADでは、SDNF バージョン2.0を使用します。 |
カットとフィッティングを適用 |
[はい] (デフォルト)を選択すると、エクスポートでカットとフィッティングが適用されます。 |
[位置番号タイプ] |
SDNFファイルには、部材のユーザー定義情報に含めたり、位置番号として使用したりできる識別子が含まれています。次のオプションを使用できます。
ユーザー定義情報を表示可能にするには、それらを objects.inp ファイルに追加する必要があります。 |
オフセットを考慮する |
エクスポートの実行中に記録されたオフセットを無視するには [いいえ] を選択し、考慮する場合は [はい] を選択します。 この設定は、実際の始点情報と終点情報には無効で、オフセットに対してのみ有効です。 Tekla Structures では、実際のソリッドオブジェクトに基づいて始点と終点が記述され、参照線は使用されません。 |
PDMS フェイズオフセット |
エクスポートする部材のフェーズオフセットを指定します。 たとえば、 Tekla Structures モデルの最初のフェーズが1の場合に、フェーズオフセットとして10を入力すると、別のソフトウェアでは Tekla Structures の部材フェーズが11から開始されます。 |
[設計] |
設計会社の名前を入力します。 |
客先 |
客先の名前を入力します。 |
ストラクチャID |
エクスポートするモデルの一意のID番号を入力します。 |
プロジェクトID |
エクスポートするプロジェクトの一意のID番号を入力します。 |
[リビジョン番号] |
必要に応じてリビジョン番号を入力します。リビジョン番号は、 Tekla Structures によってモデルのユーザー定義情報(REVISION_NUMBER)から取得されます。このフィールドが空白の場合、 Tekla Structures は、CADエクスポートダイアログボックス( [リビジョン番号] )で指定されたリビジョン番号を使用します。 |
[発行コード] |
Tekla Structures では、発行コードが出力ファイルのヘッダーセクションに書き込まれます。PDMSでは、この値は常に" Tekla Structures "です。 |
設計基準 |
構造設計に使用する設計コードを定義します。 |
[XML] タブ | |
[単位] |
単位の変換(MM、M、IN、FT)を指定します。たとえば、ミリメートル単位で作成された Tekla Structures モデルの場合、INを選択すると、出力ファイルですべての部材寸法がインチに変換されます。 |
[XML structure ID] |
エクスポートするモデルの一意のID番号。IDは必ず入力する必要があります。 Tekla Structures では、モデルを再エクスポートする場合に、この値を使用してモデルが識別されます。 |
XML structure Name |
エクスポートするモデルの一意の名前。 |