[ プロパティコピー ] コマンドを使用して、1 つのモデル オブジェクトから別のモデル オブジェクトにモデル オブジェクト プロパティをコピーします。また、少数のオブジェクトのみにプロパティをすばやくコピーする場合は、コンテキスト ツールバーを使用できます。

両方のオブジェクトに同じプロパティがある場合は、プロパティ パネルを使用してそれらのオブジェクト間でプロパティをコピーすることができます。多数のオブジェクトにプロパティをコピーする必要がある場合は、この方法を使用します。

1. プロパティのコピー元のオブジェクトを選択します。
2. プロパティ パネルで[ プロパティコピー ] をクリックします。

   マウス ポインターがペイントブラシに変わり、コピーするプロパティをプロパティ パネルから選択できます。

   プロパティ パネルの下部にある [ すべての選択 ] および [ 何も選択しない ] スイッチを使用することで、すべてのプロパティを選択したり、すべてのプロパティをクリアしたりできます。[ 何も選択しない ] スイッチを使用すると、[ プロパティコピー ] コマンドを次回開始したときにすべてのチェック マークがクリアされます。

3. プロパティのコピー先のオブジェクトを選択します。

   範囲選択を使用すると、多数のオブジェクトをすばやく選択できます。

4. Tekla Structures では、変更されたプロパティはプロパティ パネルで黄色でハイライトされます。チェック ボックスをオンまたはオフにし、コピーするプロパティを指定します。

   

   チェック マークを 1 つずつクリアすることも、セクション全体とそのすべてのプロパティを選択することもできます。また、プロパティ パネルの下部にある [ すべての選択 ] および [ 何も選択しない ] スイッチを使用することで、すべての変更を選択したり、すべての変更をクリアしたりできます。

5. [ 変更 ] をクリックして選択した変更を適用します。

   Tekla Structures で、次回同じタイプのオブジェクトを作成するときには、プロパティが使用されます。

   プロパティがコピーされると、マウス ポインターが通常の状態に戻ります。

   プロパティ パネルを カスタマイズ し、ユーザー定義情報 (UDA) を追加している場合、プロパティ パネルの [ プロパティコピー ] コマンドを使用すると、ユーザー定義情報の値がコピーされます。ユーザー定義情報ダイアログ ボックスにしか表示されないユーザー定義情報の値はオブジェクトにコピーされません。固有のユーザー定義情報 ( unique_attribute ) もオブジェクトにコピーされません。

   Tip:

   複数のオブジェクトにプロパティをコピーするには、[ プロパティコピー ] ボタンをダブルクリックして、[ プロパティコピー ] コマンドの実行を続けます。オブジェクトを選択するたびに [ 変更 ] をクリックします。マウス ポインターは、 Esc キーを押すか、 を再度クリックするまで、ペイントブラシ モードのままになります。

少数のオブジェクトのみにプロパティをすばやくコピーする場合は、この方法を使用します。

1. プロパティのコピー元のオブジェクトを選択します。

   コンテキスト ツールバー が表示されます。

2. コンテキスト ツールバーで[プロパティ コピー] をクリックします。

   マウス ポインターがペイントブラシに変わります。

3. プロパティのコピー先のオブジェクトを選択します。

   プロパティがコピーされると、マウス ポインターが通常の状態に戻ります。

   ユーザー定義情報 (UDA) は、コンテキスト ツールバーをカスタマイズして UDA を追加しても、オブジェクトにコピーできないことに注意してください。

4. 複数のオブジェクトにプロパティをコピーするには、[プロパティ コピー] ボタンをダブルクリックします。

   これで、複数のオブジェクトにプロパティをコピーできます。ポインターは、 Esc キーを押すか、他のコマンドを実行するまで、ペイントブラシ モードのままになります。