パラメーター変数 を使用して、カスタム コンポーネントによって作成されるオブジェクトの基本プロパティ (名前、材質、プロファイル、位置番号など) を設定します。パラメーター変数には自動的に P (パラメーター) という頭マークが付けられて、[ 変数 ] ダイアログ ボックスに表示されます。
次の例では、カスタム コンポーネントのすべての溶接を指定サイズに設定する変数を作成する方法を示します。変数を作成したら、カスタム コンポーネントのダイアログ ボックスで溶接サイズを直接変更できます。
[ 変数 ] ダイアログ ボックスが開きます。
P1 などのデフォルトの名前を使用することもできます。この例では、変数の名前として「 Weldsize 」と入力します。
タイプにより、この変数に使用できる値の種類が決まります。この例では、長さと距離に適している [ 長さ ] を選択します。
このボックスは空白のままにしておきます。
このラベルがカスタム コンポーネントのダイアログ ボックスに表示されます。この例では、ラベルとして「 Weld size 」と入力します。
計算にのみ使用する場合には、変数を非表示にします。カスタム コンポーネントのダイアログ ボックスで値を編集できるようにする場合は、変数を表示します。この例では、[ 表示 ] を選択します。
次の設定を使用してパラメーター変数を作成しています。
一番上の溶接の [ 上側サイズ ] プロパティを選択します。
ここでは「 Weldsize 」と入力します。
これで、カスタム コンポーネントのダイアログ ボックスの [溶接サイズ] ボックスを使用して [上側 サイズ] プロパティを変更できます。
他の溶接に対してもこの手順を繰り返し、これらのすべての溶接がカスタム コンポーネントのダイアログ ボックスの [ 溶接サイズ ] ボックスにリンクされるようにします。
手順 7 で変数を [非表示] に設定していない限り、カスタム コンポーネントのダイアログ ボックスに変数が表示されます。
溶接サイズの値を変更すると、それに応じてカスタム コンポーネント内のすべての溶接のサイズが変更されます。