Management Console におけるモデルのロックとモデルのバージョンの削除
Management Console では、調査のためにモデルをロックしたり、モデルからバージョンを削除してモデルの変更に伴う問題を解決したりできます。
調査用にモデルをロックする
共有モデルに対して問題となるような変更が行われた場合、当該モデルをロックして、当該モデルに新たな変更が行われないようにします。
モデルをロックした後、ロック オーナーを選択してモデルを調査できます。モデルがロックされている間は、ロック オーナーのみがパケットの読み込みと書き出しを行うことができます。
問題を調査した後、モデルを削除またはロック解除できます。
デフォルトでは、マルウェアが検出されるとモデルは自動的にロックされます。詳しくは、「マルウェアが検出されたモデルを管理する」をご覧ください。
次に、ロック オーナーがモデルを調査します。
モデルのバージョンの削除
モデル バージョンを削除できるのは管理者のみです。通常、管理者がモデル バージョンを削除する前に、ロック オーナーはモデルを調査して問題の原因となったバージョンを特定します。
モデルのバージョンを削除すると、共有モデルは、削除したバージョンの前のバージョンに戻ります。削除したバージョンよりも新しいバージョンがある場合、新しいバージョンも削除されます。
モデル バージョンが削除された時、そのバージョンで行われた変更はモデルから失われることに注意してください。モデルに含めるべき変更は、当該モデルで再度行い、かつその変更を読み込む必要があります。
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Management Console for Tekla Model Sharing のナビゲーション パネルで、
[Models] をクリックして、組織内のすべての共有モデルを一覧表示します。
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モデルの [Versions] 列で、
アイコンをクリックします。
- 削除する 1 つまたは複数のバージョンを選択します。
- [ Add Comment ] ボックスに、バージョンを削除する理由についてのコメントを追加します。
- バージョンが削除されたことをユーザーに通知するには、[Send email to users] を選択します。
- [Delete versions] をクリックします。
- ダイアログを閉じるには、[Close] をクリックします。
共有モデルのユーザーが、削除されたいずれかのバージョンの読み込みまたは書き出しを既に行っている場合、ユーザーに対して [アウト] および [イン] アイコンに赤色の矢印
が表示されます。ユーザーは、再度モデルへ参加する必要があります。
削除されたバージョンを使用しているユーザーがいない場合、ユーザーは参加を再度行う必要はありません。
ユーザーは、モデルでの次回のアウトを予約することができます。次回の書き出しが予約されている間、その他のユーザーが書き出しを行うことはできません。アウトの予約は、必要に応じて、Management Console でモデルのアンロックすることで解除することができます。
モデルのバージョンを削除したら、モデルをアンロックします。
モデルのアンロック
ユーザーが共有モデルで変更を再度インおよびアウトできるようにするには、モデルをアンロックします。
ユーザーが共有モデルで変更をインおよびアウトできるようになりました。
マルウェアが検出されたモデルを管理する
ベースライン用にアップロードされたすべての新しいデータと、Tekla Structures を使用して書き出された更新パケットは、Management Console for Tekla Model Sharing でマルウェアがないかスキャンされます。マルウェアの可能性が検出された場合、
[Notifications] ページの [Malware scanning] タブに通知が表示されます。デフォルトでは、 Lock model when malware is detected 設定をオフにしていない限り、モデルは自動的にロックされます。
新しいモデルでマルウェアをスキャンする際に遅延が生じる可能性があります。一部のユーザーは、スキャンが実行される前にコンテンツを既にダウンロードしている可能性があります。
- マルウェアの可能性が存在するモデルが自動的にロックされない場合、「調査用にモデルをロックする」の手順に従ってロックします。
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調査結果を検証します。
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次の操作を行います。
- モデルにマルウェアが含まれていない場合、「モデルのロック解除」の手順に従ってモデルのロックを解除します。
- モデルにマルウェアが含まれている場合、「モデル バージョンを削除する」の手順に従ってモデルの感染したバージョンを削除します。注: ユーザーのワークステーションにあるモデルのローカル コピーとマルウェア自体も削除されていることを確認します。
共有モデルのユーザーは、モデルに再度参加する必要があります。
例:共有モデルをロックして、以前のモデル バージョンに戻す
この例では、管理者が調査のためにモデルをロックし、問題の原因となっているモデル バージョンを特定して、最新の有効なバージョンに戻します。
たとえば、ユーザーが誤ってオブジェクトを余分に削除した可能性があります。モデルのロック時に、管理者はロック オーナーとして 1 人のユーザーを選択できます。ロック オーナーは、モデルを調査し、通常どおりインとアウトを行うことができます。モデルの他のユーザーは、モデルのロック中に読み込みと書き出しを行うことができません。
ロック オーナーが問題の原因となっているモデルのバージョンを検出すると、管理者は Management Console for Tekla Model Sharing でモデルのバージョンを削除し、当該モデルの以前のバージョンを復元できます。バージョンを削除した後、管理者はモデルのロックを解除します。
この例では、管理者が Management Console で手順 1、3、4 を行います。ロックオーナーは、Tekla Structuresで手順 2 を実行します。
アイコンをクリックします。
が表示されます。これらのコマンドを使用できるのはロック オーナーのみです。
を使用したり、特定のモデルに参加したりできます。