Management Console におけるモデルのロックとモデルのバージョンの削除

Tekla Structures
変更済み: 4 3月 2025
Not version-specific
Tekla Structures

Management Console におけるモデルのロックとモデルのバージョンの削除

Management Console では、調査のためにモデルをロックしたり、モデルからバージョンを削除してモデルの変更に伴う問題を解決したりできます。

調査用にモデルをロックする

共有モデルに対して問題となるような変更が行われた場合、当該モデルをロックして、当該モデルに新たな変更が行われないようにします。

モデルをロックした後、ロック オーナーを選択してモデルを調査できます。モデルがロックされている間は、ロック オーナーのみがパケットの読み込みと書き出しを行うことができます。

問題を調査した後、モデルを削除またはロック解除できます。

デフォルトでは、マルウェアが検出されるとモデルは自動的にロックされます。詳しくは、「マルウェアが検出されたモデルを管理する」をご覧ください。

  1. Management Console for Tekla Model Sharingのナビゲーション ウィンドウで、 Models をクリックして、組織のすべての共有モデルを一覧表示します。
  2. モデルの行の アイコンをクリックします。

    [Lock/Unlock model] ダイアログが開きます。

  3. [ Lock Comment ] ボックスに、モデルをロックする理由に関するコメントを追加します。
  4. モデルがロックされたことをユーザーに通知するには、[Send email to users] を選択します。
  5. ロック オーナーとして 1 人のユーザーを選択します。

    ロック オーナーには、モデルを調査して問題を見つける責任があります。このユーザーは、モデルのロック中にパケットのインとアウトを行うことができる唯一のユーザーです。

  6. [Lock] をクリックします。

    Tekla Model Sharing では、モデルをロックすると、使用可能な共有コマンドが次のように変わります。

    • [イン] および [アウト] アイコンには、黄色の矢印 が表示されます。これらのコマンドを使用できるのはロック オーナーのみです。

      マウス ポインターを [アウト] アイコンに合わせると、モデルをロックしたときに Management Console で管理者が追加したロック コメントが表示されます。このメッセージには、ロック オーナーが誰かも表示されます。

    • [ファイル] メニューで、ロック オーナーが [イン]、[アウト]、[ベースラインの作成]、および [ユーザー] コマンドを使用できます。

    • [共有モデル] ダイアログで、ロック オーナーは [モデルの編集]、[ユーザーの管理]、および [クラウドからモデルを削除] コマンド を使用したり、特定のモデルに参加したりできます。

    他のユーザーが共有コマンドを使用することはできません。

  7. ダイアログを閉じるには、[Close] をクリックします。

次に、ロック オーナーがモデルを調査します。

モデルのバージョンの削除

モデル バージョンを削除できるのは管理者のみです。通常、管理者がモデル バージョンを削除する前に、ロック オーナーはモデルを調査して問題の原因となったバージョンを特定します。

モデルのバージョンを削除すると、共有モデルは、削除したバージョンの前のバージョンに戻ります。削除したバージョンよりも新しいバージョンがある場合、新しいバージョンも削除されます。

警告:

モデル バージョンが削除された時、そのバージョンで行われた変更はモデルから失われることに注意してください。モデルに含めるべき変更は、当該モデルで再度行い、かつその変更を読み込む必要があります。

  1. Management Console for Tekla Model Sharing のナビゲーション パネルで、 [Models] をクリックして、組織内のすべての共有モデルを一覧表示します。
  2. モデルの [Versions] 列で、 アイコンをクリックします。
  3. 削除する 1 つまたは複数のバージョンを選択します。
  4. [ Add Comment ] ボックスに、バージョンを削除する理由についてのコメントを追加します。
  5. バージョンが削除されたことをユーザーに通知するには、[Send email to users] を選択します。
  6. [Delete versions] をクリックします。
  7. ダイアログを閉じるには、[Close] をクリックします。

共有モデルのユーザーが、削除されたいずれかのバージョンの読み込みまたは書き出しを既に行っている場合、ユーザーに対して [アウト] および [イン] アイコンに赤色の矢印 が表示されます。ユーザーは、再度モデルへ参加する必要があります。

削除されたバージョンを使用しているユーザーがいない場合、ユーザーは参加を再度行う必要はありません。

ユーザーは、モデルでの次回のアウトを予約することができます。次回の書き出しが予約されている間、その他のユーザーが書き出しを行うことはできません。アウトの予約は、必要に応じて、Management Console でモデルのアンロックすることで解除することができます。

モデルのバージョンを削除したら、モデルをアンロックします。

モデルのアンロック

ユーザーが共有モデルで変更を再度インおよびアウトできるようにするには、モデルをアンロックします。

  1. Management Console for Tekla Model Sharing のナビゲーション パネルで、 [Models] をクリックして、組織内のすべての共有モデルを一覧表示します。
  2. モデルの行の アイコンをクリックします。

    [Lock/Unlock model] ダイアログが開きます。

  3. [ Lock Comment ボックスに、モデルのロックを解除する理由についてのコメントを追加します。
  4. モデルがロック解除されたことをユーザーに通知するには、[Send email to users] を選択します。
  5. [Unlock] をクリックします。
  6. ダイアログを閉じるには、[Close] をクリックします。

ユーザーが共有モデルで変更をインおよびアウトできるようになりました。

マルウェアが検出されたモデルを管理する

ベースライン用にアップロードされたすべての新しいデータと、Tekla Structures を使用して書き出された更新パケットは、Management Console for Tekla Model Sharing でマルウェアがないかスキャンされます。マルウェアの可能性が検出された場合、 [Notifications] ページの [Malware scanning] タブに通知が表示されます。デフォルトでは、 Lock model when malware is detected 設定をオフにしていない限り、モデルは自動的にロックされます。

管理者がモデルのロックを解除するまで、モデルの読み込みと書き出しはどちらも禁止されます。
注:

新しいモデルでマルウェアをスキャンする際に遅延が生じる可能性があります。一部のユーザーは、スキャンが実行される前にコンテンツを既にダウンロードしている可能性があります。

  1. マルウェアの可能性が存在するモデルが自動的にロックされない場合、「調査用にモデルをロックする」の手順に従ってロックします。
  2. 調査結果を検証します。
    1. [Notifications] ページの [Malware scanning] タブに移動します。

      マルウェアの可能性があるモデルのステータスは Infected.

    2. モデルを表示するには、モデルへのリンクをクリックします。
  3. 次の操作を行います。
    • モデルにマルウェアが含まれていない場合、「モデルのロック解除」の手順に従ってモデルのロックを解除します。
    • モデルにマルウェアが含まれている場合、「モデル バージョンを削除する」の手順に従ってモデルの感染したバージョンを削除します。
      注: ユーザーのワークステーションにあるモデルのローカル コピーとマルウェア自体も削除されていることを確認します。

      共有モデルのユーザーは、モデルに再度参加する必要があります。

例:共有モデルをロックして、以前のモデル バージョンに戻す

この例では、管理者が調査のためにモデルをロックし、問題の原因となっているモデル バージョンを特定して、最新の有効なバージョンに戻します。

たとえば、ユーザーが誤ってオブジェクトを余分に削除した可能性があります。モデルのロック時に、管理者はロック オーナーとして 1 人のユーザーを選択できます。ロック オーナーは、モデルを調査し、通常どおりインとアウトを行うことができます。モデルの他のユーザーは、モデルのロック中に読み込みと書き出しを行うことができません。

ロック オーナーが問題の原因となっているモデルのバージョンを検出すると、管理者は Management Console for Tekla Model Sharing でモデルのバージョンを削除し、当該モデルの以前のバージョンを復元できます。バージョンを削除した後、管理者はモデルのロックを解除します。

この例では、管理者が Management Console で手順 1、3、4 を行います。ロックオーナーは、Tekla Structuresで手順 2 を実行します。

  1. 管理者がモデルをロックし、ロック オーナーとしてユーザーを選択します。
    1. Trimble Identity を使用して、管理者権限で Management Console for Tekla Model Sharing にサインインします。
    2. ナビゲーション パネルで、 [Models] をクリックして、組織内のすべての共有モデルを一覧表示します。
    3. モデルの行の アイコンをクリックします。

      [Lock/Unlock model] ダイアログが開きます。

    4. [ Lock Comment ] ボックスに、モデルをロックする理由に関するコメントを追加します。

      例:「このモデルは、柱の欠落がどのパケットに含まれているかを調査するためにロックされています。」

    5. ロック オーナーとして 1 人のユーザーを選択します。

      ロック オーナーには、モデルを調査して問題を見つける責任があります。このユーザーは、モデルのロック中にパケットのインとアウトを行うことができる唯一のユーザーです。

    6. [Lock] をクリックします。
    7. ロック オーナーに、モデルの調査が可能になったことを伝えます。
  2. 指名されたロック オーナーは、モデルを調査します。
    1. Tekla Structures でロックされたモデルを開きます。
    2. パケットの読み込みと書き出しを行って、問題を検出します。
    3. 問題を特定したら、削除するモデルのバージョンを管理者に知らせます。
  3. 管理者が問題の原因となったモデルのバージョンを削除します。
    1. Management Console for Tekla Model Sharing のナビゲーション パネルで、 [Models] をクリックして、組織内のすべての共有モデルを一覧表示します。
    2. モデルの [Versions] 列で、 アイコンをクリックします。
    3. 削除する 1 つまたは複数のバージョンを選択します。
    4. [ Add Comment ] ボックスに、バージョンを削除する理由についてのコメントを追加します。
    5. [Delete versions] をクリックします。
  4. 管理者がモデルをアンロックします。
    1. モデルの行の アイコンをクリックします。

      [Lock/Unlock model] ダイアログが開きます。

    2. [ Lock Comment ボックスに、モデルのロックを解除する理由についてのコメントを追加します。
    3. [Unlock] をクリックします。
  5. 共有モデルのユーザーとして、削除されたいずれかのバージョンの読み込みまたは書き出しを既に行っている場合、モデルに再度参加します。

    共有モデルのユーザーが、削除されたいずれかのバージョンの読み込みまたは書き出しを既に行っている場合、そのユーザーの アウト および イン アイコンに赤色の矢印 が表示されます。

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