オブジェクトにフィット
[オブジェクトにフィット] コンポーネントを使用して、ポリゴンプレート、スラブ、梁、柱、パネルを任意の順序でフィッティングできます。

(1) メイン部材
(2) 副部材
(3) 追加の材質
たとえば、コンクリート施工では、[オブジェクトにフィット] コンポーネントを使用して壁を傾斜の付いたスラブにフィッティングさせ、それらを接合されたままにすることができます。壁はスラブ形状に従うようにフィッティングされ、スラブで加えられた変更に適応します。
[オブジェクトにフィット] コンポーネントを使用して、傾斜路などの傾斜しているスラブと水平な床スラブのギャップを埋めることもできます。隙間や重なりなしでこれらのギャップを正確に埋めることで、これらの現場打ち部材の安定した現場打ちコンクリートが作成されます。
接合ロジック
[オブジェクトにフィット] コンポーネントは、必要に応じてカットを作成し、追加部材でギャップを埋めることで、メイン部材に副部材をフィッティングします。
このコンポーネントは、メイン部材と -35 度 ~ 35 度の角度を作成する副部材面にのみフィッティングします。下の例の図は、角度が 35 度を超える副部材に対して追加部材が作成されないことを示しています。

フィッティングさせるメイン部材と副部材面を確認すると、副部材面は隣接する面の方向に合わせてフィッティングされます。

(1) フィッティングされる面
(2) 隣接する面
平面は隣接する面からメイン部材と交差するまで延長されます。

延長された平面、メイン部材、副部材の間隔を埋める追加の材質が作成されます。

制限事項
- 曲線梁、連続壁、折れ梁はサポートされていません。
-
メイン部材にフィット 設定:[投射の方位] オプションを選択すると、メイン部材の最も近い面だけが投影されます。複数の面を投影することはできません。
- 追加の材質は、常に副部材と同じオブジェクト タイプから作成されるとは限りません。たとえば、壁の場合は、追加の材質がスラブとして作成されます。
- スケッチ プロファイルで作成された部材は、副部材としてサポートされていません。
モデル内のオブジェクトのフィッティング
オブジェクトのフィッティング時に使用するプロパティを定義することをお勧めします。プロパティを定義したら、フィッティングする部材を選択し、モデルにフィッティングを作成します。
-
[アプリケーションとコンポーネント] カタログで、[オブジェクトにフィット] コンポーネントを選択します。
-
デフォルト プロパティを変更するには、[オブジェクトにフィット] ダイアログ ボックスを開き 、プロパティを変更します。
-
ギャップの作成:メイン部材と追加の材質または副部材の間のギャップ距離を定義します。メイン部材と同じ高さのフィッティングを作成するには、値を 0.0 のままにします。

ギャップ距離は、下の図の破線で示されている副部材面に対して垂直方向に測定されます。ギャップ方向が設定されると、メイン部材の面に沿って同じギャップが適用されます。この例では、ギャップ距離は 200 mm です。

複数の面がフィッティングされる場合、ギャップ方向はオブジェクトの外面の間の仮想的な線に対して垂直になります。同じ例を使用すると、外面の間に面が 1 つしかない場合、ギャップ距離の方向は同じになります。

-
追加の材質を作成:作成する追加の材質の種類を選択します。
-
部材合成として
Tekla Structures自動的に部材合成が副部材に追加され、結合された部材が 1 つ形成されます。

これは、部材に基づいて数量レポートを作成する場合に便利なオプションです。なぜなら、
HEIGHTなどの数量は追加された材質を考慮して結合された部材全体の高さを得ようとするからです。 -
製品/キャストユニットに追加された部材として
フィッティングされた部材のキャスト ユニット (コンクリート) または製品 (その他の材質) に追加の材質が追加されます。

-
ルース部材として
追加の材質が個別の部材として作成されます。

-
いいえ
フィッティングされる部材とメイン部材の間のギャップを埋める追加の材質は追加されません。フィッティングされる部材がメイン部材と重なる場合は、カットを使用して重なる材質が削除されることに注意してください。

(1) 材質のカットのみによって壁をフィッティング
(2) 追加の材質が追加されない
-
-
作成する:部材を最も近い面にフィッティングさせるか、特定の距離内の全平面にフィッティングさせるかを選択します。
-
[最も近い面] は、メイン部材に最も近い面のみにフィッティングします。
[オブジェクトにフィット] は、各副部材面を一度に 1 つずつ判断して、メイン部材に最も近い副部材面を特定します。[オブジェクトにフィット] は、面ごとに次のことをチェックします。
-
副部材面の中心点を識別します。
-
副部材面の中心点からメイン部材に向かって交差するまで垂直に線を作成します。
-
線を測定します。
-
すべての副部材とメイン部材に対して、手順 a ~ c を繰り返します。
最も短い線が最も近い面を 2 つ示します。副部材に対応する面は、[最も近い面] です。

(1) 最短距離
(2) フィッティングされる面 (= 最も近い面)
結果は下の図のようになります。

-
-
[より近接している面] は、指定された距離よりも近いすべての面にフィッティングします。
距離は [最も近い面] と同様に測定されますが、面のすべての点がそのフィッティングされる面に対して定義された距離を下回る必要があるという点が異なります。

上の例では、使用されている制限距離は 1000 mm です。すべての頂点が 1000 mm よりも近い唯一の面は下部に近い面であり、したがって、その面がフィッティングされる唯一の面です。
-
フィッティングされる副部材面を手動で選択するには、[直接変更] を使用します。
モデル内で、コンポーネントを選択します。副部材の面に表示される緑の直接変更ハンドルと赤の直接変更ハンドルは、フィッティング可能な面を示します。

赤の面と緑の面は、フィッティングされている面とフィッティングされていない面をそれぞれ示しています。緑の面をクリックすると、その面がフィッティングします。下の例の図に示すように、その面のフィッティングを停止するには赤の面をクリックします。

-
-
可能な場合は適合する部材を使用する:[部材端のフィッティング] コマンドと同じ方法で、部材にフィッティングを追加します。
このオプションは、[部材端のフィッティング] コマンドでフィッティングできるオブジェクトにのみ適用されます。すなわち、梁、柱、フーチングです。スラブ、プレート、壁はこの方法ではフィッティングできないため、このオプションは影響を与えません。
-
はい:可能であれば、[部材端のフィッティング] コマンドを使用して部材をフィッティングします。

-
いいえ:[部材端のフィッティング] コマンドは使用されず、[追加の材質を作成] で選択したオプションを使用して部材がフィッティングされます。
-
-
メイン部材にフィット:副部材にフィッティングするためにメイン部材がどのように使用されるかを定義します。
-
実際の方位:副部材は、メイン部材の形状に対して正確にフィッティングされます。下の図は、壁と柱に適用された [実際の方位] の例を示しています。

-
投射の方位:副部材は、メイン部材の面と同一平面上にある平面にフィッティングされます。下の図は、壁と柱に適用された [投射の方位] の例を示しています。

-
-
[変更] をクリックして、定義したプロパティを保存します。
-
メイン部材 (フィッティングさせる部材) を選択します。
-
副部材 (フィッティングされる部材) を選択します。
副部材を選択すると、部材がフィッティングされます。