Fltprops.inp ファイルにおける平鋼の材質、厚み、幅の定義

Tekla Structures
変更済み: 18 11月 2024
2025
Tekla Structures

Fltprops.inp ファイルにおける平鋼の材質、厚み、幅の定義

Fltprops.inp ファイルを使用して、図面とレポート内のプレートに表示される平鋼の材質、厚さ、幅を定義します。

Fltprops.inp ファイルは、環境フォルダ ..\ProgramData\Trimble\Tekla Structures\<version>\Environments\ の下にあるいずれかのフォルダ内の \profil フォルダにあります。正確な場所は環境によって異なることがあります。デフォルト環境では、Fltprops.inp は、..\ProgramData\Trimble\TeklaStructures\<version>\Environments\default\General\Shared に格納されています。

注:

Fltprops.inp ファイルをモデル フォルダ、プロジェクト フォルダ、または企業フォルダにコピーし、新しい場所のファイルを変更します。

ファイルの最初の行には、平鋼の材質の定義 (引用符 " " で囲まれている。スペースなし) と、その後にプレート厚が含まれています。材質を定義しない場合は、すべての平鋼ですべての材質を使用できます。その後の行では、使用可能な平鋼の幅が定義されます。

単位はミリメートルです。

Fltprops.inp には次のデータが含まれています。

5,6,"S235",8,10,"S275J0",10,15
40,45
50,55
60,65
70,75
100,110
200,220

このデータの場合、図面およびレポート内の次のプレートが平鋼として Tekla Structures に表示されます。

プレート

材質

5x40、5x45、6x50、6x55

すべての材質

8x60、8x65、10x70、10x75

S235

10x100、10x110、15x200、15x220

S275J0

必要に応じて、板・フラットバーに関連する詳細設定を [詳細設定] ダイアログ ボックスで設定します。

XS_USE_FLAT_DESIGNATION: Tekla Structures により、平鋼の呼び寸法が使用されます。つまり、製作のためにプレートが同等の平鋼として表示されます。

XS_FLAT_PREFIX: 平鋼には、この詳細設定の値として設定されている頭マークが割り当てられます。

XS_​FLAT_​TOLERANCE: Tekla Structures は、この値を使用してプレートの幅をチェックし、平鋼に変換するかどうかを判断します。

XS_​FLAT_​THICKNESS_​TOLERANCE: Tekla Structures は、この値を使用して板厚をチェックし、平鋼に変換するかどうかを判断します。

XS_​CHECK_​FLAT_​LENGTH_​ALSO: この詳細設定を TRUE に設定すると、Tekla Structures によりプレートの長さとプレート幅がチェックされた後、fltprops.inp にある平鋼の利用可能な寸法と比較されます。

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