新しくなったステータス共有
まったく新しくなった [ステータス共有] ツールが Tekla Structures と Trimble Connect に統合され、ダウンロードやインストールなしでステータスを共有可能になりました。[ステータス共有] ツールを使用すると、モデル オブジェクトと製品のステータスを設定、表示、変更することができます。オブジェクトのステータスは、たとえば製作状況や架設状況などです。Tekla Structures および Tekla PowerFab 間で [ステータス共有] を使用している場合、Tekla Structures でアクションをフィルタリングして、Tekla PowerFab のアクションのみを表示できます。
ツールの統合により、Tekla Structures と Trimble Connect for Browser の [ステータス共有] に共通のユーザー インターフェイスが用意され、ワークフロー情報を Tekla PowerFab、Trimble Connect for Windows、Trimble Connect for Mobile でも利用することができます。
Tekla Structures の [Trimble Connect] リボン タブで、
[ステータス共有] ボタンをクリックして [ステータス共有] サイド パネル ウィンドウを開きます。サイド パネル ウィンドウでは、以下の操作を実行できます。
- アクションを追加する
- ステータスを割り当てたり、変更したりする
- タイムラインを使用して、時間の経過に伴うステータスの変化を確認する
- 同じモデル内の複数のアクションを表示する
- ステータス値をユーザー定義情報 (UDA) として保存し、レポート、フィルター、図面マークなどで使用可能にする
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さらに、Tekla Structures と Tekla PowerFab の間でステータスを共有可能になったため、リアルタイムのコラボレーションとプロジェクト追跡が可能になり、手作業でエクスポートおよびインポートしなくても、ファブリケーターのステータスをすぐに取得することができます。Tekla Structures と Tekla PowerFab の間で [ステータス共有] を使用している場合、Tekla Structures でアクションをフィルターして、Tekla PowerFab のアクションのみ表示することができます。