ナンバリングのプレビューと他のナンバリングの改良点
Tekla Structures 2025 では、ナンバリングに多くの改良点が加えられています。
ナンバリングのプレビュー
ナンバリング結果をモデル オブジェクト (部材、製品、鉄筋オブジェクトなど) に適用する前に、提案されたマークをプレビューできるようになりました。これにより、時間のかかる調査を回避したり、ナンバリング エラー (マークの重複など) を後で修正することを回避したりすることができます。加えて、マークを割り当てる前に、工場または施工現場に既に納入されたオブジェクトの偶発的な変更を検出しやすくなります。
新しい [ナンバリングのプレビュー] ダイアログは、リボンからナンバリング コマンド [変更部分のナンバリングを実行する] または [選択オブジェクトのシリーズのナンバリング] を実行するか、[ファイル] メニューから コマンドのいずれかを実行すると開きます。

標準部材モデルを使用している場合、または [ナンバリング設定] ダイアログで [マスターモデルと同期を取る(保存 -> ナンバリング -> 保存)] が選択されている場合、[ナンバリングのプレビュー] ダイアログは表示されません。
[ナンバリングのプレビュー] ダイアログでは、さまざまな方法でナンバリング結果をフィルタリングおよび並べ替えたり、マークが重複しているオブジェクト (修正が必要) を検索して修正したりできます。提案されたマークを受け入れるか、拒否して戻り、必要に応じてナンバリング設定とモデルを調整できます。
提案されたマークを拒否するか、ナンバリングをキャンセルした場合、モデルが再読み込みされないため、時間を節約できます。さらに、自動図面複製は、ナンバリング結果を受け入れた後のみ行われます。
プロパティ パネルに表示される実際のマーク
ナンバリング後、プロパティ パネルで、選択した部材、製品、キャスト ユニット、鉄筋製品の実際のマークをシリーズの頭マークと開始番号の横に表示できるようになりました。例:

モデルでマークの異なる複数のオブジェクトが選択されている場合、[異なる] というテキストが表示されます。さらに、リストには、選択範囲内のさまざまなマークが表示され、括弧内にそれらのマークを含むオブジェクトの数が表示されます。

プロパティ パネルからマークを選択してコピーすると、後でフィルターなどで使用することができます。ただし、プロパティ パネルで実際のマークを変更することはできず、シリーズの頭マークと開始番号のみを変更できます。
部材と製品の比較レポートとメッセージの改良
コマンド または [製品の比較] を使用してモデル オブジェクトを比較すると、Tekla Structures に比較レポートが表示されます。
製品に使用される比較レポート テンプレート TS_Report_Assembly_Comparison.rpt が少し更新されました。
新しい別個の比較レポート テンプレート TS_Report_Part_Comparison.rpt を部材に使用可能になりました。
Tekla Structures が ..\Program Files フォルダーにインストールされている場合、これらのテンプレートはデフォルトでフォルダー ..\ProgramData\Trimble\Tekla Structures\<version>\Environments\common\system\ に含まれています。必要に応じて、比較レポートのテンプレートをニーズに合わせてカスタマイズできます。テンプレートをプロジェクト フォルダーまたは企業フォルダーにコピーし、必要に応じてコピーしたテンプレートを変更します。
[部材の比較] または [製品の比較] コマンドを使用した後に比較レポートに表示されるメッセージも改良されました。メッセージには、比較したオブジェクトが異なる (または同じ) 理由や、異なるマークが付けられている理由に関する詳細情報が表示されます。
[選択オブジェクトのシリーズのナンバリング] コマンドが正しく機能するようになりました
この主な修正点は、Tekla Structures 2024 SP4 で既に導入されていました。