クラウド内の環境 - Tekla Launcher (プレビュー)
Tekla Structures 2025 では、Tekla Structures を起動してモデルを開く新しい方法として Tekla Launcher が導入されました。Tekla Launcher を使用すると、Trimble Downloads から環境をダウンロードしてインストールしなくても、モデルを開いて作成したり、Tekla Model Sharing モデルを開いて参加したりできます。Tekla Launcher では、環境はクラウド サービスに保存されて維持されるため、モデルで作業するすべてのユーザーが、一貫した設定とファイルを含む同じ環境を使用できます。Tekla Launcher を使用すると、最近使用したモデルに簡単にアクセスでき、すぐに利用可能な環境で新しいモデルを作成できます。
Tekla Structures バージョン 2025 では、プレビュー機能として Tekla Launcher 機能が導入されました。詳細については、「 Tekla Structures 2025のプレビュー機能」を参照してください。
Tekla Structures をインストールすると、次の 2 つのデスクトップ アイコンが表示されます。
- 従来の Tekla Structures 起動画面を起動する
。 - 新しい Tekla Launcher 起動画面を起動する
。
Tekla Launcher を使用して Tekla Structures を起動するには、デスクトップ アイコン
をダブルクリックするか、Windows の [スタート] メニューから Tekla Launcher を選択します。
従来の Tekla Structures 起動画面と同様の方法で、Tekla Launcher を使用して、たとえば以下の操作を実行できます。
- モデルを開く
- 新しいモデルを作成する
- モデルで使用する環境を選択する
- モデル プロパティを変更する
- モデル フォルダーを開く
クラウド サービス内の Tekla Structures 環境と、Trimble Downloads からダウンロードされた環境は同じソースから構築されるため、環境ファイルの内容は同じです。Tekla Launcher で新しいモデルを作成するとき、新しいモデルでクラウド環境を使用するか、ダウンロードしたローカル環境を使用するかを選択できます。既存のモデルの場合、ローカル環境とクラウド環境を切り替えることができます。
Tekla Launcher を使用して独自の環境をホストすることはできない点に注意してください。
Tekla Launcher を使用して作成された Tekla Model Sharing モデルは、それが作成された環境および環境バージョンに制限されます。これにより、共有モデルのすべてのユーザーが同じ環境を使用することになります。