STEP および IGES ファイルのエクスポート - 自動鉄骨手摺製作の新しいエクスポート
Tekla Structures 2025 以降、鉄骨部材 (特に手摺) の自動製造のため、ブール演算子を使用して折れ梁、直線、曲線、円弧形状のプロファイルを、実際の円弧および曲げデータを含む STEP (.stp) または IGES (.igs) 形式で直接かつすばやくエクスポートできます。エクスポートでは、カットされた形状またはモザイク状の形状の代わりにソリッドが提供されます。
STEP および IGES エクスポート形式は、相互運用性の可能性を引き出し、手摺の製作元や関連する製作プロセス、および機械的なコンピューター支援設計に使用されます。
鋼材プロファイルおよび関連する接続エンティティ (ボルトや溶接など) を製品または単品としてエクスポートできます。Tekla Structures モデルの形状は、Open CASCADE Technology (OCCT) を使用して STEP または IGES ファイル形式に直接変換されるため、変換ファイルは必要ありません。
STEP および IGES 形式の詳細については、「STEP および IGES」を参照してください。
- エクスポートを開始するには、新しい コマンドをクリックします。環境で事前定義されたエクスポート設定を読み込むか、必要に応じてエクスポートを設定します。モデル原点、現在の作業平面の座標、または定義した基点を基準にして、すべてのオブジェクトまたは選択したオブジェクトをエクスポートできます。設定が終了したら、[エクスポート] をクリックします。デフォルトでは、ファイルは現在のモデル フォルダーの
\STEPフォルダーにエクスポートされます。
以前は、エクスポートしたデータを STEP 形式または IGES 形式に変換するには、Tekla Warehouse またはサードパーティ製ソフトウェアで Multi Converter 拡張機能を使用する必要がありました。さらに、場合によっては、サードパーティ製ソフトウェアで形状を再モデリングする必要もありました。エクスポートと再モデリングには時間がかかり、結果として得られるファイルのサイズが非常に大きくなる可能性があります。
次の図では、一番上の手摺は Multi Converter 拡張機能によって生成された出力を表しています。エクスポートされたオブジェクト形状はカットされているため、出力は手摺の製造プロセスには適していません。一番下の手摺は、STEP/IGES エクスポートによって生成された出力を表しています。エクスポートされたオブジェクトはソリッド形状であるため、出力は手摺の製造プロセスに適しています。

テンプレートを使用してエクスポート ファイル名を定義する
エクスポート ファイルの名前を定義するには、[ファイル名] ボックスに直接名前を入力するか、
プラス ボタンをクリックして、属性リスト内の目的のファイル名要素をダブルクリックします。テキストと属性を組み合わせて使用できます。さらに、ファイル名の要素を新しい場所にドラッグしたり、要素を選択してキーボードの Delete キーを押すか、コンテキスト メニューから [削除] を選択して要素を削除したりすることもできます。矢印キーと Home および End キーを使用してボックス内を移動することができます。
1 つまたは複数のファイルにエクスポートする
[分割] を使用すると、[全オブジェクトを 1 つのファイルに]、[各ファイルで選択されたオブジェクト数]、[各ファイルにオブジェクト 1 つ] のどの方法でエクスポートするかを選択できます。複数のファイルにエクスポートすると、エクスポート時にファイル名の末尾に連番が追加されます。
STEP アプリケーション プロトコル
STEP ファイルの場合、適切なアプリケーション プロトコルを選択する必要があります (AP203、AP214、AP242)。使用するアプリケーション プロトコルは、ファイルを開くために使用するソフトウェアによって異なります。AP203 は最も古いプロトコルで、AP242 は最新のプロトコルです。
エクスポートに含めるオブジェクト
[製品]、[ボルト]、または [溶接] をエクスポートに含めるかどうかを選択できます。[製品] を選択すると、鉄骨部材は製品全体としてエクスポートされ、それ以外の場合は、鉄骨部材は単一オブジェクトとしてエクスポートされます。
STEP/IGES エクスポートの制限事項
現在、STEP\IGES エクスポートでは、次のオブジェクトはエクスポートされません。
- 折れ板やロフト プレートなど、シート メタルの展開に関連するオブジェクト タイプ
- コンクリート部材
- キャンバー プロファイル
- ねじりプロファイル
- 鉄筋とメッシュ
- 溶接開先
- 追加された部材
- 仕上げ材
- 現場打ちコンクリート部材