形状カタログのカスタマイズ
形状カタログには、アイテムの定義に使用される形状に関する情報が含まれています。[形状カタログ] ダイアログ ボックスを使用して、形状のプロパティとメタデータを表示および変更したり、形状のグループ化や注記の追加を行ったり、形状をインポートおよびエクスポートしたりできます。
形状カタログには、[デフォルト] や [コンクリートのデフォルト] などのデフォルトの形状と、設定されたフォルダの検索順序で特定の形状フォルダから読み込まれるその他の形状が含まれています。インポートした形状、Tekla Warehouse からダウンロードした形状、または現在開いているモデル内の既存の形状を使用して作成した形状も、形状カタログに表示されます。
形状定義ファイル
形状カタログの形状ごとに、形状情報を含む 2 つの定義ファイルがあります。
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\Shapes フォルダに保存されている形状属性 (名前や GUID など) 用の .xml ファイル 1 つ
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\ShapeGeometries フォルダに保存されている幾何学プロパティ (座標など) 用の .tez または .xml ファイル 1 つ
Tekla Structures は、これらのサブフォルダと定義ファイルを、モデル フォルダ、プロジェクト フォルダ、企業フォルダ、システム フォルダ、および詳細設定 XS_DEFAULT_BREP_PATH で定義されたフォルダで検索します。
モデル内のアイテムに使用される形状の定義ファイルは、モデル フォルダに自動的にコピーされます。
プロジェクトまたは会社で作成されるすべての新しいモデルの形状カタログで使用できるように形状を用意する場合は、プロジェクトまたは企業フォルダの下にある \profil フォルダの適切なサブフォルダ (\Shapes および \ShapeGeometries) に、対応する .xml および .tez ファイルをコピーします。
グループ構造およびその他の形状ファイル
形状カタログの階層グループ構造は、モデル フォルダにある ShapeCatalog.Groups.xml ファイルから読み取られます。このファイルを使用することで、可能であれば、プロジェクトの開始時にプロジェクト内のすべてのユーザーとグループ構造を共有できるようになります。
グループ構造を変更すると、Tekla Structures により、モデル フォルダにある ShapeCatalog.Groups.user.<username>.xml ファイルに変更が保存されます。
*.shapecatalog ファイルと *.ShapeCatalog.Groups.xml ファイルは、Tekla Structures モデル間での形状およびグループ構造のエクスポートとインポートに使用されます。