スケッチ プロファイルの配置平面の定義

Tekla Structures
変更済み: 25 7月 2025
2025
Tekla Structures

スケッチ プロファイルの配置平面の定義

プロファイルをスケッチした場合、その配置平面を定義できます。配置平面を使用すると、Tekla Structures により部材やコンポーネントの配置に使用される平面を指定できます。

部材配置平面

部材配置平面を使用すると、Tekla Structures でスケッチ プロファイルを持つ部材をどのように配置するかを指定できます。

これらの平面は、部材の [平面上] 設定と [デプス] 設定で使用します。また、境界平面に結合されたカスタム コンポーネントを配置するときにも使用します。

部材配置平面は青色で表示されます。

[平面上] オプションの [左][右] は、青い垂直平面に従って設定され、[中間] オプションは、その中間になります。

[デプス] 設定で、[正面] オプションと [背] オプションは、青い水平平面に従って設定され、[中間] オプションはその中間になります。

非対称プロファイルがウェブのみに従って配置されるように、部材配置平面を定義できます。次の例では、グレーの点線が [中間] オプションを示しています。

(1) [中間] オプション

コネクション配置平面

コネクション配置平面を使用すると、Tekla Structures でスケッチ プロファイルを持つコンポーネントのメイン部材を基準にしてコンポーネントをどのように配置するかを指定できます。

コネクション配置平面は緑色で表示されます。

次の図は、スケッチ プロファイルとして作成されているダブル T スラブのデフォルトのコネクション配置平面を示しています。緑色の線は、デフォルトのコネクション配置平面を示しています。

ダブル T のステムの位置に応じてジョイントを配置するには、次のようにコネクション配置平面を移動します。

配置平面の表示/非表示

配置平面を表示または非表示にするには、次のいずれかの操作を行います。

これを

操作

部材位置平面の表示/非表示を切り替える

をクリックします。

コネクション位置平面の表示/非表示を切り替える

をクリックします。

配置平面の移動

ハンドルを移動することで配置平面を移動できます。

スケッチ プロファイルの最も外側の角からハンドルを移動する場合は、各ハンドルに寸法を追加してハンドルを結合する必要があります。そうしないと、モデル内で配置が正常に機能しなくなります。

  1. 配置平面をクリックしてハンドルを表示します。

    ハンドルはピンク色で表示されます。デフォルトでは、ハンドルはスケッチ プロファイルの最も外側の角にあります。

    例:

  2. ハンドルをクリックして選択します。
    注:

    同じハンドルで垂直平面と水平平面の両方をコントロールできます。両方を同時に移動できます。

  3. Tekla Structuresの他のオブジェクトの場合と同様に、ハンドルを移動します。

    たとえば、右クリックして [移動] を選択します。

  4. ハンドルがプロファイルの最も外側の角にない場合は、ハンドルと角との間に寸法を追加します。

この例では、水平寸法 (b1) を使用して、配置平面の左ハンドルを結合しています。

デフォルトの配置平面に戻す

配置平面を移動した場合、スケッチ プロファイルのデフォルトの配置平面に戻すことができます。

デフォルトの配置平面に戻すには、次のいずれかの操作を行います。

これを

操作

デフォルトの部材配置平面に戻す

  1. をクリックして、部材配置平面を表示します。

  2. 部材配置平面を選択します。

  3. 右クリックし、[削除]を選択します。

  4. 再び をクリックして、平面がデフォルトに戻ったことを確認します。

デフォルトのコネクション配置平面に戻す

  1. をクリックして、コネクション配置平面を表示します。

  2. コネクション配置平面を選択します。

  3. 右クリックし、[削除]を選択します。

  4. 再び をクリックして、平面がデフォルトに戻ったことを確認します。

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