変化断面を含むパラメトリック プロファイルの作成

Tekla Structures
変更済み: 17 4月 2025
2025
Tekla Structures

変化断面を含むパラメトリック プロファイルの作成

[プロファイル編集] を使用して、変化断面を含むユーザー定義のパラメトリック プロファイルを作成できます。変化断面を含むプロファイルは、他のパラメトリック プロファイルと同じように使用できます。

次の操作が可能です。

  • プロファイル内の位置ごとに異なる寸法の断面を使用できます。

  • 断面とプロファイルの変数を変更できます。

  • プロファイルを保存し、プロファイル カタログを通じてパラメトリック プロファイルとして使用できます。

  • 変化断面プロファイルをインポートおよびエクスポートできます。

注:

この方法を使用した場合、変えることができるのは変化断面の寸法だけであり、断面の実際の形状を変えることはできません。プロファイルで複数の異なる断面形状を使用する場合は、複数の断面を含む固定プロファイルを作成します

変化断面を含むプロファイルの作成

作業を始める前に、以下を行います。

  • スケッチエディタ を使用して、スケッチ プロファイルを作成します

  • スケッチエディタ[変数] ダイアログで、モデル内でプロファイルを使用するときに変更する寸法について、[表示・非表示][表示] に設定します。

  1. [ファイル] メニューで、[カタログ] > [プロパティの定義] > [変化断面を定義する] をクリックします。

    [ 変化断面を持つプロファイルの定義 ]ダイアログボックスが開きます。

  2. プロファイルの開始断面および終了断面として使用するスケッチを選択します。
  3. [OK] をクリックします。

    [プロファイル編集] および [プロファイル プレビュー] ビューが表示されます。

  4. [プロファイルに含まれる断面] で、[追加] または [削除] をクリックして、断面を追加するか、選択した断面を削除します。

    [ 追加, Tekla Structures をクリックすると、プロファイルの終端の位置 1.0 に新しい断面が追加され、既存の断面がプロファイルの始点に向かって移動します。デフォルトでは、断面は 0.1 間隔でプロファイルに配置されます。

  5. [断面の変数] で、次の内容を定義します。
    • プロファイル内の各断面の相対位置。

      変数 *.Location を使用します。たとえば、始点 = 0.00、中央 = 0.5、終点 = 1.00 と定義します。

    • 水平方向および垂直方向での断面の整列方法。

      変数 *.HorPos および *.VerPos 変数を使用します。

    • 配置からの断面のオフセット。

      変数 *.HorOffset および *.VerOffset 変数を使用します。

  6. 新しい断面を追加した場合は、既存の断面と重なっていないことを確認します。
  7. モデル内でプロファイルを使用するときに変更する寸法について、[表示・非表示][表示] に設定します。
  8. パラメーター変数と式を使用して断面寸法を定義する場合は、[変数追加] をクリックして変数値を定義します。
  9. プロファイルを保存します。
    1. [上書き保存] をクリックします。
    2. [プロファイルに名前付けて保存] ダイアログで、プロファイルの一意な名前を入力します。

      プロファイル名に番号を含めたり、標準プロファイル名を使用したりすることはできません。

    3. [OK] をクリックします。

      Tekla Structures 現在のモデルフォルダにプロファイルが保存されます。

変化断面を含むプロファイルの変更

  1. [ファイル] メニューで、カタログ > プロファイル カタログ をクリックして [プロファイル カタログの編集] ダイアログ ボックスを開きます。
  2. 変化断面を含むプロファイルを右クリックし、[プロファイルの編集] を選択して、[プロファイル編集] でプロファイルを開きます。
  3. プロファイル プロパティを変更します。
  4. [上書き保存] をクリックします。
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