図面ビュー内の部材の向きの定義

Tekla Structures
変更済み: 9 3月 2023
2025
Tekla Structures

図面ビュー内の部材の向きの定義

単品図、製品図、キャスト ユニット図では、適切な座標系を選択して部材を回転することで、図面ビュー内の部材の向きを調整できます。製品図では、柱、梁、およびブレースのビュー方向を個別に設定できます。プロジェクト北の設定も部材の向きに影響します。

次の操作が可能です。

  • 部材、製品、またはキャストユニットを表示する角度、部材、製品、またはキャストユニットの回転方法、図面ビューの寸法の向きを変更する。

  • 図面ビューでローカル軸を基準に部材、製品、またはキャストユニットを回転する。

  • 鋼材または材木部材のどちら側を図面メイン ビューに常に表示するかを選択する。
  • 柱、梁、ブレースの正面ビューの方向を個別に定義する。
  • 図面ビュー内のプレート方向を変更する。

図面内の部材の方向を示す方法も数多くあります。詳細については、「部材の方向の表示」を参照してください。

座標系の変更

オブジェクトを表示する角度、オブジェクトの回転方法、および図面ビューの寸法の向きを変更します。

座標系により、次のことが定義されます。

  • 部材、製品、またはキャスト ユニットをどの角度から表示するか。

  • 部材、製品またはキャスト ユニットをどのように回転するか。

  • 図面ビュー内の寸法の向き。

注: メイン部材がプレートであるプレート部材および製品は、これらのルールではなく、「図面でのプレート方向の変更」セクションで定義されたルールに従います。プレートの向きは、製品図にも影響を与えます。

座標系を変更するには、次のようにします。

  1. [図面とレポート] タブで、[図面のプロパティ] をクリックし、図面タイプを選択します。
  2. 変更する図面プロパティを読み込みます。
  3. [ビューの作成] をクリックし、[属性] タブに移動します。

    設定は、図面のすべてのビューに影響を与えます。

  4. [座標系] で、使用可能な座標系のいずれかを選択します。
    • 部材

      Tekla Structures により、メイン部材のローカル座標系が使用されます。部材の X 軸は図面の X 軸に平行になり、部材の始点 (最初に作成する端点) は左側になります。始点は黄色でマークされ、2 番目に作成された端点はピンクでマークされます。

    • 全体

      Tekla Structures により、全体座標系が使用されます。図面内の部材は、モデル内と同じ位置に配置されます。これは、柱を垂直に表示する必要がある場合の選択肢の 1 つです。このオプションを使用して、勾配のある部材を適切な位置に表示することもできます。Tekla Structures では、斜め部材を水平に表示することはできません。

    • 部材(全体方向性)

      Tekla Structures により、メイン部材のローカル座標系が使用されます。ただし、部材が右から左に作成された場合でも、部材の X 軸が右向きになるように座標系の方向が設定されます。

    • 水平ブレース

      Tekla Structures により、正面ビューがモデルの上面からのビューになるように図面ビューが自動的に回転されます。これは、斜めブレースで使用されます。X 軸まわりにビューを自動的に回転します。

    • 垂直ブレース

      Tekla Structures により、正面ビューがモデル内のブレースと同じ平面に配置されるように図面ビューが自動的に回転されます。これは、斜めブレースで使用されます。X 軸まわりにビューを自動的に回転します。

    • コンクリート部材で [固定] オプションを使用した場合、モデルでキャスト方向 (上面) が定義されていれば、キャスト方向が表示されるように正面ビューが回転されます。

  5. 変更を保存するには、[保存する] をクリックします。
  6. [OK] をクリックし、図面を作成します。

図面ビュー内の部材の回転

図面ビューでローカル軸を基準に部材、製品、またはキャスト ユニットを回転できます。

  1. [図面とレポート] タブで、[図面のプロパティ] をクリックし、図面タイプを選択します。
  2. 変更する図面プロパティを読み込みます。
  3. [ビューの作成] をクリックし、[属性] タブに移動します。

    設定は、図面のすべてのビューに影響を与えます。

  4. [座標系の回転] で、角度を指定します。
    • [X軸まわり] では、90 度ずつ回転できます ([0]、[90]、[180]、[270])。

    • [Y軸まわり] では、180 度ずつ回転できます ([0]、[180])。

    • [Z軸まわり] では、どのような角度でも指定できます。

  5. 変更を保存するには、[保存する] をクリックします。
  6. [OK] をクリックし、図面を作成します。

以下に、X軸まわりにオブジェクトを回転する例を示します。

(1) 0 度

(2) 90 度

(3) 180 度

(4) 270 度

以下に、同じ部材をY軸回りに180度回転する例を示します。

以下に、同じ部材をZ軸回りに30度回転する例を示します。

正面図面ビューに表示される鋼材または木材の面を選択する

鋼材または木材のどの面が図面のメイン (正面) ビューに表示されるかを、ユーザー定義情報 [図面の固定メインビュー] を使用して選択できます。

ユーザー定義情報 [図面の固定メインビュー] によって、鋼材および木材の部材について図面の座標系を制御できます。このユーザー定義情報は、図面プロパティで座標系 [固定] を使用している場合のみ考慮されます。固定座標系を使用する場合、部材は [図面の固定メインビュー] ユーザー定義情報で選択した部材面が正面ビューに表示されるように回転します。

  1. モデルで、鋼材または材木の部材をダブルクリックして部材プロパティを開き、[ユーザー定義情報] ボタンをクリックします。
  2. [パラメーター] タブで、[図面の固定メインビュー] をクリックし、以下のいずれかのオプションを選択します。
    • 上面
    • 背面
    • 下面
    • 始端
    • 終端
    • 正面
  3. 図面とレポート > 図面のプロパティ をクリックし、製品図または単品図プロパティを選択します。
  4. オプション ツリーで [ビューの作成] をクリックし、[属性] タブに移動して、[座標系] を [固定] に設定します。
  5. [OK] をクリックして設定を有効にし、現在の設定を使用して図面を作成します。
注:

詳細設定 XS_SET_FIXEDMAINVIEW_UDA_TO_AFFECT_NUMBERINGSTEELTIMBER、または MISC に設定し、同一の鉄骨部材、木材、または他の材質の部材に [図面の固定メインビュー] で異なるオプションを選択した場合、それらの部材には異なる製品位置番号が指定されます。

この詳細設定を指定した場合、[上面] コマンドは、モデル内の非コンクリート部材にも使用できます。

製品図で柱のビュー方向を設定する

製品図では、柱の正面ビューのビュー方向を個別に定義できます。

Note:

プロジェクトの途中でビュー方向の設定を変更しないでください。設定を変更すると、図面が消えるおそれがあります。

  1. [ファイル] メニューで [設定] > オプション。[方向マーク] 設定に移動します。
  2. [ビュー方向] で、[製品図の柱] オプションを使用して、柱の正面ビューの方向を設定します。
    • 値は、[梁とブレースと同じ]、[]、[]、[]、および [西] です。[梁とブレースと同じ] を選択し、梁とブレースに使用したのと同じビュー方向を使用します。これがデフォルト値です。
    • [ビューの作成] プロパティで座標系を [部材] に設定すると、正面ビューの方向を設定するときに Tekla Structures は柱の座標系を使用します。

    • 座標系を [部材(全体方向性)] に設定すると、柱は水平位置に配置され、正面ビューのビュー方向は選択したオプション ([]、[]、[]、または [西]) になります。

    • 座標系を [全体] に設定すると、柱は垂直位置に配置され、正面ビューのビュー方向は選択したオプション ([]、[]、[]、または [西]) になります。

  3. [OK] をクリックします。

製品図で梁とブレースのビュー方向を設定する

製品図で、梁およびブレースに正面ビューのビュー方向を個別に定義できます。

Note:

プロジェクトの途中でビュー方向の設定を変更しないでください。設定を変更すると、図面が消えるおそれがあります。

  1. [ファイル] メニューで [設定] > オプション。[方向マーク] 設定に移動します。
  2. [ビュー方向] で、[製品図の梁とブレース] オプションを使用して、正面ビューの方向を設定します。
    • 値は、[北または東]、[北または西]、[南または東]、および [南または西] です。デフォルト値は [北または東] です。
    • 梁またはブレースがモデルの X 軸に平行な場合、図面内の X 軸に対しても平行です。

    • 座標系を [全体] に設定し、梁またはブレースが傾斜している場合は、図面でも傾斜します。

  3. [OK] をクリックします。

図面でのプレート方向の変更

[プレート] コマンドで作成したプレートの方向は、図面内で自動的に設定されます。図面内では、プレートの長手側が常に下を向きます。これは、単品図および製品図内で適用できます。

自動プレート方向設定:

説明

モデル ビューでのポリゴン プレート:

  1. 1 つ目の作成点
  2. 2 つ目の作成点

単品図における同じポリゴン プレート

自動プレート方向設定を使用する代わりに、プレートの寸法にかかわらず、ピックした第 1 点と第 2 点をつなぐ線に追従するように、ポリゴン プレートの主軸を設定することができます。これにより、図面またはレポート内のプレート方向を定義できます。

ピックした第 1 点と第 2 点でポリゴン プレートの方向を定義するには、次のようにします。

  1. ポリゴン プレートを作成します。

    ピックした第 1 点と第 2 点によって、プレートの主軸も定義されます。

  2. プレートをダブルクリックして、ポリゴン プレート プロパティを開きます。
  3. [ユーザー定義情報] をクリックし、[方向づけ] タブをクリックします。
  4. [軸方向の決定] リストで、[第1点から第2点] を選択します。
  5. [変更(M)] をクリックして、ダイアログ ボックスを閉じます。
  6. 図面とレポート > ナンバリング実行 > 変更部分のナンバリングを実行する をクリックして、ナンバリングを更新します。
  7. プレートの方向を表示するには、プレートの単品図を作成します。

説明

モデル ビューでのポリゴン プレート:

  1. 1 つ目の作成点
  2. 2 つ目の作成点

プレートの単品図。ユーザー定義情報 [軸方向の決定] は [第1点から第2点] に設定されます。

注:

詳細設定 XS_POLYGON_SQUARE_CORNER_PREFERENCE_FACTOR および XS_POLYGON_PERPENDICULAR_EDGE_PREFERENCE_FACTOR を使用して、プレートの方向を変更することもできます。

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