管理者向けリリース ノーツ: 新しいプロファイル カタログ

Tekla Structures
変更済み: 11 3月 2025
2025
Tekla Structures

管理者向けリリース ノーツ: 新しいプロファイル カタログ

プロファイル カタログが更新されて、使いやすさが向上し、プロファイル カタログと他のカタログ (形状カタログや鉄筋カタログなど) の一貫性が確保されました。

環境で新しいプロファイル カタログを有効にする

新しいプロファイル カタログは、デフォルト環境ではデフォルトで有効になっていませんが、他の環境では有効になっている可能性があります。新しいプロファイル カタログが環境で有効になっていない場合、有効にする必要があります。

新しいプロファイル カタログを使用するには、特定の環境フォルダー内の env_<EnvironmentName>_environment.ini ファイルに set XS_USE_OLD_PROFILE_CATALOG=false を追加します。

既存のルールをグループに変換する

新しいプロファイル カタログでは、以前のプロファイル カタログでプロファイルを整理するために使用されていたルールがグループに置き換えられています。[ルールをグループに変換する] ツールは、rules.lis および profiles.lis ファイルを既存のプロファイル カタログから新しいプロファイル カタログの ProfileCatalog.Groups.xml ファイルに変換します。

  1. クイック起動 から、[ルールをグループに変換する] ツールを開きます。
  2. 選択したルールのみをグループに変換する場合は、以前のプロファイルカタログでルールを選択します。
    1. 以前のプロファイル カタログを開くには、クイック起動プロファイル カタログを検索します。
    2. グループに変換するルールを選択します。
  3. 次のいずれかの方法で、ルールのグループへの変換を完了します。
    • [選択したルールをグループに変換する] をクリックし、選択したルールのみグループに変換します。
    • [すべてのルールをグループに変換する] をクリックして、すべてのルールをグループに変換します。
    [ルールをグループに変換する] ツールでは、新しいグループ構造を含むファイルが作成されます。
  4. 作成したファイルを XS_PROFDB\profil\profiles フォルダーにコピーします。
  5. 出力が正しいことを確認します。

プロファイル カタログ カスタマイズ用のファイル

ファイル 場所 目的
*.ProfileCatalogDefinitions.ail

このファイルは、手動で作成する必要があります。

XS_​MESSAGES_​PATH グループの文字列と新しいプロパティの翻訳
<File_Name>.ProfileCatalog.Groups.xml

このファイルは、エクスポート機能を使用して作成する必要があります。

該当なし グループ構造のエクスポートとインポートに使用されます。これらのファイルは、firmproject、または profdb フォルダー内の profil\profiles フォルダーに配置することにより、グループのローカライズに使用できます。
<File_Name>.ProfileCatalog.MaterialTypes.xml

このファイルは、ProfileCatalog.MaterialTypes.xml モデル ファイルにプレフィックスを追加して作成する必要があります。

モデル/XS_PROJECT/ XS_FIRM/XS_PROFDB このファイルは、firmproject、または profdb フォルダー内の profil\profiles フォルダーに配置することにより、材質タイプのローカライズに使用できます。

グループのカスタマイズ

  1. 新しいプロファイル カタログを開きます。
  2. グループ構造を作成します。
  3. プロファイルをグループに追加します。

    カスタマイズのため、一度に 1 つのグループ構造を作成します。

    : I プロファイルの場合、サブグループを持つ 1 つのグループを作成できます。

  4. 変更を保存します。
  5. グループ構造のみエクスポートします。

    エクスポートされたグループ ファイルにわかりやすいプレフィックスを追加します。

    : IProfiles.ProfileCatalog.Groups.xml

  6. エクスポートしたグループのグループ構造のみ削除してから、他のグループについても手順を繰り返します。
  7. グループ ファイルをモデル フォルダー内の Profil\Profiles フォルダー、または XS_PROJECT、XS_FIRM、XS_PROFDB 詳細設定で定義されたフォルダーにコピーします。

材質タイプのカスタマイズ

  1. 新しいプロファイル カタログを開きます。
  2. プロファイルを選択し、材質タイプを割り当てます。
    • フィルターと [検索結果] または [すべてのプロファイル] オプションを使用します。

    • カスタマイズのため、一度に 1 つの材質タイプを割り当てることをお勧めします。たとえば、鋼材料タイプのみプロファイルに割り当てます。

  3. 変更を保存します。
  4. <model_folder>\profil\profiles フォルダーを開き、ProfileCatalog.MaterialTypes.xml ファイルにわかりやすいプレフィックスを追加します。

    : Steel.ProfileCatalog.MaterialTypes.xml

    同時に複数の材質タイプを割り当てる場合、すべての材質タイプを含むプレフィックスを追加します。

    : SteelAndConcrete.ProfileCatalog.MaterialTypes.xml

  5. このファイルを別個のフォルダーに移動します。
  6. 他の材質タイプについても手順を繰り返します。
  7. 材質タイプ ファイルをモデル フォルダー内の Profil\Profiles フォルダー、または XS_PROJECT、XS_FIRM、XS_PROFDB 詳細設定で定義されたフォルダーにコピーします。

環境固有の翻訳

グループの翻訳がない場合、環境固有の .ail ファイルに追加できます。

サンプル ファイルは DefaultEnv.ProfileCatalogDefinitions.ail です。そのフォルダーを .ini ファイルの XS_MESSAGES_PATH に追加します。

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