図面テンプレートとレポートテンプレートのテンプレート属性
テンプレート属性は、図面テンプレートやレポート テンプレート、フィルター使用できるほか、各種エクスポート設定の値として、また図面マークやメモなどで使用できます。
Tekla Structures は、図面を開いたとき、レポートの作成時、オブジェクトのエクスポート時、フィルタの使用時に、定義された属性または式に基づいてモデル データベースの情報を計算して表示します。この情報には、製品の重量や塗装面積などが含まれることもあります。
レポートテンプレートと図面テンプレートでは、必要な属性または式が値フィールドに追加されます。値フィールドに使用できるテンプレート属性は、値フィールドが使用される行のコンテンツタイプによって異なります。
部材リストのレポートテンプレートの例を次に示します。
上記のレポートテンプレートには、レポートの説明と日付が記載されたページヘッダー (緑色の枠)、部材リストの行 (青い枠)、および部材データを要約するためのページフッター (赤枠) が含まれています。最終レポートには、部材タイプごとに個別の行があります。すべての行にテキストラベルと、テンプレート属性を持つ値フィールドが含まれます。
最終レポートは次のとおりです。
以下は、表題欄の図面テンプレートの例です。
上記のグラフィックテンプレートには行は含まれていませんが、テンプレート属性を含むテキストラベルと値フィールドを追加できる空の領域が設定されています。表題欄には、プロジェクトの詳細、設計者名、縮尺、図面の作成日など、図面とプロジェクトの情報が記載されています。枠は、線ツールを使用してさまざまな領域の周囲に描画されます。
図面の表題欄を次に示します。
テンプレート属性は、オーガナイザー、図面のマークとメモ、IFC エクスポート、自動プレキャスト制作のエクスポートなどで使用することもできます。
テンプレート属性とその説明がアルファベット順に Tekla User Assistance に表示されています。目次で文字をクリックすると、その文字で始まるすべての属性が表示されます。