橋梁設計のための統合 Bridge creator
以前は Tekla Warehouse で利用可能だった [Bridge creator] コンポーネントが、Tekla Structures 2024 のインストールに追加されました。追加のダウンロードやインストールを行わずに、Tekla Structures で橋梁プロジェクトの作業を開始できるようにありました。
Tekla Structures で [アプリケーションとコンポーネント] カタログを使用して、[Bridge creator] にアクセスすることができます。
[Default] 環境で [Bridge designer] の役割を使用している場合、リボンの [BRIDGES] タブでも [Bridge creator] を簡単に見つけることができます。
[Bridge creator] には、Trimble Novapoint の橋梁設計機能がすべて含まれており、次のことが可能です。
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.xls (Microsoft Excel) 入力を使用して、張力ケーブルを配置する
この機能は、橋梁に加えて、張力がかかった梁やスパンが広い建物のスラブなど、スパンが長い他の構造物をモデリングするときにも使用できます。
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道路配置を LandXML 形式でインポートするか、補助線を使用する
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複雑な断面を定義する
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道路の線に沿った断面の長手方向押し出しに絶対レベルまたは相対レベルを使用する
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放物線状の長手方向のバリエーションを加えてデッキを押し出し、デッキの下に円弧を作成する
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任意の線に沿って拘束された詳細コンポーネントと梁を配置する
その他のブリッジ ツールである [Beam extruder] と 3 つの現場打ち配筋ツールは、引き続き Tekla Warehouse で拡張機能として使用できます。
[Bridge creator] の詳しい手順については、Tekla User Assistance の「Bridge creator の使用」セクションを参照してください。