Tekla Structural Designer からのインポート
ポータルフレーム継手・仕口情報と柱ベースプレートを Tekla Structural Designer から Tekla Structures にインポートできるようになりました。
データを Tekla Structures にインポートするには Tekla Structural Designer ライセンスが必要であり、別途購入する必要があります。データ転送機能は Tekla Structures ライセンスに含まれていません。
互換性のあるバージョンの Tekla Structural Designer と Tekla Structures は、同じコンピューターにインストールする必要があります。
インポートでは Tekla Structural Designer モデルファイル(.tsmd)を使用します。.cxl
形式のニュートラル ファイルでは、ポータル フレーム継手・仕口情報または柱ベースプレートのインポートはサポートされていません。
ポータル フレーム継手・仕口情報のインポート
Tekla Structures でポータル フレーム構造のモーメント継手・仕口のディテールを完成させるために、Tekla Structural Designer でのフレームの設計に使用した次のような正確な幾何学的ハンチ情報をインポートできるようになりました。ハンチの長さ、深さ、断面プロファイル、およびエンドプレートの詳細。
Tekla Structures でインポートされたポータル フレームに対して自動的に作成されるコンポーネントは、[基部ハンチ (102)] と [頂点ハンチ (106)] であり、適用されたコンポーネント値は構造エンジニアリングの要件と一致します。
現在、ボルト、スチフナー、または溶接の情報は転送されません。
ポータル フレームは、通常、次の地域に関連しています。英国、アイルランド共和国、南アフリカ、シンガポール、マレーシア。
柱ベースプレートのインポート
Tekla Structural Designer で設計された柱ベースプレートが Tekla Structures へのインポートに含まれるようになりました。ベースプレート コンポーネント (メートル法モデルの場合は 1042、米国フィート・インチ法モデルの場合は 1047) が自動的に生成され、設計フェーズ中に提供されたディテール (エンドプレート形状、ボルト、固定、溶接情報など) と一致します。
現在、スチフナーの情報は転送されません。