図面のその他の改良点
Tekla Structures 2024 では、製作図、フォント、印刷設定、[図面内容管理]、鉄筋マークの長さ属性、鉄筋の解説図とマーキング、鉄筋グループ マーキング、図面バージョンの処理、[鉄筋金網ビュークリエータ] に変更と重要な改良が加えられました 。
必要な図面のバージョンの保持
図面のバージョンは、詳細設定 XS_DELETE_UNNECESSARY_DG_FILES を使用して自動的に削除されるように定義されることがあるため、一部のバージョンを削除されないように保護することができます。[図面のバージョン] 機能に、バージョンを [常に必要] としてマークする新しいオプションが導入されました。つまり、選択したバージョンが以前の図面のバージョンから自動的に削除されないよう保護されます。

この改良点は、Tekla Structures 2023 SP1 で既に導入されていました。
製作図 - モデル パスでのコピーと貼り付けの使用
テンプレートのソースとして別のモデルを選択するとき、[作成レビュー] ダイアログ ボックスのフォルダー パス ボックスでコピーと貼り付けを使用できるようになりました。

製作図の作成について詳細は、「製作図の作成」を参照してください。
Arial は、図面の新しいデフォルト フォントです
共通環境および Default 環境では、図面内のテキスト、値フィールド、マークのデフォルト フォント設定が Arial Narrow から Arial に変更されました。
Arial Narrow フォントが置き換えられたのは、Windows のインストールで必ずしも提供されるとは限らず、コンピューターに存在しない可能性があるためです。Arial Narrow がコンピューターにない場合:
- 別のフォント タイプ (通常は Arial フォントに対応しているフォント) でテキストが描画されます。
- 表示されるテキストは、元の図面のテキストよりかなり大きくなり、他のオブジェクトと重なる可能性があります。
- 標準環境ファイルを使ってモデルを作成し、Arial Narrow の異なる構成を持つ別のユーザーに送信した場合、図面の外観が異なる可能性があります。
印刷処理設定の変更点
印刷設定の処理が改良され、設定が変更されたかどうかをよりはっきり確認できるようになりました。
- [図面の印刷] ダイアログ ボックスを開き、印刷設定を読み込むと、[保存する] ボタンが無効のままになるようになりました。
- 印刷設定を変更すると、設定ファイル名が斜体で表示され、最後にアスタリスクが付きます。設定を変更すると、[保存する] ボタンが有効になります。

Tekla Structures 2024 では、カスタム RGB カラーが導入され、印刷でのライン プロパティの処理が改良されました。詳細については、「図面の新しいカスタム カラーとライン プロパティの改良点」を参照してください。
[図面内容管理] の新しいカテゴリー
[図面内容管理] には、2 つの新しい建築オブジェクト カテゴリーが追加されました。[サブアセンブリ] および [参照オブジェクト] オプションを選択します。
たとえば、以下の操作をすばやく簡単に実行できます。
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サブアセンブリおよび参照オブジェクトに対してマークの追加または削除を実行する。
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1 つのビューまたは図面全体で何個のマークがサブアセンブリおよび参照オブジェクトに表示されるか確認する。
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サブアセンブリ階層レベルを確認する。
[オプション] メニューの新しい [サブアセンブリ副部材を表示] オプションを使用することにより、[図面内容管理] に表示されたサブアセンブリ部材の表示方法を制御できるようになりました。
選択されたアセンブリやサブアセンブリに属するすべての部材が、[図面内容管理] の [部材] カテゴリーの下にリストされるように、[サブアセンブリ副部材を表示] がデフォルト選択されます。さらに、アセンブリのメイン部材が、[製品] カテゴリにリストされ、サブアセンブリのメイン部材が [サブアセンブリ] カテゴリにリストされます。
サブアセンブリ部材を [部材] カテゴリーに表示しない場合、
[サブアセンブリ副部材を表示] をクリックします。[サブアセンブリ] カテゴリーにのみサブアセンブリ部材がリストされるようになりました。
詳細については、「図面内容管理」を参照してください。
鉄筋マークと注記の長さ属性
CC、CC_CROSS、CC_DIAMETER_CROSS、CC_DIAMETER_LONG、CC_EXACT、CC_EXACT_CROSS、CC_EXACT_LONG、および CC_LONG の単位設定は、フィルタリングで機能するように修正が行われたときに機能しなくなりました。当社の調査により、これら 2 つの仕様は矛盾しており、同時に機能しないことが確認されました。お客様からのフィードバックに基づいて、以前の修正を元に戻すことを決定しました。これは、上記の属性がデフォルトでフィルタリングで機能しなくなることを意味します。
この機能は contentattributes_global.lst で制御できます。これらの属性の単位タイプは現在、デフォルトで長さに設定されており、図面での単位設定が有効になりますが、フィルタリングは機能しません。単位タイプを空のままにすると、フィルタリングは機能しますが、単位設定は機能しません。
以下に、図面内で単位設定が機能する状況の contentattributes_global.lst の行の例を示します。
CC_EXACT CHARACTER LEFT TRUE 20 0 Length mm
鉄筋の解説図とマーキング - マークへのカスタム プロパティの追加
鉄筋マークにカスタム プロパティを追加できるようになりました。これを行うには、[マーク1] タブまたは [マーク2] タブのマーク内容の設定で、[フィールド一覧] リストから [テンプレート属性] を選択し、カスタム プロパティの名前を入力します (例: CUSTOM.REBAR_NUMBER)。
このツールの詳細については、「[鉄筋の解説図とマーキング] アプリケーションによる鉄筋の解説図の作成」を参照してください。
鉄筋グループ マーキング - 速度の改善
図面を開く際のツールの更新動作を変更することにより、[鉄筋グループマーキング] の速度が向上しました。モデル内の関連オブジェクトが変更された場合のみツールが更新されるようになりました。以前は、図面を開いたとき、ツールのすべてのインスタンスが必ず更新されていました。
鉄筋金網ビュークリエータの改良点
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曲げ鉄筋アセンブリと鉄筋セットがサポートされるようになりました。
- 溶接金網ビューの名前は、CATALOG_NAME テンプレート属性から取得されるようになりました。
- 新しいオプション、折れ溶接金網の回転が加わり、折れ溶接鉄筋のの回転が可能になりました。オプションは、デフォルト、90、180、270 です。[デフォルト] を選択すると、曲げ鉄筋が水平軸上になるような方向に、常に溶接金網が配置されます。