埋め込みアンカー(008): 部材が複数の部材による部材合成の場合、アンカーがメイン部材の存在しない面に取り付けられることがありました。 この問題は修正されました。

型枠配置ツール: サブコンポーネント(クランプ、フィラー、ブレースなど)の設定ファイルの読み込み時間が改善されました。 ツールを開いたとき、またはモデルを開いた後に初めて使用したときに、ファイルが読み込まれるようになりました。 モデリング中にファイルを編集した場合は、 ダイアログボックスの[ 更新 ]ボタンをクリックしてファイルを再読み込みします。 Tekla Structures 2024の主要な 型枠 コンポーネントにも同様の改善が行われました。

コーナーボルトガセット(57):  ガセット、メイン部材、および最終副部材間の溶接が正しく作成されなかった問題が修正されました。

ボルトガセット(11) : 溶接1が正しく作成されない問題が修正されました。

支柱サイドプロファイル(86): 以前は、[ ボルト ]タブの[ 長孔 ]オプションが正しく機能していない問題が修正されました。

部分剛性エンドプレート(65) : 冷間圧延プロファイルではコンポーネントが正しく機能しなかった問題が修正されました。

[ スチフナーエンドプレート(27) ]: コンポーネント内の溶接がそれぞれ個別の片面溶接として作成されていたため、図面上で溶接マークが多く作成されてしまう問題が修正されました。

シンプルシアープレート(35):  ノッチ半径が誤って適用されてしまう問題が修正されました。

サイドレールサポートUltraZED(40): 傾斜SRSストラットのモデリングエラーが修正されました。

Trimble Connector: Trimble Connectプロジェクトからフォルダーが削除されたときに、フォルダーが自動的にデタッチされない不具合が修正されました。

Tekla Structural Designerにエクスポート: エクスポートされた山形鋼の梁がTekla Structural Designerで正しく配置されるようになりました。 これまでは、Tekla Structural Designerでの水平方向の配置とオフセットの方向が間違っていました。

点群: 点群が機能しなくなることがあった問題が修正されました。

IFC4エクスポート: IFC4ファイル ヘッダー内の元のシステムとプリプロセッサ バージョン行の順序が、buildingSMART標準の要件に準拠するようになりました。

Trimble Connect: 以前は、長穴を含む部品を .tekla ファイルとして Trimble Connect にアップロードすると、ワッシャーやその他の長穴に関する情報が欠落していました。 この問題が HOLE は修正されました。 孔、ナットそしてワッシャーについて接頭辞付きボルトのプロパティがアップロードされるようになりました。

Tekla Structural Designerからのインポート: Tekla Structural Designerで適用された配置オフセットを含まれた柱の始点と終点を使用して、パイルキャップの正しい位置が決定されるようになりました。

これまでは、Graphiteライセンスでは、[すべての部材]オプションでDSTV形式でNCファイルをエクスポートできませんでしたが、この問題は修正されました。

点群: [点群をアタッチ] ダイアログ ボックス上の点群URLの入力フィールドで、大文字と小文字の両方がサポートされるようになりました。これまではTekla Structuresの URLパスが小文字に変換されていました。

IFC2x3エクスポート: 表面処理のエクスポートが次のエンティティでサポートされるようになりました。
  IfcBeam
  IfcBuildingElementPart
  IfcBuildingElementProxy
  IfcColumn
  IfcDoor
  IfcFooting
  IfcMember
  IfcPile
  IfcPlate
  IfcRamp
  IfcRoof
  IfcSlab
  IfcStair
  IfcWall
  IfcWallStandardCase
  IfcWindow

図面のエクスポート: 詳細オプションXS_EXPORT_DRAWING_TRY_TO_KEEP_LOCATIONが、コンテナビューを持つ図面で正しく機能するようになりました。

鉄筋セットの照会時に、鉄筋セットの [ 総重量 ] の値が、同じ鉄筋に表示される [ グループの総重量 ] の値と大きく異なることがありました。鉄筋セットがIFCファイルとしてエクスポートされ、Trimble Connectで検証された場合、また鉄筋セットがオーガナイザーで提示される場合、
[ 情報 ]ダイアログボックスには、オーガナイザーおよびTrimble Connectと同じ総重量が表示されるようになりました。

図面2Dライブラリ: 寸法 セットを処理するための適切なサポートが追加されました。

断面図と詳細ビューのラベル変更: ラベル変更ツールを使用して断面図または詳細ビューのラベルを変更した際に、ツールが機能しなくなる問題が修正されました。

展開ビューで短縮表示を使用し、XS_DRAW_BENDING_END_LINES_IN_UNFOLDINGをTRUEに設定した場合、図面上で曲げ端部線を表示すると、線が正しく表示されない問題が修正されました。

ドキュメント管理: マルチナンバリングを使用して既存の図面からマルチ図を作成するときに、正しい図面マークを表示するにはドキュメント管理 を再オープンする必要がありました。 この問題は修正され、マルチ図の作成時にドキュメント管理 に正しいマークが表示されるようになりました。

折れ梁で最後の参照点が3点を通る円弧で角処理として定義されている場合、曲げ線が図面内の正しい位置に表示されない問題が修正されました。

[ドキュメント管理] で選択したマルチ図から部材を選択すると、ボルト接続されているが、図面上では表示されていない部材についても選択できしまう問題が修正されました。

図面の[ ビュープロパティ ]ダイアログボックスが、初めて開いたときにキャッシュされるようになり、Tekla Structuresセッションで再度開く際には、より早く開くようになりました。

寸法: 図面で短縮表示をオンまたはオフにした際の、手動で追加した既存の寸法の動作が改善されました。

図面内のカスタム色: パレットを閉じてから再度別の色を選択するために開いたときに、カラーパレットの名前が正しく更新されない問題が修正され、カラーパレット名は常に正しく表示されます。

一般図の現場打ちコンクリートマークの色: 一般図プロパティで現場打ちコンクリートマークの色を期待どおりに保存および読み込むことができるようになりました。

マルチナンバリングとマルチ図が再び機能するようになりました。
マルチ図に製品図を追加したときに、 ドキュメント管理 で単品マークと製品マークが正しく表示および更新されませんでした。
マルチ図の作成後に再ナンバリングを実行した場合、製品図は古くなり、数量がゼロになり、モデル オブジェクトに対する継手・仕口が失われます。 モデル内の製品マークは正しいのですが、図面リンクが壊れていたため、[ナンバリングの修復]コマンドを使用しても修正されませんでした。 この問題は修正され、マルチナンバリングとマルチ図が正しく機能するようになりました。

図面カラーパレット: 以前は、カラーパレットファイル名にピリオドが含まれている場合に(My.Blue.Palette等)、ファイル保存ができませんでした。 さらにパレットを編集して再度保存しようとすると、未処理の例外が発生しました。カラーパレットファイル名でピリオドを使用できるようになりました。

図面ビュー プロパティにて、隣接部材の陰線の線色の保存とダイアログに読み込みができるようになりました。

企業フォルダがネットワーク ドライブ上にある場合でも、一般図を開く速度が改善されました。

製作図: 破損した製品から製作図を作成すると、Tekla Structuresアプリケーションエラーが発生することがありました。 この問題は修正されました。

図面ビュープロパティファイルで、名前に「#」文字が含まれる寸法プロパティファイルが使用されている場合、プロパティパネル上でビュープロパティファイルを保存した際に、寸法作成ルールが初期化されてしまう問題が修正されました。

XS_PLUGIN_DEVELOPER_MODEプラグインを使用し、新しいドメインでプラグインをロードまたはアンロードすると、Tekla Structuresが機能しなくなる問題が修正されました。

鉄筋セット: 以前は、[点入力 ]コマンドを使用して鉄筋セット を作成するときに、[ 数値位置の入力 ] ダイアログ ボックスを使用して 鉄筋セット内の最初の点の位置を入力することができませんでした。 鉄筋セット最後の点の位置は入力できました。 この問題が修正されました。

鉄筋セット: 2つの鉄筋セットをオーバーラップからオーバーラップしないに変更したときに、鉄筋セット レイヤー番号とオフセットが正しく処理されない問題が修正されました。

ダイアログボックスなしでオブジェクトをコピーすると、最後のコピーの中間寸法が表示されていました。 この不具合は修正され、コピーは以前のバージョンと同じ方法でTekla Structuresが機能するようになりました。

干渉チェックマネージャ: 干渉チェックの結果で鉄筋セットおよび鉄筋グループのオブジェクト名が正しく表示されなかった問題が修正されました。

BCFトピック: 以前は、Tekla 書き出し後、またはTekla Model Sharingモデルでベースラインが作成された後、ファイルが自動的にTrimble Connectにアップロードされた場合、Tekla StructuresでBCFトピックを作成しても、トピックにビューが自動的に追加されませんでした。 この不具合は修正されました。

a.tekla ファイルがTrimble Connectプロジェクトに初めてアップロードされた場合は、[ 書き出し ] または [ ベースライン作成 ] コマンドを使用した後 、変更を再度書き出す必要があります。 a.teklaファイルがアップロードされると、 モデルのID情報を持つ.xml ファイルがモデルフォルダに作成されます。
 

BCFトピック: 参照モデルとしてTekla Structuresモデルに追加されたサードパーティのIFCファイルを操作するときに、IFCファイルからBCFトピックにオブジェクトをリンクできるようになりました。 リンクされたオブジェクトは、[BCFトピック] サイド パネルの [モデル] タブの [モデル オブジェクトの表示] をクリックしてモデル 内で視覚化でき、リンクされたオブジェクトはTekla Structuresモデルまたは3Dビューアーで強調表示されます。
 

BCFトピック: マークアップまたは計測リストですでに選択されているオプションをもう一度クリックすると、リストが閉じるようになりました。

これまでは多くのグリッドを含むモデルを操作しているときには、Tekla Structuresが多くのGDIオブジェクトを使用していたため、Tekla Structuresが機能しなくなる可能性がありました。 この不具合は修正されました。

BCFトピック: Tekla Structuresで参照モデルとして追加されたIFCファイルのワークフローが改善されました。 Trimble Connectで作成され、Tekla Structuresに読み込まれたBCFトピックビューでは、トピックビューの保存時に選択されたオブジェクトが強調表示されるようになりました。 

ビューをTekla Structuresに保存すると、選択したオブジェクトが記憶され、次にビューがTekla Structuresに読み込まれたときにハイライトされます。 Tekla Structuresで作成されたBCFトピックを操作する場合、選択したオブジェクトの強調表示はTrimble Connectではまだサポートされていないことに注意してください。
 

BCFトピック: Tekla Structuresで参照モデルとして追加されたIFCファイルのワークフローが改善されました。 Trimble Connectで作成され、Tekla Structuresに読み込まれたBCFトピックビューでは、トピックビューの保存時に非表示になっていたオブジェクトが非表示になります。 

ビューをTekla Structuresに保存すると、非表示のオブジェクトが記憶され、次にビューがTekla Structuresに読み込まれたときに非表示になります。 これは、 オブジェクト表現 設定を使用して非表示になっているオブジェクトに対して機能するようになりました。 なお、Tekla Structuresで作成されたBCFトピックを操作する場合、オブジェクトの非表示機能はTrimble Connectではサポートされていないことに注意してください。

直接変更がオンの場合に、ディテールが含まれたポリゴンプレートとスラブの選択操作が最適化されました。

BCFトピック: マークアップまたは計測ドロップダウンリストで、前のコマンドを中断せずに新しいコマンドを選択すると、新しいコマンドがアクティブになるようになりました。

DirectXレンダリングが使用されている場合で、部材を配置すると、部材形状が正しく表示されないことがある不具合が修正されました。

[断面の変更] ダイアログ ボックスでプロファイル断面の再修正および更新ができるようになりました。

Tekla Structures 2024以降のバージョンをTekla Structures 2021以前、Tekla Structures 2023 SP4以下、または2022 SP10以下と同時に使用することはできませんでした。 この問題は、2024 Tekla Structuresに修正されました。Tekla Structures 2024がWindows更新を処理する方法を改善するための変更も加えられました。

Tekla Model Sharingでフローティングライセンスを使用した際に、共有モデルを開いた時点でライセンスシートが予約されていました。 現在、ライセンスシートは、読み込みや書き出しなどのTekla Model Sharingでの操作が開始された場合に予約されます。

TSEPパッケージインストーラーは、来年より非推奨となる署名テクノロジの関係から、未署名のTSEPパッケージに対する警告が表示されなくなりました。 この変更によって、クラウド サービスからのTSEPインストーラーの作成、インストールおよび将来の新しい署名テクノロジの利用も可能になりました。

Bridge creator: 補助線またはポリゴンプレートを利用した断面平面が作成できるようになりました。

リボンのコンテキスト タブについて、スクロール バーなしで全てのコンテンツが表示されるようになりました。

画面設定を切り替えた後に、Tekla Structuresのメインウィンドウが表示されなくなってしまうことがあり、この場合、表示されている画面領域にメインウィンドウを表示する手段がありませんでした。 この問題は修正され、Tekla Structures保存されているウィンドウの位置とサイズをチェックし、それらが可視画面領域の外にある場合は無視されるようになりました。

DSTVからDXFへのコンバーター:選択された変換する側面オプションに関係なく、マーキングを適切に作成するようになりました。