例: オーガナイザーを使用してモデリングおよび計画を追跡する
オーガナイザーを使用して、特定のプロパティが設定されたオブジェクトをハイライトできます。この機能は、詳細設計者や建設業者など、モデリング時や計画時に異常をチェックする必要があるユーザーにとって役立ちます。
例: オーガナイザーを使用した鉄筋の長さの追跡
この例では、ストックの鉄筋の最大長が12 mです。したがって、モデル内のすべての鉄筋が12 m以下であることが必要です。オーガナイザーを使用して、長さが12 mを超える鉄筋を追跡できます。
考えられる他の使用例
鉄筋が含まれた参照モデルをチェックすることもできます。この例では、Tekla StructuresでIFCモデルが作成されています。
- まず、次の図のようにフィルターを作成します。 をクリックしてフィルタータイプをオーガナイザーに設定します。
- 次に、このフィルターを使用して新しいカテゴリーを作成します。
- カテゴリーに参照オブジェクトを含めることができるように、参照モデルが再分割されていることを確認します。
他のソフトウェアで作成された参照モデルがある場合、フィルター用の文字列を簡単に見つけるには、[情報]コマンドを使用します。オブジェクトを選択し、右クリックします。[情報]ダイアログボックスで目的の文字列値を見つけます。値をコピーし、フィルターダイアログボックスにプロパティとして貼り付け、プロパティ名の前にEXTERNAL.を追加します。
例: オーガナイザーを使用した参照モデルからの重すぎるプレキャスト要素の追跡
選択フィルターを作成して、オーガナイザーのプレキャスト要素の重量を追跡できます。
- 新しいカテゴリーを作成します。
- プレキャスト要素の重量を追跡するフィルターを作成します。
- カテゴリーとフィルターを作成したら、カテゴリープロパティのルールに適切なフィルターを追加し、カテゴリーを保存します。
これと同様のプロセスをTekla Structuresオブジェクトに使用して、たとえば、1つのフィルターを使用して鉄骨製品とキャストユニットの重要の両方を追跡することもできます。そのようなフィルターの例を示します。
このフィルターでは、13トン未満の鉄骨製品とコンクリートキャストユニットがすべて選択されます。メイン製品の重量を取得するには、階層レベル属性が必要です。
例: オーガナイザーを使用したさまざまな重量を追跡するための重量グループカテゴリーの作成
オーガナイザーでさまざまな重量を追跡する選択フィルターを作成できます。
例: オーガナイザーを使用したコンクリートの大きい体積の追跡
モデル内の体積が誤って特定の上限を超えている場合があります。このような上限として、1日の現場打ちコンクリート部材の割合や搬入率などがあります。オーガナイザーを使用して上限を追跡できます。